こないだ巨人の育成選手が支配下契約されて、その投手に 背番号25番 が与えられました。
言うまでもなく背番号25番は去年まで岡本和真がつけてた背番号です。育成選手は岡本和真に電話をかけて、
「僕みたいな選手がすみません」
とわざわざ謝ったそうだ。野球界は色々めんどくさいな。新聞によると岡本和真は爽やかに了解したそうです。
なぜこんなめんどくさいことが起こったかというと、球団が よい背番号を温存する からなんですよね。
巨人の場合は空き番号が25番と55番しかなかったらしい。
他人事ではない
阪神タイガースも育成投手に背番号31番を与えたことがあります。オフにすぐ変更となりましたが、一瞬だけ育成あがりの投手がミスタータイガースの背番号を背負いました。
この育成選手・背番号問題はカープにとっても他人事ではありません。
カープは今年の7月31日に3年目の杉田健と支配下契約を交わしました。背番号は50番となりました。
カープは育成から支配下契約を交わした選手には背番号90番台を与えてきました。今年5月に支配下契約した名原典彦の背番号は92番でした。
そしてこのタイミングでカープの90番台の背番号が無くなりました。
90三好コーチ・91迎コーチ・92名原・93前川・94啓介・95モンテロ・96奨成・97貴浩・98辻・99二俣
カープの支配下選手は現在68名。
空き背番号は00・1・2・6・12・23・40・55・79・88
阪神や巨人のようにカープの育成選手がいきなり背番号1番や背番号2番を背負うことはなさそうですが、それにしてもけっこう良い背番号しか空きがありません。
まさか背番号が惜しくてモイセス=ラミレスや河野佳を支配下に昇格させなかったわけではないでしょうが、もし70人枠を目いっぱい使っていたとすればどの背番号を与えていたでしょうね?
「79と88でいいじゃん!」
と思う方もいらっしゃると思いますが、79番は緒方孝市、88番は山本浩二が監督時代につけた背番号なので、9番や8番ほどではありませんが、なかなか 荷が重い背番号 なのですよ。
今年のドラフト
巨人と阪神の場合はどんくさい運用となりましたが、いい背番号を簡単にルーキーや外国人に与えて、上原浩治や藤川球児が球団に復帰した時、彼らの背番号をすぐに渡せなかったという事例もありました。
上原浩治には半年間背番号11番で戦ったシーズンがありましたし、オフに19番に戻す時には菅野智之が長年つけていた19番が18番に変わりました。
カープの場合は新井貴浩が1年間だけ28番で戦ったことがありましたが、私は新井がずっと28番をつけりゃいいと思ってました。鉄人28号みたいで似合ってましたから。
森下暢仁が鳴り物入りで入団した時も、背番号11番と18番が空いていました。私は「11番がよい」とブログに書きましたが、興奮した佐々岡真司はルーキーの森下に18番を与えました。※参考記事
今年のオフ、前田健太が楽天に入団したこととこの話は全く無関係ですが、もしNPB11球団が前田健太にオファーしなかった場合、カープは当然前田健太の骨を拾っていたはずです。その時の背番号はどうするつもりだったのか? 私はたぶん11番を予定していたと思います。齊藤汰直の背番号は未定の段階でした。マエケンがカープに来ていれば齊藤汰直は12番か23番だったのではないか?
今年のオフもドラフトがあって、カープは二遊間の選手をたくさん指名すると思いますが、背番号温存はいつまで続くのか?
今年の成績で、背番号がひとケタに昇格する選手はいるのか?
