藤井彰人は有能なのか?

さて今日からキャンプまでの1週間、シリーズ企画を始めます。

題して

「見えてきた!新井新監督の構想」

です。

題名は100%広島ホームテレビのパクリなんですけどね。まあそれはいいじゃありませんか。

 

本題は「新井監督が今季どういう野球をやってくるのか?」についてです。

里崎や下柳がYoutubeで

「今年のカープは強い」

と再三繰り返し発言していますが、私は今年のカープに一抹の不安を持っております。

その新井カープ最大の不安要素が本日取り上げるテーマ。

カープの不安要素とはズバリ藤井彰人ヘッドコーチなのであります。

 

藤井ヘッドのキャリア

里崎や下柳が「今年のカープは強い」と言ってくれる理由は坂倉と小園の台頭。

他にも床田・遠藤・矢崎の成長。アンダーソンとマクブルームの存在。秋山と西川の安定感。

戦力的には申し分なく、弱点が少ないです。

佐々岡時代は「?マーク」がいっぱいのミステリー野球を展開しましたが、新井貴浩は就任早々

「俺は選手を好き嫌いで起用しない。絶対にしない」

「坂倉将吾は捕手一本。アツと競争してもらう」

と至極当然の構想を語り、大きな話題となりました。

佐々岡時代にはこういう当たり前のことが当たり前じゃなかったですからね。

 

今年のチーム戦力に私は満足していますし、何より「スタメン捕手坂倉」で120~130試合程度戦えると思うと、この一点だけですでに大満足しています。

新井新監督にコーチ経験が無いことはもう諦めています。無いものは無いんだから仕方ありません。ここはチーム全体でカバーするしかありません。

んで新井新監督をカバーする役目の1番手が本題の藤井彰人ヘッドコーチなのです。

 

新井監督は藤井コーチのことをこう評価しています

「同級生で仲が良い。野球観が自分と似ている」

「捕手出身なので視野が広い。コーチ経験も豊富」

「だから私が監督をするなら、ヘッドコーチに藤井を招聘したい」

 

私は新井監督に大いに期待しているし、藤井とのコンビが「良いチーム」を作るだろうと確信しています。

ただし「強いチーム」を作れるかどうかはまた別の話ですよね。

新井の人柄とチーム愛には一切の疑念もありませんが、采配能力と選手を見る目はまだわかりません。だって監督もコーチも一度もやったことないんだもん。

 

そこをカバーするのが藤井ヘッドの役割なんですが、私は藤井ヘッドのキャリアと能力をそこまで過信することができないんですよ・・・

なぜかと言うと、まず

【1】新井と仲が良いこと

【2】コーチ経験豊富とも言えない

【3】カープが初めてならヘッドも初めて

などが理由です。

【1】新井と仲が良いことはメリットにもデメリットにもなりますよね。監督とコーチの仲が良いから必ずチームが強くなるという因果関係は全くありません。

【2】藤井がコーチ経験豊富と言いますが。実は藤井は2軍で2年、1軍で4年バッテリーコーチを務めただけです。46歳で計6年のコーチ経験ですから「経験豊富」と呼べなくもありませんが、誰もが口を揃えるほど「経験豊富」でもないと思います。

【3】ましてや藤井は広島も初めてならヘッドコーチも初めて。未経験の新井を、初広島&初ヘッドの藤井がどこまでサポートできるのかは全く未知数だと私は思います。

 

2021年に百戦錬磨の河田雄祐がヘッドコーチとしてカープに復帰しましたね。この時は私も大船に乗ったつもりで

「これで佐々岡のアホ野球もきっと改善される」

と思ったものです。河田雄祐にはそれこそ20年のコーチ経験があり、カープ三連覇の立役者の一人だったからです。

しかし結果はご存じの通り2年連続Bクラス。惨敗。河田は「1イニングに3安打しないと得点にならないアホ野球」の責任者として昨年チームを去りました。

 

藤井ヘッドはこの河田雄祐よりもはるかに経験不足です。

新監督と同い年で仲の良い46歳。しかもヘッドコーチも広島も初体験。

正直言って河田の時ほど私は安心してないです。私の気持ちは「大丈夫か、藤井で?」が8割で「頼むぞ藤井…」が2割です。

 

