永川勝浩と遠藤淳志が静かにスゴい

2021.2.6(土)

コザしんきんスタジアム(沖縄市)

キャンプ第2クール初日。

森下がマエケンスライダーを投げたとか栗林がフォークを投げたとか、クロンが150m弾とか、まあ既報通りで知ってる話の再確認です。

昨日の解説者は天谷宗一郎。甘い声で外野守備を語ってくれたのが個人的にはツボでした。


 

1鈴木誠也と10ケビン=クロン

今日も飽きずにキャンプレポートをやります。

鈴木誠也がマスコットバットでランチ特打に登場。クロンとホームラン競争をして敗れた模様です。クロンは普通のバットでした。

誠也と佐々岡と倉義和はこのキャンプ中ずっとマスコットバットです。誠也の意図は「強く振る」でしょう。

西田真二のようなおかしな一本足打法を第2クールも続けています。バットをV字に振り抜く感じは柳田打法にも似ています。

「今年はホームランも打ちたいのかな?」と勘ぐっていますが、誠也のことですから試合になれば何をするかわかりません。まあ信じて付いていくだけです。

クロンは第1クールの右打ちをやめ、この日は本当に自由なフリースイングをしました。

やはり当たれば飛びます。マシンの球ならいくらでも場外に放り込めそうです。外野のネットはあと10m高くしないと沖縄市民が危険です。

 

66遠藤淳志、67中村祐太

昨日の記事に入れ忘れました。

第1クールで目立った人。

遠藤淳志と中村祐太もメチャクチャ状態が良い感じです。

遠藤は落ち着いている。表情も投球フォームもものすごく安定しています。

去年後半の「何かを掴んだ感じ」が続いているのでしょう。

遠藤の「掴んだ感じ」は「ストレートのコツ」だと思います。誰か遠藤に聞いてきて。

遠藤の真っ直ぐは「しなやかさ」と「ノビ」が特徴でしたが、それが昨年10月にアツのミットを突き破りそうな強さを伴い始めたのですよ。

今年もそれが続いているんでしょう。

体も大きくなり身長も1cm伸びたとか。

いやあ、案外森下を喰うかもしれませんよ。遠藤が最多勝とか最優秀防御率とか。

まあシーズン通した安定感はまだ森下が上かな。でも1試合だけならノーヒットノーランとか18奪三振とかとんでもないことをやりそうな気もするな。爆発力は遠藤が上かもしれません。

 

67中村祐太もめちゃくちゃ落ち着きと貫禄を感じます。

昨年8試合で3勝4敗なだけなんですが、何なんだこの自信に満ちあふれた感じは。

昨年は8試合で46回を投げました。平均6イニング、ERA2.31。

この数字で天狗になったわけではなく、祐太は「1年間ローテで回るコツ」を掴んだのではないでしょうか。「中6日のコツ」と言うか「打者3巡目を抑えるコツ」と言うか。

昨年の祐太は「初回先頭打者から三者連続ホームラン」で開幕しました。

あの時ブーたれた人も多かったですが、私は「祐太いいじゃん」と記事にしました。

三者連続ホームラン打たれた試合で私は「中村祐太は今季3勝する」と書いています。スゴいっしょ。笑

現時点で遠藤と祐太はかなり開幕ローテに近い位置にいます。

遠藤は当確100%かもしれない。祐太は80%くらい。

いよいよ栗林は後ろか・・・

 

74永川勝浩

永川もこのキャンプよく目立っています。

桑田より永川の方が雰囲気が良いです。

選手とよく話してよく笑っています。

今年の一軍は横山がベンチで永川がブルペン。ブルペン永川はとてもいいんじゃないですかね。兄貴分だし。

3連覇の時にも「永川選手がブルペンにいると安心できる」ってザキかいっちーが言ったことありました。

河田、玉木に加え永川もイイです。永川も東出世代でまだ若いです。


おしまい
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ありがとうございました。

-雑感