候補者たち
クビになって背番号が空く選手の話は今日は一旦置いておく。
今年は激動の1年で、ゾンビたばこは大した問題ではありませんが、新井野球の崩壊で借金20。これは選手にも大きな影響を与えます。
新井野球が弱い理由はゾンビたばことは無関係。主力打者を次々にポジコロして、守備要員をスタメンに続々と並べるのですから試合に勝てるわけがありません。必敗法です。
で、10月に新井の更迭は濃厚。いいヤツだったのに非常に残念です。
背番号25番も空きますが、新監督次第ではオフの戦力外が10人どころでは済まない可能性もあります。ラミレスと杉原望来も支配下確実ですし。
そうなると背番号1・2・6番と79・88番をいつまでも温存できません。背番号1番と79番はどちらが重いか、なかなか微妙な勝負です。88番はもっと微妙です。山本浩二の最後の背番号は結局8番でしたから、88番はそれより軽いっちゃ軽いです。
カープの背番号が窮屈なのは、レギュラーに近い選手がいつまでも大きな背番号を背負っているからです。
例えば 名原典彦 ね。彼もタイプ的に背番号を軽くしてあげたい。
ところがさすがにいきなり背番号1番というわけにもいかない。一軍で活躍したのはまだ4ヶ月ですから。
小園海斗に1番を与えていれば、名原の背番号が5番という可能性はありました。ないか。笑
プロ4年目の坂倉将吾が期待を浴びて背番号61番→31番になったのは2020年のオフでした。石原慶幸の引退と同じタイミングでした。
坂倉パターンで名原も93番からワンクッション50番台の背番号に代わるというパターンもありそう。
他にも 中村奨成・辻大雅・二俣翔一 も背番号若返りの有力候補。
中村奨成には去年オフのタイミングで背番号2番を与えるべきでした。あの時2番を渡していれば今年も春から活躍できていたと思います。打撃の調子も最近ようやく上向いてきました。もう一軍に上げてもよいでしょう。
辻大雅は今年最も成長した選手の一人。最近はちょっと四球を出していますが、そんなことはちっちゃなことです。辻大雅には背番号23番あたりが似合いそうです。
そして二俣翔一。彼の99番も似合っていてとてもカッコいい。引退まで99番も悪くありませんが、誰かに背番号1番を渡さないといけない時が来れば、私は小園海斗か二俣翔一がいいと思います。
意外な候補
「小園が1番? 小園は5番をもらったばかりじゃないか」
そう思われるのも無理はありません。私も小園は引退まで5番で構わないと思っています。
しかし例えば名原典彦は何があっても背番号1番を背負えませんが、「背番号5番なら今すぐ背負える」ような気がしませんか? 私はします。
同じように背番号2番も中村奨成なら今すぐ背負える気がします。新井がアホだからそのタイミングを失ってしまい、今年のオフ2番に変えにくくなりました。今すぐ昇格させて、残り2ヶ月で打ちまくればワンチャンあるかも。
意外な候補者の中に私は 坂倉将吾 もいると思います。坂倉将吾の背番号がこのオフに変更となる可能性がある。
理由は坂倉が国内FA権を取得したからです。43番の島内も変わる可能性が高いですが、投手用の背番号は残り少ない。
カープは代々FA権を取得した選手に「いい背番号」を与えてきました。九里亜蓮とか西川龍馬とか。
一軍で活躍した選手だからFA権を取得できます。そしてFA権を取得できるほど活躍した選手だから当然背番号も若くなります。
とはいえカープ球団のやり方は 非常に露骨 で、九里亜蓮などはFA権を取得するシーズンにわざわざ背番号を12番から11番に変えています。
九里は爽やかに喜んでいましたが、福井優也の退団以来11番は2年間も空いていたのですよ。FAイヤーに与えるくらいならもっと早く渡してほしかったし、FAイヤーにはもう九里亜蓮はカープのエース格でした。最多勝を獲ったのはFAイヤー&背番号11番のシーズンでした。
カープは貧乏なので、FA選手を引き留める手段が監督や同僚からの慰留。具体的に言うと電話や夕飯。
そしてもう1個の大きな慰留が 背番号の変更 です。いい番号をあげるからカープに残ってと意思表示するもの。下心丸見えで私は大好きです。スケベな男が好きな女に土下座するミジメな姿に似ている。カッコ悪くて大好きです。
その理屈で行くと、カープは今年も 坂倉将吾 に背番号の変更を提示する可能性があると思います。
具体的には 2番 とか。1番や6番をつけたキャッチャーもいましたけど、私はいまいちピンときません。きょうび背番号2番のキャッチャーもピンときませんが、10年ポジコロされ続けた坂倉を引き留めるには、背番号変更がカープ最大の誠意となるのではないか?
