坂倉将吾と佐々岡真司の人間関係は大丈夫だろうか?

2022.3.19(土)

ソフトバンク 4-4 広島 福岡D

島内颯太郎(25)→リバン=モイネロ(26)→中﨑翔太(29)。スゴいピッチングでした。3人で打者10人に対し被安打1。奪三振8。

島内には驚かないがモイネロと中﨑には驚いた。モイネロは体重69kgなんですね、一般人並み。ここにつけ込むスキは無いものか。笑

 

しゃべる佐々岡

1番が龍馬、3番が小園。7回島内、8回中﨑を公表した佐々岡。スポニチ

ホンマに心底アホやのう・・・・

負けるぞお前、勝ちたくないんか。勝負師に向いてない無能指揮官。

 

何がいけないか。

全部ダメである。3番小園は許せるが、あとの3つがダメ。

1番龍馬は苦肉の策。開幕カード3連戦だけの奇策なら良いが、借金10まで続けるつもりでしょう。機動力野球の放棄でもあります。

7回島内もダメ。島内は9回です。栗林と競わせるレベル。

 

んで一番ヤバいのが8回中﨑。

コレは非常に心配です。

ザキの顔で抑える日もあるでしょうが、DeNAには掴まる気がします。阪神ヤクルトなら大丈夫。

ソフトバンク森も9回は厳しい。1ヶ月持たないと思いますね。

私はカープの7回8回は普通に森浦・島内でいいと思います。DeNAとの3連戦はきっと打ち合いになるでしょう。8回ザキはちょっぴり怖いです。

 

監督の資質

ここから本題。

朝日新聞の土曜版でプロ野球監督が特集されていました。抜粋記事はこちら

記事タイトルはこちら。

「今こそ!見たいプロ野球の名監督 頭脳で、情熱で、勝利へ導く」

あなたがその采配をもう一度見たい名将は誰ですか?

投票結果
1位 野村克也 713票
2位 星野仙一 493票
3位 仰木彬  332票
4位 川上哲治 324票
5位 長嶋茂雄 256票
6位 落合博満 239票
7位 古葉竹識 223票
8位 王貞治  216票
9位 広岡達朗 173票
10位 西本幸雄 163票

 

納得の顔ぶれです。「もう一度見たい」という設問ですから「二度と見られない人」が上位に入りやすのかな?

実は私は野村克也をそれほど高評価しておりません。

何しろ私の嫌いなデータ野球の先駆者ですから。笑

通算勝率も大したことないし、南海監督とヤクルト監督の間には13年の空白期間がありましたし、その13年間のテレビ朝日「ノムラスコープ」が本当につまらなかった。←個人の主観です。

スポニチの記事には「ノムさんの予想がズバズバ的中した」とありますが、実際はそんなでもありませんでした。断言します。ノムラスコープはそんなに的中してませんでした。だって私、毎日見てたもん。予想が外れてアナウンサーが困ることのほうが多かったよ。笑

 

ノムさんのスゴいところはデータ野球よりむしろ選手の心理や特長を見抜くハート野球のほうでした。令和の今、高津監督や新庄監督が選手を守り、選手に寄り添う野球をやっていることがノムさんの教えじゃないか。野村再生工場、入来智、田畑一也、遠山昭治、山崎武司。

対マスコミには敵味方問わずボヤきまくったノムさんですが、実はチーム内では

「お前はベースランニングを鍛えろ」

「シュートを覚えたら一軍で使ってやる」

などと言って控え選手を鼓舞しました。ノムさんの野球はいつもベンチ総動員で戦う野球でした。

 

高津臣吾には100kmのシンカーを投げろと命じ、遠山には左打者だけ抑えてくれと言いました。

山崎武司には配球の読みを教え、新庄剛志にはピッチャーをさせるなどして新庄らしく自由奔放にプレーすることを容認しました。

プロに入ってきた選手たちに「プロで生きていく術」を与え続けたのがノムさんでした。データ野球なんかたいしたことありませんよ。

 

