堂林翔太がカープのレギュラーを掴んだ日。8年間も待たせやがって・・・

2020年12月22日(火)

11年目の堂林翔太が1600万→3600万円で契約更改。

8年ぶりに規定打席に到達しキャリアハイをマーク。盗塁17個も立派。

私の計算ではこれで給料倍増の3200万円。

そして球団は「堂林の守備力」も高評価。プラス400万円で合計3600万円也。


 

サード堂林が復活した日

2020年のカープはキャンプとオープン戦で、サードはずっとピレラがメインでした。

オープン戦でサードピレラはエラーを連発。6月の練習試合では4試合連続本塁打のメヒアがサード定着。

6月19日、チームは「1番レフトピレラ、5番サードメヒア、7番ファースト堂林」で開幕しました。相手投手はB今永昇太。

この試合は5対1で勝利しましたが、堂林は4タコでした。

 

第2戦の相手投手はピープルズ。右腕。

去年までの堂林なら左打者にスタメンを譲っていたでしょう。しかし佐々岡と朝山は打撃好調の堂林を右投手相手にもスタメンで起用しました。

んでこの試合の堂林は5打数4安打の大活躍。

決勝のホームを踏んだのも堂林。代打長野の左中間ツーベースで1塁から長駆ホームインしました。

この試合は私も大絶賛した試合です。

「おお左右病じゃない!新鮮!!!」

「これで堂林はレギュラーを掴んだのではないか。全試合出場も夢じゃないんじゃないか」

 

この時、堂林本人も私と同じことを考えていたそうです。

開幕第2戦がターニングポイントでした」(日刊スポーツ)

これがプロ野球界で言うところの

「チャンスを掴む」

って話。

お前は掴んだよ、堂林。

実力で。

 

その後、サードのメヒアが打撃不振に陥いります。

6月27日に故障していた松山竜平がスタメン復帰。

6月28日に私が「打率4割の堂林はサードも守れる」と発言。

7月8日から堂林はサードで先発出場するようになりました。

 

堂林はオープン戦でも練習試合でもサードを守っていませんでした。

公式戦にぶっつけ本番でサードに入った堂林。

 

この試合…

 

堂林は8回裏に…

 

 

逆転満塁ホームランをぶっ放しました。

 

 

 

 

8年間も待たせやがって・・・

 

堂林翔太がレギュラーを掴んだ日

この試合、菊池涼介に守備のミスがありました。エラーではありませんがゲッツーにできるところを1塁セーフにしてしまいました。

そのキクのミスを堂林翔太がバットで救うという人類史上初の快挙でした。

堂林は来年もサードで出場する気マンマンです。

カープのレギュラーのみならずベストナインにすら意欲を燃やしています。

あの堂林がチームを救ってキングになるなんてね・・・

おっちゃんは感慨深いです。

 

この頃、私は誠也と堂林の夢のSD砲が完成したと喜びました。

7月17日に堂林はプロ初の「3番サード」で先発出場しました。

サード堂林は完全に定着。以後堂林はサードで93試合に先発出場しました。ファーストは10試合、レフト2試合、計105試合に先発。

出場試合数は111試合。今シーズンはコロナ禍のため公式戦は120試合でした。

足をケガしたりもしましたが堂林は全試合にベンチ入り。

まあまだ結果を出したのが1年だけですから「レギュラーを掴む日」は来シーズンになるでしょう。

新井貴浩はこういうタイミングでFA移籍しましたが、堂林は大丈夫でしょう。笑

 

来年の堂林は「誠也・森下」とタッグを組みます

堂林ブレイクのきっかけは鈴木誠也のアドバイスだったと言われました。

2020年1月、沖縄の合同自主トレで誠也が堂林に

「右中間をセンターだと思えば良い」

とアドバイスしたそうです。

センター返しならぬ、右中間返しのイメージで行けと。

こうすることで堂林は打席での「待つ時間」が増え、ボール球を見逃せるようになったのです。

 

誠也のアドバイスは実にユニークで合理的でした。

私も長年プロ野球を見ていますが、初めて聞いた理論でした。

過去にあったかネットで調べてみました。

「右中間返し」でググったら1件ヒットしました。

野球ではなくゴルフの話でした。ハハハ。

 

とにかく誠也のアドバイスのおかげで飛躍できた堂林。

あと1年でカープを去るかもしれない誠也もまた、自分の知識と経験を少しでもチームに残しておきたいのでしょうね。

どっちが先輩かとかは一切関係ありません。笑

 

堂林は来月から再び誠也や中神君たちと沖縄で自主トレに臨む予定です。

んでそこには森下暢仁も加わるらしい。

イイなあ、オレも行きたいなぁ。

 

堂林翔太。

来年も勝負の年ですが、今までの勝負の年とはちょっと意味が違います。

鈴木誠也と森下暢仁。

スタン・ハンセンとブルーザー・ブロディ。

どっちが強いかわかんないくらい強力なタッグ。

堂林には来年も強力な味方がついていますよ。


おしまい
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ありがとうございました。

-雑感