坂倉には全く通用しない可能性も高いが、坂倉が師事する鈴木誠也の背番号1番を与えてもいいと言えば、坂倉の心も動くかもしれません。ま、坂倉の場合は逆に「誠也さんを軽く見ないでください」と怒らせるかもしれないが。
とにかく坂倉の背番号31番は良く似合っている。私は最後まで31番でカープで引退してもらいたいと思っているが、それ以上に坂倉にはもう一度 キャッチャーで活躍してもらいたい と思っているので、カープを出て行かれても何も文句は言えません。
坂倉は坂倉でカープをまだ一度も優勝させていないので、九里や龍馬みたいに「権利を行使せず1年契約」あたりで落ち着く可能性が最も高いと思っていますが、カープが今年のドラフトでアホなキャッチャーを1位指名するようだと予断をまだまだ許しません。
まとめ
2026年シーズン、カープで飛躍した選手は少ない。名原・持丸・辻大雅・岡本駿・玉村昇悟。
鈴木健矢・石原貴規・斉藤優汰・遠藤淳志・菊地ハルンなどは元々いい背番号なので変える必要は薄いかもしれません。
テイラー=ハーンは外国人なので、若い背番号よりむしろ68番の方が好みかもしれない。
投手はいい背番号があまり残っていないんですよね。
ひょっとすると今オフに はく奪 される投手が出るかもしれません。
誰とは言いませんが、某青山学院とかね。
25番も選手に与えにくくなりましたし、00番も与えにくくなりました。
カープは永久欠番が少ない(3つ)ので、阪神や巨人のように育成選手に背番号1番が渡る可能性は低いですが、背番号が00~99番までしか使えないのは窮屈です。
今後もずっと支配下選手が70人で行くという保証もないし、また昔のように100番台の支配下選手を認めるとか、あるいはコーチの背番号を3ケタOKとかにしてほしい。
私は永久欠番がもったいないと常々感じてきました。
ニューヨーク=ヤンキースには永久欠番が 23個 あります。
で、MLBの支配下選手(ロースター)は40人。例えば3Aに落ちた選手の背番号をメジャー昇格したばかりの選手が引き継ぐケースもあるでしょう。
NPBに例えるなら、名原典彦が登録抹消されて他の外野手が一軍昇格した時に、その選手が名原の背番号92番で試合に出るようなものです。実際ニューヨーク=ヤンキースには 同じ背番号の選手 が何人かいるらしい。※yahooニュース
本日のゲームプラン
森下vs才木。
中村奨成の打撃がずいぶん戻ってきました。もう一軍に上げてもいいんじゃないか。
佐々木泰の打撃も良いが、泰のヒットは得点にならない。泰のヒットは外野の前のヒットだからです。奨成のヒットは外野を超えるようになってきました。
泰を使うなら7番か8番なんですが、新井は6番で使います。これじゃヒットが増えて得点が入らない。
素人が泰を1~2番で使えと言っている。
これは 一理ある と思います。キクより2番適性が高いんじゃないか。
私は泰を一貫して 小窪哲也 に例えてきました。小窪を4番に置く新井には違和感しかありませんでした。
6番小窪もまあまあ良いが、2番小窪はなかなか良い。
新井は泰に送りバントをさせたくないので6~7番で使っています。6~7番は次打者が8~9番なので送りバントをしないのがセオリーです。
新井の野球はチームの勝利へまっすぐ向かっていません。むしろ逆行すらしています。今に始まったことじゃないので、もうツッコみませんが。
昨日誰も抹消していないので、今日福岡にいる奨成をマツダに呼び戻すとは考えにくい。また週明けの月曜日で入れ替えか。
本日のゲームプランは神宮のメンバーで戦う。
6番ライト佐々木泰。8番キャッチャー石原だろう。
森下暢仁は前回7回2失点。今回も地元だしそれぐらいのピッチングを期待したい。
阪神才木の攻略法はファビモンの前に走者を出すこと。
どん底6連敗のカープですが、唯一の明るい材料は新井がファビモンをスタメンで使い続けていることです。そりゃ打ったり打たなかったりしますが、ファビモンまで下げて守備要員を使い始めると才木や村上にノーヒットノーランされますよ。
モンテロが今日もスタメンなら何とか試合にはなります。ホームの分だけ勝率.400を超えて.450くらい勝てます。
モンテロを外して左打者を出すと7連敗が濃厚です。
阪神は昨日も乱闘で盛り上がったらしい。今日も藤川が出てきたらやっちゃるぞ。
私は石原貴規に言っている。森下と佐藤が暴れたらお前が止めるんだぞ、石原よ。