今日も二軍の話を[3] 育成理論について

2023.4.13(木) 

巨人 1-4 阪神 東京D

私は幾人もの若者を見てきて、数人の若者を育ててきました。

以前このブログで野村謙二郎のストーリーは間違っていると言ったことがあります。

朝日新聞のこの記事でノムケンは間違ったことを声高に叫んでいます。ノムケンの「失敗談を伝えるのがコーチング」説は完全に間違ってると思います。

 

阪神巨人戦

昨日カープは移動日で試合がありませんでした。

そこで東京ドームの巨人阪神戦を見ていたら、22歳の横川凱と21歳の西純矢が投げていました。

横川君は長身の大型サウスポー。一時期、20勝候補の大江竜聖とともにサイドスローのワンポイントリリーフにさせられそうになっていました。

ホントに原はアホですね。選手を見る目がない。

 

5年前、私が「20歳の岡本和真を試合に出すべき。中日のゲレーロなんぞ巨人には必要ない!」と騒いでいた時、巨人ファンは私のことを「アホな記事ですね」と笑っていました。※証拠記事

一体どちらがアホなのか。笑

5年後の今では語るに値しないほど明快な事実となって証明されています。

私は今日、横川凱を先発投手として大きく育てなさいと宣言します。

冒頭のツイートがまさにそれ。横川は良いタマを持ってる。一軍で失敗させて育てないといけない。

 

だけど原辰徳は昨日の試合後、22歳の横川投手になんと言ったと思います?

 

正解はこちら。

 

 

「今日は本来の自分の出来からいくと、どうだったかな?」

です。スポニチ

 

原辰徳は去年までの佐々岡と一緒。

自らの感情の赴くままに皮肉ばかり。指導者失格。忍耐が足りない。

 

偉大なる指導者である私とダライ・ラマに言わせれば

横川凱は将来20勝できる先発投手であります。

5年前、岡本和真は将来ホームラン王を獲れると言ったのも私です。

 

今、ワンポイントリリーフやってる大江竜聖も私なら20勝できてました←過去形。原は育て方を間違った。

松原聖弥も育てなかった。門脇君も良いものを持ってる。原も悪いが巨人ファンも忍耐が足りない。岡本を使わずに本塁打王のゲレーロを使えと言ったからね。この俺にね。

 

横川ガイは育てガイのあるナイスガイです。

これを育てないのは非常にもったいない。

今から5年かかるかもしれないけど、早ければ2年で出てくる。

巨人が投手王国ならば育てる場所もないだろうが、今の巨人は先発投手がスカスカである。横川には1年間140イニングを与えるべきである。ダライ・ラマもそう言ってたよ。

 

斉藤優汰

カープのドラ1ルーキーは斉藤優汰。漢字が難しい。

彼、鳴り物入りでドラ1入団ですが、実は高校で野球をやめようと思っていた選手なんですよ。報知新聞

そりゃそうですよ。田舎の私立高校で甲子園経験もなし。実家は北海道岩見沢。

 

下位指名や育成選手としてプロに入る人生も考えたかもしれない。

だがもし指名されなかったら?

もし巨人の育成だったら・・・ポイ捨てされる?

進路を相当悩んだと思います。

 

しかしまさかの広島カープ1位指名。しかもドラフト前の公言で、です。

北海道から広島へ。

苫小牧中央高校の優汰君は広島なんぞ一度も来たことがないそうです。朴訥です。

 

そのような若者ですから当然右も左もわからない。

自分がこれまでやってきたアマチュア野球が正しいのか間違っているのかもわからない。

同期の内田はウエスタンリーグで完全に手玉に取られている。俺ってプロでやっていけるのかな?

 

原と佐々岡なら悩める若者に対して

「入りが悪い」

とセクハラモラハラします。

 

だが新井は違います。

「これからこれから」

と、じっくり成長を待ちます。

 

私も数多くの若者を見てきましたが、99%の若者は過ちを犯します。犯さないほうがおかしい。

過ちというのは犯罪ではなくて試合でのミスのこと。例えば2死23塁で中田翔にストライクを投げること。ほらね、99%の若者はミスをするのです。

ノムケンは若かりし日に1塁が空いてる状況で中田翔にストライク投げたことがあるのでしょう。

だから若者に「そういうことをやっちゃいけないよ」と伝えたい。

 

だが若者はミスるんです。人間だもの。

頭で知ってることとできることは別物なのです。

私の周りも全員そうです。ミスるなと言ってもミスるんすよ。

事前に防ぐのはもう不可能だと、私とダライ・ラマは悟ったんですよ。ダライ・ラマだってこないだちょっとミスってたしさ・・・NHK

 

ま、とにかく大人が子供に

「あのな、2死23塁で強打者にストライクは要らんのやで。理由はな・・・」

と何百回口で説明してもダメなんですよ。それよか特大スリーランを一発浴びた方がよっぽど若者のためになる。私はそう思う。

 

若者は「SNSで情報を共有できる」とか安易なことを言ってるけど、昨日の横川君の敗戦はSNSで共有できないと思います。いい勉強になったと思います。 

昔カープに大竹寛という投手がいて、あの子も何度も同じミスを繰り返す子でした。カープは大竹寛を6勝13敗まで我慢してやっと10勝投手に育てました。新井貴浩は大竹の2倍めんどくさかったです。

 

斉藤優汰は早ければ4月にもウエスタンリーグで投げるそうです。

私は「まだ早いんじゃないの?」とも思いますが、見たいことは見たい。

なにも慌てることはないし、カープはルーキーをじっくり育てる球団です。だから50年近く応援しているのです。 

 

ヤクルト戦

さて一軍。

今日からマツダでヤクルト戦。

ヤクルトには開幕戦で3連敗しているので最低でも2勝1敗で勝ち越したいですね。

カープのローテは大瀬良→床田→玉村。捕手は3試合とも坂倉。

ヤクルトは主力がいっぱい抹消されていて誰が先発で誰がスタメンかよくわからない。

 

カープ打線も当たっていません。打順変更はあるのかどうか?

ま、ないでしょう。

新井の野球はここまで10試合で送りバントゼロ。打順3~6番は全試合固定。

ワンパターンというか、我慢強いというか。

 

新井野球は一軍も忍耐のようです。笑

立浪や朝山のように安易にヒット数を求めず、143試合目までロースコアで粘って戦う作戦です。大歓迎。

カープに捕手坂倉がいる限り、Aクラスは堅い。

中村奨成は昨日のウエスタンでレフトへ場外ホームラン・・・クラスの特大ファールを打ちました。大道温貴のストレートも元気が良かった。

大竹寛の再来、岡田明丈は右打者への頭部死球で一発退場。ごめんなさい。

 

高監督は矢崎がもう一軍OKと言いましたが、私は矢崎より森浦大輔の方が一軍OKだと思います。

うむ。このようにカープの未来は明るいです。何度も言ってるが新井の野球はとてもカープらしくて正しい。ヒットなんか打てなくてもいいんですよ。ヒットゼロでも試合には勝てます。


おしまい
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ありがとうございました。

-雑感