2026.8.18(火)
広島 11-4 中日 マツダ
私は一日中、小園のことをずっと考えていました。彼のためにどうすることがベストなのかを考えてました。
聞けば新井も同じだったらしい。だったら私も新井の決断に従います。※デイリー
エラーの質
小園が16日の試合で1イニング2失策。記録は1失策。
5点ビハインドが7点ビハインドに広がりました。
私は「こんなアホ試合で、今さらどうでもいいじゃん」と思いましたが、新井は裏の攻撃で小園に代打勝田を送りました。
新井は試合後に
「たくさんファンの方が見に来てくれているので」
と語りましたが、私は「てめえのアホな守備緩めはどうなるんだ? たくさんのファンが見に来てくれているんだぞ」と思いました。
小園の懲罰交代は今季2度目。1度目は5/24の中日戦でした。※関連記事
新井は小園のエラーそのものにキレたわけではありません。
中野の打球をポロっとした後にはぶててボールをすぐに拾わなかったこと、キクのトスを握り替えて間に合わない一塁へ悪送球したことなど、防げるミス をやってしまったこと。
新井の言い分は「攻めてエラーするのは仕方がない。だが手を抜いたプレーは許さない」です。5月の中日戦では逆を突かれた打球を最後まで追わなかったことが新井の逆鱗に触れました。
サードとショートの違い
日曜日の試合で5点差が7点差となった9回裏に、新井が小園に代打勝田を送ったことは 新井のパフォーマンスだ と思いました。
小園の守備範囲が狭い原因は 小園にサードを守らせているから です。
ショートの選手はボールとバットが当たる前から既に動き始めます。打者がスイングを開始するとショートはもう動き始めます。足が一歩出るまではいきませんが、そろそろと体重が右か左に寄ります。ショートの100%全員がそうです。
しかしサードはバットがボールに当たるまで絶対に動けません。先に1歩でも動くと逆を突かれるからです。セーフティバントの場合を除き、サードはバットがボールに当たった後、打球を見てから動きます。
この違いは新井が考えている以上に大きい。ショートの選手がセカンドをそつなく守れる理由もここにある。「一歩目の動き」がショートとセカンドは似ています。
だがサードは決定的に違います。セカンドとファーストは似ていますが、ショートとサードは似ていない。ショートの選手はサードを守れませんが、サードの選手はショートを守れます。内田湘大とか中村紀洋とか。
ただしサード選手の「1歩目」は本職のショートより必ず遅れます。サードの選手は「打球を見てからしっかり捕る」のが染みついているからです。
一方ショートの選手は「打球が来る前に動く」が染みついているため、サードで打球をしっかり見ることができない。どうしても足が先に反応して速い打球に合わせることが難しい。
だから小園はショートに戻っても1歩目が遅い。守備範囲が狭い。
言っときますが高校時代の小園は根尾や奈良間を凌駕する広大な守備範囲を誇っていました。当時はカープ菊池涼介の全盛期でしたが、報徳学園の小園海斗も甲子園の芝生の上で守っていました。ショートでですよ。
それが今や小園のUZRは平均以下。天然芝のマツダスタジアムで 12球団No.1の守備率 は立派ですが、それも守備範囲が狭いからということが影響していると思います。※NPB
それもこれも全て新井のポジコロが原因で、サードとショートと時にはセカンドまで守りながら首位打者を獲るなんて、普通の選手にはできない芸当であります。
考えても見てください。小園は毎日試合前にサードとショートの両方でノックを受けるのですよ。セカンドやファーストは毎日じゃないでしょうが、グラブは毎日持ち歩いています。春のキャンプでは長時間、ショート以外のポジションでノックを受けました。
ちなみに坂倉は今年のキャンプで1秒もサードノックを受けていません。ファーストはちょっぴり受けてました。
小園にはWBCもありました。調整が難しいのはあたりまえ体操であります。
新井の決断
16日(日)の試合で新井は小園を9回裏に懲罰交代させました。理由は 7点負けていたから です。
小園は1番打者で9回裏の先頭打者でした。新井は8回裏の9番の代打に高卒ルーキーの 西川篤夢 を代打に出していました。
この時点で点差は5点。ベンチには名原と野間がいました。試合を諦めていない監督ならば、2死無走者でも代打は名原か野間ではなかったか? 投手は左の岩崎でした。
スリーアウトチェンジ。8回裏終了、1対6。
その次の守備で小園が連続エラー。9回表終了、1対8。
んで9回裏の先頭小園に代打を出したという流れ。
私が「新井のパフォーマンスだ」と断ずるのも無理はないと思いませんか?
