大学JAPANの寸評[ドラフト話2026]

2026.7.12(日) 

日本 10x-0 韓国 台中 

「ワールド・カレッジ ベースボール・チャンピオンシップ」という長い名前の大会が台湾で始まりました。

詳しいことはてめえでご確認ください。要するに大学JAPANの国際試合です。

 

寸評

私はたまたま日本vs韓国戦を見たので、出場選手の個別寸評を書きます。打順別に参ります。

1.二塁 岡田啓吾(明治) 4打数3安打1打点

私が注目していた右投げ左打ちの二塁手。50m5秒6という評判の割には足の速さは 普通 でしたね。

いやまあ速いよ。普通に速い。しかし普通の速さ。阪神で言えば中野拓夢くらいかな。福島圭音を見た時のような衝撃はなかった。

守備機会は少なく印象にない。打撃も3安打してますが、2回裏1死1塁で送りバントさせられてました。

監督のサインとはいえ、「その程度の信頼度なのか」と少し寂しかったです。チームの顔とかキャプテンではないのでしょうね。ドラフト3~4位級かなという印象です。

 

3.中堅 榊原七斗(明治) 5打数5安打4打点

左投げ左打ちのセンター。守備は見ていないが打撃で活躍。173cmのわりにパワーがある。丸佳浩の若い頃に似てる。

外見よりもパワーがあり、イメージよりも三振が多い。身長の割に意外と3番バッタータイプのようだ。ドラフト1~2位級。

 

4.捕手 渡部海(青学) 3打数1安打1打点

私はこの子を見るためにこの試合を見た。黒田博樹が始球式をした時に受けたのが渡部海。態度がやや不遜で、無知で無邪気なだけなのでしょうけど、ちょっとカープの平川蓮のような態度に見えました。良く言えば大物にビビらない。悪く言えばクソガキ。

守備はワンバウンドをポロポロポロポロ。スローイングも普通。噂ほどの強肩ではない。

ただスリムで筋肉質な体つきは昔の捕手のイメージではなく、俊敏な黒ヒョウのような野性味を感じる。足は遅そうですが体つきは野間峻祥のようでした。

打撃はガタガタで打てそうにない。当たれば飛ぶとのことなので、若い頃の新井貴浩を思わせる。渡部海はドラフト2~3位級。素材型。

 

6.遊撃 山里宝(亜大) 3打数2安打2打点

打撃ではこの子の打撃が一番良かった。コンパクトでチャンスに強そうだ。

錚々たるメンバーの中でショートを守った割には守備範囲も肩も普通でした。宮本や井端のような技術型のショートになるか、それとも早い時期に二塁コンバートされそうな感じ。ドラフト4~5位級。右投げ右打ちで長打はない。足はそこそこ。

 

8.三塁 中山優月(大商大) 3打数1安打0打点

この試合ではポテンヒット1本だけでしたが、非常にきれいな打撃フォームに目を奪われました。常葉橘の庄司隼人を見た時にも感じましたが、中山優月は「美しい打者」です。

しかも庄司と同じで彼も投打の二刀流らしい。右投げ左打ちで最速152km。ただし3年生のため、今年のドラフトでは指名できません。

 

先発投手 鈴木泰成(青学) 6回1安打14奪三振

韓国が弱いというよりも、鈴木泰成がそれなりのボールを投げていました。150~152km。変化球はスライダーとフォーク。

コントロールは甘かった。その点は韓国打線にも助けられました。

この子が14個も三振を取るので、大学JAPANの守備機会を見ることができませんでした。捕手の渡部はたくさんポロポロしてました。

鈴木泰成は完全にドラフト1位級です。競合もあり得る。中日の中西レベルの先発投手になるでしょう。馬力がありそうなタイプで、澤﨑俊和のような完成度はない。黒田博樹のようにプロで伸びるタイプでしょう。

 

総評

今年の大学JAPANは総じて おとなしい イメージ。

何年か前の五十幡亮太とか2年前の西川史礁のような個性派がいない。

私が注目していた立命館の有馬伽久(4年)と、関大の百合澤飛(3年)は共にメンバー洩れでした。

 

6月の大学選手権の時にも書いたけど、勝利至上主義って言うのかな、4年生エースが相手チームの2年生ルーキーに3球続けてチェンジアップを投げるのはいかがなものかと思うのですよ。※参考記事

一発勝負のトーナメントで遊んでるヒマなどないという理屈もわかりますけど、ならなんで慶應の4年生が早稲田の2年生をチェンジアップで打ち取って吠えなきゃならないのか?