監督の型

星野仙一は鬼監督でした。古葉竹識もそうかもしれない。

緒方孝市もきっと鬼監督だったでしょう。選手との対話をコーチに任せ、自分は一人監督室でデータや映像チェックに余念がありませんでした。

 

智将な感じは落合博満や森祇晶(ランク外)。

仰木さんとONは選手を守るタイプの監督ですかね。選手の力を発揮させるタイプというか。

その点で、ふと

「佐々岡真司はどの型なのだろうか?」

との思いが頭をよぎりました。

明らかに鬼でも智将でもないので「選手を守るタイプ」でやっていくしかないのかな・・・

 

オチは無い

そこで今シーズンは「プロ野球の監督」にこだわってシーズンを見てみたい。

だってカープの弱点は監督だけなんだもん。

ちょいと頭を使えば優勝争いには十分絡めますよ。

 

キクが進塁打を打てる? ハア??? スポニチ

キクが進塁打を打てなかったことが原因で2019年と2020年を落としたのですよ。当ブログでも散々キクの引っ張りをディスってきました。以後、キクは2番でなく1番や7番を打っているのですよ。

私の愛した右打ちが3年ぶりに1回出ただけで「キクは進塁打を打てる」とか、佐々岡の見る目はビー玉です。

7番末包、サード坂倉。

挙げ句の果てにまだケンティーを一軍に置いている。チャンスを与えるのは賛成ですが、まずは中村奨成が先でしょう。

2020年、佐々岡が監督に就任して一番最初にやったことがプロ2年目の小園海斗を2軍に落とすことでした。2番目にやったことが抑えスコット。

2021年にはケビン=クロンを干して、坂倉将吾をファーストで使いました。結果的に坂倉は規定打席に立てて自信になったかもしれませんが、チームは惨敗しました。

 

2020年12月、鈴木誠也はこう発言しています。

誠也「このままだとカープはたぶん弱くなる」スポニチ

この記事を読んだ時、私は「若手の練習が足りないと言ってるのかな?」と思いました。

中村奨成に喝を入れた頃でしたし、誠也が言いたいことは「もっと必死で練習しろ」という意味だと思いました。

でも2年後の今、改めてこの言葉を思い出してみると、やっぱりカープはどんどん弱くなっていた。

一体なぜ?

理由は何なのか?

若手が練習しない、伸びてこないせいもあるだろう。

でもなぜ、出てこないのか? 若手が甘えているだけなのか?

2年目の小園が干され、坂倉将吾は捕手で使ってもらえない。

佐々岡の苦悩もわかる。田中広輔を落とすのは苦しかったでしょう。アツの存在感も大きいでしょう。

誤解してほしくないのは、私はこれ以上佐々岡の悪口を言うつもりはありません。ついポロッと出ちゃうけど、言ったってできない人に私は何度も同じことを言いません。

 

オチは無いんですが、強引にまとめると、

誠也が「弱くなる」と言った理由はおそらく

「チームがまとまっていない」

って事なのでしょう。

なぜまとまっていないかは、指導者の方針がブレているから。

ノムさんはシュートを投げられる投手を一軍で使うと言いました。

佐々岡は試合で結果(数字)を残した選手を一軍で使うと言いました。

だから選手は数字(個人記録)に走って、一軍の試合に出なくてはなりません。そうなると誰も進塁打や守備走塁を練習しなくなるんじゃないですかね?

私、心配です。

 

昨日も上本崇司のブザマな送りバントを見ました。

バントが下手なのは野間だけじゃありません。末包と林もおそらくバントできません。

非常にマズい・・・とは思いません。もはや私は諦めてます。進塁打と自己犠牲を。あと盗塁も。

誠也が弱くなるといったカープ。

誠也が抜けてますます弱くなってます。

つづく・・・


おしまい
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ありがとうございました。

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