アルゼンチンの話

2023.10.8(日) 

日本 27-39 アルゼンチン ボージョワール

ラグビーのワールドカップ。日本は強豪アルゼンチンに敗れ予選敗退。よく頑張りました。

今朝は唐突にアルゼンチンの話をします。ラグビーとカープの話はありません。

 

好きな国

みなさんはどの国が一番好きですか?

私の好きな国ランキング1位はブラジル。2位アルゼンチン。3位イタリア。1位から3位までは僅差です。アルゼンチンが1位でも全然オッケー。

ブラジルを好きな理由はロマーリオの話の時にちょこっと書きました。

イタリアを好きな理由はいい加減で女好きなところ。昔は郵便物も無事に届くかどうかわからなかったらしい。

 

アルゼンチンを好きな理由は音がおもしろいところ。スペイン語特有の「音の響き」が心地よいんですよ。

昔、宮崎駿のアニメで「母をたずねて三千里」という番組があって、毎週楽しみに見ていました。

前半がイタリア編、後半がアルゼンチン編。

イタリア編ではジェノバ、ロッシ、ペッピーノ、フランチェスカなどの「音」が登場します。これも日本の小学生には新鮮でおもしろかった。

 

アルゼンチン編はもっとおもしろい。

まず最初に到着する街がブエノスアイレス

カープファンの小学生が「後楽園」とか「ナゴヤ球場」とかを憶え始めた時期にブエノスアイレスですよ。カッコよくてシビれましたねえ。笑

ニューヨークやワシントンにはなんとなく音馴染みがあったけど、スペイン語のブエノスアイレスはなかなか鮮烈な音でした。

 

ブエノスアイレスの次の街はバイアブランカです。

言葉の意味はよくわからんがとにかくスゴい自信でした。

主人公のマルコ少年はお母さんを探してブエノスアイレスからバイアブランカを目指します。

ポンチョに夜明けの風はらませて、パンパを馬車で旅するマルコ。

 

んでやっとこさバイアブランカに到着しても母さんはいない。

今度はコルドバにいるよと告げられます。

 

この時のマルコ少年の絶望感がスゴくてねえ・・・ 

イタリアから長い船旅でやっとアルゼンチンに到着。

ブエノスアイレスから南部のバイアブランカまで長い陸路の旅。

そして今度は北部のコルドバと言われたマルコの絶望感はすさまじいものがありました。

何ヶ月もかかって東京から北海道まで旅してきたのに、札幌に着いたら「お母さんは今、福岡にいるよ」と言われたようなもの。

なんかコルドバって音は絶望の響きさえ持っていました。

 

スポーツの世界

次に私がアルゼンチンに触れたのはプロレスの世界です。

相手を担ぎ上げる「アルゼンチン・バックブリーカー」って技がありました。

アルゼンチン・バックブリーカーは横に担ぎ上げる技で、カナディアン・バックブリーカーは縦に担ぎ上げる技でした。

プロレスには地名や国名の入る技が多くて、テキサス・クローバー・ホールドやオクラホマ・スタンピードも意味はわかりませんがカッコいい音でした。

 

そして1986年。いよいよ私のアルゼンチン好きを決定づける人物が登場します。

その人の名は

ディエゴ=マラドーナです。元サッカー選手。故人。

1986年メキシコ・ワールドカップでMVPの大活躍。チームも優勝。

相棒のブルチャガもカッコよかったし、1990年大会のカニージャとゴイコチェアもよかった。

アルゼンチン代表のユニフォームがまたカッコいいんですよね。水色の縞々は完全に国旗をあしらったもの。ラグビー代表のユニフォームも水色の縞々です。

 

サッカー大国ブラジルと肩を並べるサッカー大国アルゼンチン。

野球に例えるならブラジルが巨人でアルゼンチンが阪神。なんかイメージぴったりです。

ラプラタ川を渡ればウルグアイ。ウルグアイもワールドカップの優勝国です。

 

ついでに言うと、関西ローカルのクイズ番組「世界一周すごろくゲーム」では毎週リオデジャネイロやブエノスアイレスあたりで勝負が決着します。

アフリカのアンタナナリボやアジスアベバもこの番組で憶えました。カッコいい音でした。

 

かく言う私もアルゼンチンにはまだ一度も行ったことありません。

行ってみたいと思いますが、たぶん一度も行かないまま一生を終えるでしょう。遠すぎます。

アルゼンチンの肉料理だけでも一度食べてみたいなあ。

一時期ブラジルのシュラスコが日本でも流行しました。似たようなものなのかな。

この先はラグビーのアルゼンチンチームをほんのり応援することにします。


おしまい
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ありがとうございました。

-赤辞苑