DH制度のある野球に慣れておこう

2026.6.7(日) 

広島 5-2 オリックス マツダ 

先制&ダメ押しで快勝。岡本駿は危なげなく4勝目。

 

岸田監督の敬遠

この日は試合が1時間遅れて始まりました。13時30分予定が14時30分。

先発投手の2人は調整が難しかったと思いますが、実は12時頃には1時間遅延とアナウンスがあったので、ここは主催者側の好判断だったと思います。

審判の判断かもしらんけど、これは観客にも選手にもありがたいナイスジャッジでしたね。

 

カープ先発は2年目24歳の岡本駿。

オリックス先発は3年目20歳の宮國。

岡本の立ち上がりは球威も制球も甘く、高めの球でフライアウトが多かった。

一方の宮國も球は高いんですが、ナチュラルシュートするストレートが右打者の懐に集まり、1回裏は内野ゴロ3つに斬って取る。

どちらかといえば、カープにイヤな雰囲気の立ち上がりでした。

 

2回裏。カープは先頭の4番坂倉がキレイなヒット。

ファビアンが倒れ6番持丸。

ナチュラルシュートを逆らわずにセンター返しした持丸。打球はショート紅林の右を襲う。

捕ってりゃゲッツーの速い打球でした。紅林のグラブに当たるが打球はセンターへ抜けました。1死12塁。 

名手の紅林が捕れないんだから、誰にも捕れない打球なのですが、あと15cm左なら紅林がらくらく捌いてスリーアウトチェンジでした。幸運でした。

 

7番勝田の打球はナチュラルシュートを引っ張って12塁間。

勝田の引っ張る打撃は走者を進めるためなのですが、外角のナチュラルシュートを引っ張るとなかなか12塁間は破れません。進塁打を打っても8番平川は敬遠されます。

頭のいい勝田には「右方向にゴロを打つ」以外に、もう少し頭を使って打ってほしかった。

勝田の打順が2番で次が3番4番なら、1死12塁で進塁打も悪くありませんが、勝田の次は8番9番なので、1死12塁ならお前に決めてほしかった。2死23塁。

  

さてここで8番平川である。

2回裏0対0、2死23塁。投手宮國、打者8番平川。

アンタがオリックスなら、ここでどうします?

ここで判断を間違えると一挙4失点する可能性があります。

私のカンピューターは「平川勝負」でした。

 

「またまたあ、そんなの後出しジャンケンだろ。結果論だろw」

いやいや、ホントなんですよ。ホントに平川と勝負しないとダメよと思いましたよ。オリックス目線でね。

 

平川は右投手の落ちる変化球にすこぶる弱い。山崎隆造か前田智徳も解説席でバラしてました。

私は二軍レポートとロッテ佐藤都志也のリード編で、平川が右投手の特にスライダー系に全くスイングが合ってない、タイミングも合ってないと指摘しています。

この宮國投手はナチュラルシュートと対になるスライダーも投げていました。平川に四球OKでスライダーを投げるべきだと思いました。ホントですってば。

 

オリックスはコーチも出て来てマウンドに集まる。

私も

「そうだろうな。間違ってもストライクゾーンに投げるなと、念のために確認してるんだろうな」

と思いました。

輪が解けてプレー再開…かと思いきや、オリックスの作戦は申告敬遠でした。

私はオリックスの作戦が消極的で 弱気だな と思いました。

勝田タイプの8番ならまだしも、平川タイプの8番なら私は勝負ですね。ただしストライクは投げませんよ。

 

岸田はスパッと申告敬遠。平川には1球も投げませんでした。

2死満塁となって9番岡本。

岡本の打撃は開幕直後に比べて劇的に良くなってます。打撃フォームも変わりました。

強い打球が飛ぶ感じはあまりしませんが、うまく当ててレフト前はありそうな雰囲気です。

 

宮國vs岡本。

結果はまさかの押し出し四球。しかも4球で四球。1対0。2死満塁で1番名原。

私と名原は初球を狙ってました。気合と根性で初球をひっぱたけ。

だが名原も3球でボールスリー。

「名原よ打て、気合と根性だ!」

名原は落ち着いて一つ見た。待てのサインは出てなかったと思います。だって名原は小窪コーチを見てなかったもん。

 

「なんだよ、次は打てよ名原。気合と根性!」

と思ったら名原も押し出し。2点目。2死満塁。実は名原はプロ初四球。

宮國君は平川の申告敬遠まではストライク入ってたんですよ。コースは甘いけどゾーン内にシュートとスライダーは来てました。

岸田監督は宮國に対して「平川にボール球を振らせろ」と指示すると、宮國がストライク入らなくなることを恐れたのかもしれない。だからスパッと平川を申告敬遠したのかもしれない。

これ、申告敬遠の無い時代だったらどうなっていたのかね? まあもう二度と見られない野球だけどさ。

 

宮國は3年目20歳の投手。大人は彼に

「2~3点やってもいいよ」

と平川と真っ向勝負させるべきだったのかもしれません。

まあ、それこそ結果論だけど。

 

岸田監督の選手交代

この3連戦、キャッチャー若月のリードもしっかり観察しましたが、ハッキリ言って「もっさりしてるな」という印象を持ちました。

肩も普通だしキャッチングも別に大したことありません。

フレーミングなんてあざとすぎて、ストライクがボールになってました。

すぐに代打も送られて、若月は岸田にそれほど信頼されていないのかなと思いました。

 

なぜ若月がWBCで正捕手だったんだろう? イマイチよくわかんなかったです。私は普段パリーグ見ないので、3試合だけの判断で申し訳ありませんが。

辰見の盗塁は誰にも止められないけど、大盛の盗塁をウエストしたのはさすがでした。しかし、あれも動くのが早すぎます。あれじゃ走者は1塁に戻っちゃうよ。

若月ならもう少し、あっぷあっぷの若者を導いてあげてほしかったね。

 

