もし広島カープがオリックスの山本由伸と対戦したら[守り勝つ野球]

2021.4.1(木)

広島 3-6 阪神 マツダ

守乱で負けました。これで松山竜平スタメン試合は2敗1分

松山ベンチ試合は3勝0敗となりました。真実ですよ。


 

どちらにせよ負けてただろう

松山の起用法については何度も言ったからもう言いません。

1回表の糸原の三塁打は龍馬なら捕れたし、9回表の田中広輔の落球も完全にレフトフライ。

開幕戦の4点差逆転負けも松山のエラーから始まりました。

 

とは言え、レフト龍馬でセンター大盛なら勝てたかと聞かれると、それもわかりません。

結果は同じだったも知れません。2対3くらいで負けてたかもしれない。

なら勝ちパターンを温存できた分、松山のお粗末な守備とお粗末な走塁はチームに貢献したとも言える。

 

仮にスタメン大盛で行ってればさ、

8回裏まで2対1くらいでリードしててさ、9回表にケムナが2失点。

9回裏に代打松山のいい当たりがライトライナー!試合終了

森浦塹江を出して負け。ケムナ25球で負け投手。惜敗

なんてパターンは却って疲労とダメージが残るわけですよ。

なら松山のエラー祭りと鈍足祭りはカープのブルペンに良い休養を与えたとポジティブに捉えることができよう。

ありがとう、松山。

オレのケムホリを休ませてくれて。コルニエル一軍デビューで155km。

 

パリーグのエース

2021.4.1(木)

オリックス 2-0 ソフトバンク 京セラ

開幕投手の山本由伸が中5日でソフトバンク戦に登板。

これは水本オリックスの「優勝するぞ!」の意識の表れ。

 

そうさ、オリックス。

戦う前に負けることを考えるバカがいるかよ。

オリックスは由伸を開幕戦に出し、中5日でホークス戦に挑むローテを組んだ。実に意欲的です。

12球団で開幕から2カード連続で投げた先発投手は由伸ただ一人です。

 

中5日の由伸。

開幕戦でもイマイチでしたし、オープン戦では

「こんなんで今年大丈夫なの?」

と心配するほど球威制球ダメダメでした。

 

しかし今思うとあの時はまだ調整段階だったようですね。

昨日の由伸は去年の由伸。

好調ソフトバンク打線を2安打完封。13奪三振。120球。

私がカード初戦の森下暢仁に求めた投球がコレでした。圧倒ってヤツですね。

もし由伸がカード初戦だったなら、ホークスは3連戦ずっと尾を引いたでしょうね。

 

もしカープが由伸と当たったら

もしカープが交流戦で「パリーグのエース」と対戦するとなったらどうします?

「5番レフト松山」で戦いますか?

それだとたぶん

勝ち目はありませんよ。

 

どうやって勝つんですか?

ゲームプランは?

由伸ボコって森下完封?

それは無理です。5番松山では無理。

誠也を9人並べても、ボコるのは難しい。

 

私なら昨日書いたオーダー

1対0で守り勝ちます。

カッコつけてるわけじゃありません。

それでしか勝てないと思うのですよ。

 

由伸がへばって来た頃に「代打代走でワンチャンス」です。トリックプレーもギャンブルプレーも何でもする。

それでもノーヒットノーランなら手も足も出ません。

なら勝つのは諦める。引き分け狙い。んで翌日他のピッチャーを打てばいい

 

今のカープのメンバーでできる、最も勝率の高い作戦は何か?

それは「センター大盛穂」だと思います。

河田よ、お前の野球も去年のカープと変わってないぞ。

 

レフト松山の守備もお粗末ですが、

6回表にマルテに3塁からホームインされた龍馬のバックホームや、

4回表に1塁走者サンズから目を離したクロンとキク。クロンのこのプレーは以前から私は何度も指摘してきました。

8回表の2死3塁。ショートゴロで田中の一塁送球がハーフバウンド。これはクロンのナイス捕球でした。エルドレッドみたいでした。

これも余分な1点を取られるところでした。7回裏に2点返して「さあ、これから!」というところ。もし1点取られていたら「試合終了」でしたよ。クロンが助けてくれたけど、田中はちょっと疲れてる。

 

由伸相手にこんなぬるい守備で1点でも与えたら、そこで試合終了ですよ。

由伸相手に「どうやって5点取ろうか?」って作戦では私は99%負けると思います。

由伸相手に「絶対に点をやらないぞ!」で戦う方が勝率が高いと思います。

これは宗教の違いなので打ちたい方はご自由にどうぞ。

ただしカープのチームは「打って勝つ」ようには編成されておりません。「走って勝つ」ように編成されております。

そして実は「守備のできる選手」の指名や育成も少ないです。内野の「守れる若手」は現状、矢野雅哉と小園海斗くらいです。田中広輔以降、カープが指名したのは西川龍馬、桒原樹、中神拓都、韮澤雄也など、どちらかと言うと「守」より「攻」の内野手です。しかも「走」より「打」のタイプ。私は羽月すら「攻のセカンド」だと思っています。守備はプロに入ってから上達しました。

タナキクの次は矢野雅哉まで守備型内野手はいません。だから三好と曽根を獲得しました。

 

話が逸れましたが、とにかく由伸に打って勝つ野球をしたいなら、もっと大砲を集めなさいって話です。今からじゃ難しいし、それに大砲は概ね値段が高い。クロンでも「1億円+出来高」ですよ。カープに打ち勝つ野球が向かない理由もここにある。

何度も言うが、松山、クロン、アツが山本由伸に「奇跡の三連打」を浴びせてもまだ1点も入らないのですよ。満塁止まりです。

「ホームラン狙い」はもっての外。由伸の術中です。誠也が9人いたらやってもいいけど、カープに誠也は一人しかいません。

 

だから守り勝つ野球をセリーグでもやんなさいってこと。

初回の糸原をレフトフライで終わらせとけば、祐太もスイスイのって行けたかもしれませんよ。

昨日書いた代打松山の存在感は若手リリーフ陣の心の支えになるし、相手チームの脅威にもなります。

ここぞの勝負どころで出てくる代打松山と、1回から8回までレフトにいる松山。1塁走者で各駅停車。

どっちが怖いですか?断然前者でしょう。

 

聞いてんのか、河田雄祐?

しっかりと慶彦野球をやんなさい。この投手陣で優勝できないとかなり恥ずかしいぞ。


おしまい
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ありがとうございました。

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