2021.2.4(木)
コザしんきんスタジアム(沖縄市)
第1クール4日目。4勤1休で金曜日はお休み。
だからかどうか知りませんが九里亜蓮がブルペンで炎の投げ込み。347球。2日前に120球投げてから中1日です。
九里亜蓮はカープのエース。九里のやることは何でも信じて付いていきますよ。
12大道、13森浦
昨日もフリー打撃がありましたが、昨日のMVPは新人の大道温貴です。
佐々岡の助言で走者なしでもセットで行くことを決意し、コントロールが安定しました。
昨日は一昨日のMVP正随優弥のバットを折りました。ブルペン捕手に替わりわざわざアツが大道のボールを受けたように一軍スタッフも大道に注目しているのかもしれません。
オール直球でしたが指にかかったボールはなかなかいいボールでした。
森浦はコントロールが全然で本人も「コースを狙わず腕だけ振った」とコメントしています。
森浦は変化球も投げていました。彼の持ち球は「スライダーとチェンジアップ」という触れ込みですが、チェンジアップと呼んでるあのボールはどう見ても「シュート」に見えます。持ち球がスライダーとシュートというあたりもやっぱり岩瀬仁紀っぽい。
投球フォームといい背番号といい森浦君は絶対岩瀬を意識してますね。憧れてるという意味。
その他のカープ選手
ケムナ、塹江もフリー打撃で変化球解禁。順調そうです。
矢崎vs野間は酷かった。矢崎はストレートが全部高めに上ずり、半分がボール球。
野間も相変わらず下半身が動く打ち方であまりよろしくない。後半の15球は矢崎を助けるためにボール球にまで手を出して何の練習にもなりませんでした。
坂倉将吾はこの日グラウンドにいませんでした。前日にベーランで違和感を感じたと報道され、どうせ軽傷だろうと思っていたら佐々岡監督は「三軍でしっかり治して欲しい」とコメントしたらしい。なにィ!
肉離れかもしれません。あちゃあ・・・坂倉の一軍復帰まで1ヶ月以上かかりそうです。
中村奨成と石原貴規には大チャンスですね。フリー打撃の内容も良かったですよ。
中日キャンプがオモシロい
昨日はちょっと思い立って中日キャンプも見てきました。
ちょうど大野雄大がブルペンに入ったところで、キャッチャーを立たせたまま投げていました。
カープキャンプの解説は山内泰幸でしたが、中日は森繁和。豪華ですね。前監督ですよ。
エース大野のキャッチボールを見ていた森さん。
森 「大野は第1クールからこんなに力を入れて投げてちゃダメだ」
アナ「じゃあ森さん、行って止めてきたらどうです?笑」
森 「そうだな。それじゃちょっと・・行ってくる」
アナ「行ってらっしゃい。笑」
驚きました、このやり取り。
中日キャンプはいつもこんなに開放的なの?笑
しかし森さんはブルペンに入れずブルペン前からマイクを持ってレポートしたのみ。
たとえ前監督であってもパスを持たない者はブルペンに入れません。テロ対策なのかコロナ対策なのか知りませんが、なかなかしっかりしています、中日球団。要注意です。
しかしアナウンサーも落ち着いていましたね。平然と「行ってらっしゃい」って言ってましたから。
もしかしたら毎度のことなのかな?茶飯事なの?
だとしたら見ているファンは楽しいけど、やってる選手はちょっと面倒くさそうですね。大きなお世話ですが。
カープのキャンプ中継はカメラマンさんの映す映像が私の見たい映像ではないことが多く、ちょっとイライラします。キャンプを見られるだけでもありがたいことなんですけどね。人は贅沢になるのです。
昨日もフリー打撃の後、ロングティーがあったそうですがそれも映らず中継終了。去年は中継を延長してくれたこともあったんですがねえ・・・
私は森繁和の「ちょっと行ってくる」が羨ましかった。カープ球団は笘篠と山内にも入場パスを与えろよ。
森繁和の「ちょっと行ってくる」を見て私はワールドプロレスリングの山本小鉄を思い出しました。
猪木が興奮して相手レスラーを殺しそうになると決まって
「あっ、ちょっと待って下さい」
と言って解説席の山本小鉄がリングに飛び込み、古舘伊知郎が一人ぼっちになるケースが多々ありました。
今日も古くてゴメンナサイね。
中日球団が羨ましいのですよ。
山本小鉄は猪木の兄貴分で当時の審判部長でした。星野勘太郎とのコンビ「ヤマハブラザーズ」を一度見てみたかったですねえ。