藤井にあるもの

ただし河田になくて藤井にあるものがあります。

それはやっぱり捕手目線です。

鈴木誠也が抜けた後のチームを引っ張るのは、野手ならやはり坂倉を筆頭に小園と中村奨成の3人だと思うんですよね。

もしカープに坂倉がいてもいなくても、新井は藤井をヘッドとして招聘してたと思うんですが、捕手出身の藤井ヘッドの存在は坂倉にかなり好影響を与えるような予感がします。

おまけにバッテリーコーチは石原慶幸で、ベンチにはNPB選手会長・會澤翼もいます。今シーズンの坂倉はかなり英才教育を受けると思います。

「あの野郎、3人につきっきりで指導してもらえんのか?」

「なんてゼータクな」

 

里崎と下柳がカープは強いという理由はこの「打てる捕手の存在」も大きいと思われます。

今年のカープはキャッチャーが5番を打ち、ショートも1番や3番を打つことができます。このまま行けば新外国人と菊池涼介が7~8番を打つ可能性があります。そうなるとかなり強いチームになります。

昨日3年分の過去記事が消えちゃったので改めて書き直しておきますが、私は坂倉のセンスあふれるリードを打撃よりも数倍高評価しておりまして、古田敦也級の名捕手になると信じております。

将来古田にノムさんがいたように、坂倉には藤井彰人がいたなんてことになると嬉しいです。

 

仲良しも悪くない

最初に言いましたが「仲良し内閣だから必ず勝てる」という法則は一切成立しません。

むしろ監督とコーチの仲が良くないほうが結果を残す確率は高いような気がする。

でも「仲良し内閣だから必ず勝てない」という法則も成立しません。仲良しコンビで優勝したことも多々あったはず。

 

過去には星野仙一と島野ヘッド、仰木彬と中西太といった仲良し名コンビがいくつも存在しました。

落合博満にも権藤博という相棒がいました。落合監督がコーチ経験なしで1年目にリーグ優勝した話は有名ですが、実は落合はコーチ経験なしで監督就任して以来8年連続Aクラス入りを果たしています。うち4度がリーグ優勝です。こういう監督も過去にはいたのです。

新井と落合。性格は正反対だと思いますが「平成の落合式」と「令和の新井式」は時代に合った野球の形かもしれないです。

そして二人の共通点は「選手を練習で鍛えて、試合で育てる」ところ。これはいつの時代も変わらないんじゃないでしょうか。

 

WBC日本代表に上り詰めた栗山監督もコーチ経験なしからいきなり優勝。ダルビッシュがMLBに移籍した年にいきなり優勝ですよ。

▼ 「就任1年目」に優勝した監督
1950年:湯浅禎夫(毎日)
1960年:西本幸雄(大毎)
1961年:川上哲治(巨人)
1975年:古葉竹織(広島)
1981年:藤田元司(巨人)
1986年:阿南準郎(広島)
1986年:森 祗晶(西武)
1998年:権藤 博(横浜)
2002年:原 辰徳(巨人)
2002年:伊原春樹(西武)
2004年:落合博満(中日)
2004年:伊東 勤(西武)
2008年:渡辺久信(西武)
2012年:栗山英樹(日本ハム)
2015年:真中 満(ヤクルト)
2015年:工藤公康(ソフトバンク)
2021年:中島 聡(オリックス)

就任1年目で優勝した監督は17人。そのうちコーチ経験ゼロだったのは落合と栗山の2人だけ。

カープではかつて野村謙二郎がコーチ経験なしで監督に就任しましたが1年目は首位に21ゲーム差の5位でした。まあ現実はこうなるよね。笑

ノムケン1年目の2010年はまだ「逆指名ドラフト制度」の影響が色濃く残っていた時代で、巨人裏金組vs赤松・天谷で戦っていた時代。ノムケンにはちょっぴり気の毒でした。

カープの暗黒時代を終わらせた22歳の前田健太が1度目の沢村賞を取ったのがノムケン1年目の2010年。タナキクマルが登場するのは5年目の2014年です。この5年間は若手が次々と出てきて楽しかった時代です。

 

野村謙二郎にも緒方孝市という相棒がいました。仲良しコンビかどうかはよくわかりませんでしたけど。笑

新井と藤井は間違いなく仲良し。

藤井の自慢の「俺は顔しか取り柄がない」ネタを一番最初に口にしたのは、実は阪神時代の新井貴浩だったそうです。

※その日の映像

 

新井がインタビュアーに「藤井は男前ですから」と言うと、藤井が「顔しか取り柄がないんで」と言ったことが男前ネタの始まりです。

野間か小園がヒーローインタビューで「顔しか取り柄がないんでw」とか言い出す日も近いかもしれません。

おしまい
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ありがとうございました。

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