慶應高校のエンジョイベースボールの子たちが今、慶応大学3年生で中心選手になってます。

 

今年の大学JAPANには野球をエンジョイしている「いい子ちゃん」が多いです。

その点、高校生には個性的な「やんちゃ坊主」が多そうに感じます。

山梨学院・菰田陽生(こもだ はるき)二刀流 右右

横浜高校・織田翔希(おだ しょうき)投手 右右

高岡第一・前田侑大(まえだ ゆうだい)投手 左左

九州国際・牟禮翔(むれ しょう)中堅手 右右

 

大学JAPANの選手は総じておとなしい。ほぼ全員が 素材型 ですよ。

どうせ素材ならスケールのでっかい高校生をドラフト指名しましょうよ。

メジャー志向と言ったって、どうせ1位候補は全員メジャー志向ですよ。臆せず行こう。

 

青学・渡部が人気な理由がずっとわからない。

青学・渡部だけは3年生の時からじっくり見てる。打撃も荒いし、守備も荒い。肩もAだけど特Aではない。

2~3年後に7番か8番でレギュラーを取るキャッチャーだと思います。ドラフト2~3位なら値打ちですが、1位で行くのは 愚かだ と思います。

ましてや競合なんかしたら目も当てられませんよ。

 

私は「ダルビッシュや涌井より、秋田商業の佐藤剛士が上だ!」と言った男です。マジで高2の時は佐藤のタマが一段上だったんですよ。マジですよ。※参考記事

ドラフトに絶対はありませんが、私はカープが立石と宗山に行く時もやめとけと言いました。あまり言いたかありませんが、栗林の時もやめとけと言いました。※参考記事

 

今年は高校生がいいんじゃないかなあ。

カープは横浜高校の織田君をマークしているらしいが、実は横浜高校から直接カープに入団した選手はいません。建さんも下水流も大学経由。横浜高校ダイレクト指名はカープの歴史上一度もないのですよ。

ちなみに早稲田実業や大阪桐蔭のダイレクト指名も一度もありません。

ま、歴史なんて 塗り替えるためにある んだけどさ。

 

本日のゲームプラン

岡本駿vs石田

カープキラーの石田は右横手投げ。

私が絶賛している1~6番固定打線。新井はアッサリいじってきそうだなあ。笑

二塁勝田はいいとして、2番勝田はやりすぎだ。勝田は7番か8番で行け。1番平川とか4番泰で懲りてるだろ、新井よ。2番をいじるなら大盛でよい。

 

問題は6番一塁である。

佐藤啓介も使いたいのだが、カープが上を目指すには打順の固定が必要だ。田中広輔もノムケンチャンネルで同じことを言ってました。※ノムケンチャンネル

そうだ! 啓介を2番セカンドで使えばいいんだよ。その手もあったぜ。

普通に2番キクでもいいけどね。

 

要するに理想は1~6番の固定。1番2番は固定が難しいかもしれないので、せめて3~6番の固定は必須。

5番小園はイヤですが「モンテロの前」と考えると小園が適任かなという気もします。

とにかくカープはモンテロを育てろ。「打てないから出さない」では四番は育たない。

藤井彰人もその昔「真のエースと四番を育てる」とか言ってなかったか? なんでお前まで新井のポジコロに付き合っているのか。※デイリー

  

阪神の佐藤輝明も去年いきなり40発打ったわけではありません。

佐藤輝明が40発打つまでに 5年 かかりました。阪神は佐藤を使い続けて5年目に花を咲かせました。

さっきの栗林の関連記事の中で私は

「佐藤輝明君は5年かかる」

と書いています。5年かかるんですよ、ほとんどの選手はね。

 

だからファビアンとモンティを5年かけて育てよう。既に1年半経ったから、残り3年半ですよ。だからポジコロするんじゃねえと言ってるんだぞ、新井よ。

明日の先発が斉藤優汰なので、今日は勝っておかないとマズい。これも一つのチームプレイ。

だからポジコロと守備緩めするなよ、新井よ。


おしまい
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ありがとうございました。

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