試合後の談話で
「たくさんファンの方が見に来てくれている」
と語った新井。
私は「てめえの借金20はどうなるんだ? たくさんのファンが見に来てくれているんだぞ」と思わずにいられませんでした。
私は新井が小園を懲罰交代させるならポジコロをやめろ。二軍でショートを徹底的に鍛え直せ。その根性もないくせにカッコつけて懲罰交代ばかりさせるんじゃねえと思いました。
9回裏の代打もそうです。新井は1点差なら小園を打たせていたと思いますよ。新井はスケベですからね。
「どうせ新井は小園を明日もショートで使うんだ、てめえの佐々木泰はサードしか守れないからなw」
と思っていました。
矢野雅哉がいれば新井は嬉々として矢野を使うんでしょうが、なぜかカープは矢野を試合で使いません。こういう時こそ矢野を一軍の試合に出せばいいのに、新井はまた何かスケベなことを考えている。
小園懲罰交代。だった明日、小園を抹消してみろよ、新井よ。ショート矢野やショート勝田で戦ってみろ。その根性もないくせにコロコロコロコロ、毎日ポジコロばかりするんじゃねえ、このポジコロ野郎が。
— ひが (@higashidesedai2) August 16, 2026
どうせ来週はまた小園がショートスタメンなんだろ。
お前の佐々木泰はサードしか守れないからな。
翌17日(月)に小園の抹消はありませんでした。
通常、抹消される選手は1日でも早く出場登録を抹消されます。1日でも早く再登録が可能となるからです。
逆に登録される選手は1日でも遅く登録されます。緊急のアクシデントに1日でも長く対応できるようにです。
小園は月曜日に登録抹消されませんでした。ということはセオリーでは小園は火曜日も抹消されないという流れでした。
だから私は
「ほれ見ろ。新井なんて感情むき出しの青二才さ。口先だけのドスケベ野郎がw」
と思っていました。
新井の真意
ところが昨日(火曜日)の午後2時に二俣翔一がグラウンドに姿を見せ、小園海斗の姿がないという。
「そんなアホな。小園抹消なら月曜にしてるはずだ。マティ昇格は当然だとして、小園抹消は理屈に合わない」
午後4時。
NPBから「小園抹消、マティ登録」が公示されました。
その瞬間私は
「じゃあなぜ月曜日に抹消しない? 先週のアドゥワ抹消のタイミングといい、新井はいつも後手後手だな」
と思いました。
ところが新井いわく、新井も月曜日一日中ずっと小園のことを考えていたらしい。
新井はホンマにアホなヤツやで。そんなこと一晩で決断できんか?