さて名原押し出しの後、菊池にもタイムリーが出て4対0。

2回裏4対0、2死23塁。投手宮國、打者小園。

ここで投手コーチが出てきました。この回2度目です。

岸田監督が交代を告げる。

「交代もわかるけど、ここで交代してもどうせ負けるんだから、あと1人投げさせた方がいいんじゃないか?」

と私は思いました。

 

岸田監督はその後も0対4から必死に継投して、代打もじゃんじゃん出して、何とか2点を返し2対4。

2点負けてる場面で山崎と寺西を出して粘るんですが、セリーグ出身の私には

「なんか色々もったいないな」

と思う場面が多かったです。昨日の試合だけじゃなくこの3連戦で。

 

DH制の野球だとグラウンドの野手9人が残っていれば、控え野手がゼロ人でもあまり困りません。

「キャッチャーが骨折したらどうすんだ?」と言うけど、そんなの100試合に1試合の確率だし、最悪「DH解除」という裏技を使えば、野手8人と投手1人でも試合は継続できるのです。

もっと言えば「投手にライトを守らせる」という裏技もあるのです。一軍で最後に見たのは20~30年前だけど。

 

だから岸田はこの3連戦もDH感覚で投手と野手をじゃぶじゃぶ使ったんですが、だったら最初のスタメン9人をもう少し考えろよと思いました。

オリックスとロッテは伝統的に「日替わり打線が好き」なイメージです。

「相性」と言っても今は交流戦ですから、相性なんてものは存在するんですかね…

 

9回表5対2、2死1塁。投手森浦、打者8番若月。

ここで岸田は代打杉本を告げます。3点差なのにホワイ?

杉本に一発出ても5対4。次は9番投手の打順です。

8番若月にそのまま打たせるか、代打を出すにしても右の窪田が残ってました。

窪田は高卒ルーキーでドラフト4位です。経験がないのもわかります。カープで言えば西川篤夢みたいな選手。

 

じゃあ若月にそのまま打たせて走者2人で杉本の同点スリーランに期待するのが私の野球。WBCの井端監督も小園を温存して、8番若月をそのまま打たせました。

パリーグ岸田の野球は普段見ていませんが、この3連戦だけの印象で

「岸田はずいぶん思い切りがいいんだな」

と感じました。

後のことを考えずにズバズバ来ます。別に悪いとは言ってませんよ。

 

カープの新井は負けてるくせに延長戦に備えて代打を温存し、いつも駒を残したまま負けます。新井もしょっちゅう2死走者なしで代打モンテロを出します。

岸田はケガ人続出の中、この戦い方で貯金3。パリーグ3位。

新井はケガ人ほぼゼロで借金10。セリーグ最下位。中日除く。

岸田の野球も面白いと思います。思いますけど、セリーグで50年やってきた私にはDH制の戦い方がイマイチ馴染めない。

 

今週のゲームプラン

今週は埼玉と仙台で最後の交流戦。

交流戦は毎年勝率低いけど、もっとたくさんやりたいです。なんか新鮮で面白い。

36試合じゃダメなんかな。日本シリーズより交流戦の方がおもしろい。

 

土日のマツダスタジアムは満席だったらしい。土日だし、九里と龍馬が来るのもわかるけど、私はそれだけじゃないと思います。

「交流戦」が新鮮なんだと思います。

今の交流戦は1年18試合ですが、マツダスタジアムの交流戦は1年9試合です。18試合あったらもっと儲かるんじゃないか?笑

 

話が逸れた。

ターノックが一軍に合流しました。

二軍戦を見ましたが、まだ60~70%に見えました。

私なら斉藤優汰にもう一度チャンスを与えたいけど、ターノックが西武戦で先発することはどうやら 決定事項 のようです。

まあいいよ。反対はしません。

 

私は開幕前に「ターノック12勝、岡本15勝」と予想しました。

だからターノックも信頼しています。

ターノックへの期待値は6回2失点。

斉藤優汰には5回3失点。大瀬良大地も5回3失点。

だからターノックを選ぶ新井は普通です。セオリー通りです。

 

仙台では前田健太が来ると噂だが、どうなんだろ?

私は楽天の事情を1ミリも知らない。マエケンが楽天ファンに愛されてるといいけど。

カープの今週の先発は以下の通り。 

西武戦:床田→ターノック→森

楽天戦:玉村→森下→岡本

 

床田を中5日にして、ターノックが水曜に回る可能性が高い。

ターノックも前回登板6月4日(木)から中5日になります。前回60球。

西武戦の火曜日に投げる投手は1週間後の日本ハム戦にも先発できます。

だから床田が中5日で火曜日に回ると思います。前回89球。

 

そうなると日本ハムは床田と2試合やることになるのか。気の毒だな。

おっと、そうすると伊藤大海もカープ戦に2試合来るのか。やだねえ。

私は伊藤大海を尊敬しています。だからカープ戦に来てほしくないのです。男らしいでしょうが。

 

今日はJSPORTSで大学野球選手権を見ます。

佐々木泰と古謝樹がCMしてたでしょうが。あれです。

私が最初に大学選手権を見たのは1991年の東北福祉大学vs日本大学の決勝戦です。

斎藤隆と浜名千広を見たかったんですが、3番センターの金本知憲に目を奪われましたね。いやホントですって。

当時はNHKが中継してて、延長戦に入ったところで放送終了しました。残念でした。


おしまい
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ありがとうございました。

-雑感