・・・
まあ新井にはできないんだろうな。あの時もそうだったしな。
新井はアホな監督ですが、新井が小園を心から愛していることを私は1ミリも疑いません。
世間は週刊誌ネタと今回の登録抹消を紐づけたいみたいだけど、それは素人考え。一切無関係のタコであります。
新井は昔から単純で単細胞。アホ。
言い方を変えれば一途な男なんですよ。
だからあの時も辛いですとかアホなことを言って出て行ったのですよ。
だけど新井がカープを心から家族のように愛していることは疑いようがありません。
采配はドジで守備緩めが大好きだけど、小園のことを大好きなことも知っている。えこひいきしているという意味ではなくて、本当に家族の一員として新井は小園を愛している。
だから今回、新井が1日遅れの登録抹消をしたことを私は 激しく支持 します。アホの新井らしくて非常に良い。
月曜日に抹消するのがセオリーですが、決断できないままに1日をムダにしたアホな監督である。まったくスケベ。
だがチームの損得と小園の将来を天秤にかけて、小園の将来を選んだことは支持せざるを得ないだろう。
元々はてめえが小園をポジコロしたことでこうなった話ですが、まあ2~3年遅れでも気付いただけマシだ。許してやる。支持してやると言ってんだ。このタコ。
登録抹消したということは、小園は二軍でショートの守備ともう一度向き合うということだ。もうポジコロはしないということ。
「なんでそうなる?」
たわけか。さっき言ったばかりだ。サードをやるとショートの1歩目が出なくなるからだ。
3年遅れたが許してやるぜ。
本日のゲームプラン
鈴木健矢 vs 櫻井頼之介
昨日の試合は逆転勝ちしたものの、床田が5回3失点しました。
床田が病み上がりだったとはいえ、中日打線は当たっている。前回のカードでも私は中日打線を「当たっている」と評価しましたが、もうこれは当たっているのではなくて 実力 になってますね。
村松はいませんが、福永はマジでよく打つ。あいつもすっかり3割打者です。
石川昂弥もいよいよ本物。サノーは2発。細川も20発。阿部もうっとい。いつでも出せますからね。
ただ中日はリリーフ事情が苦しい。昨日は7回に崩れましたが、中日は8回だって万全じゃありません。最後まで諦めずに戦おう。
先発の櫻井頼之介は防御率5点台で2勝4敗ですが、カープは彼にノーヒットノーランを喰らいそうになったことがあるので要警戒です。※参考記事
カープは鈴木健矢。
長距離打者の多い中日には面白いピッチャーだと思います。
前回は石原貴規と組んで6回1失点ですが、健矢はキャッチャーをリードできる捕手なので今日も持丸でよいだろう。健矢は普通に100球投げてよいでしょう。
昨日2イニング投げた岡本駿はわずか20球で6人斬り。凄いタマでした。本来の岡本駿でした。
新井は「若いんだから連投できるんじゃない?」と考えそうですが、私ならベンチ外にはしませんが「あがり」にします。今日は休め。
万が一鈴木健矢が短いイニングで降板すれば、塹江に3イニング投げてもらえばよい。
新井は久保修と西川篤夢を一軍に入れて捕手2人とリリーフ8人です。これがたいへん窮屈。二人は5点差以上開かないと使えないからです。
西川篤夢プロ初安打
その西川篤夢が昨日プロ初ヒット。おめでとう。
まだまだこれから。まだ5点差でも試合に出せないが、昨日はヒットと守備でいいとこを見せました。
ヒットは前回の情けないスイングを反省して強く振りました。それでいい。新井と私は篤夢が強く引っ張れるようになりつつあることを喜んでます。
そして自慢の守備である。日焼けした若者がナイターで内野を守る姿はとてもカッコいい。
過去2試合は代打のみで、昨日が初めての守備でした。小園が登録抹消された日に西川篤夢がプロで初めてショートを守りました。
そのファーストプレーは無死無走者で石川昂弥の中越え二塁打でした。11対3の8点リード。
ここで問題です。
ショートの篤夢は どこへ走った と思いますか?
当てたらスゴイ。私はとてもビックラこきました。
正解は、
センターと二塁ベースのライン上でした。センター大盛と二塁ベースの間という意味です。
何がスゴイかって、セオリーであれば走者なしの中越え二塁打でショートは センターと三塁ベースの間 に入るんですよ。
なのに西川はセンターと二塁の間に入った。なぜか?
それは 石川昂弥を二塁でアウトにするため です。
正確に言えば篤夢は大盛と二塁ベースの一直線上ではなく「二塁にも三塁にもどちらにも投げられる場所」に走ったのですが。西川篤夢が「二塁アウトも諦めてない場所」にいたことに感心しました。
普通のショートは「三塁に行かせない」ことしか考えませんが、西川は「三塁に行かれる心配」と「打者走者を二塁でアウトにする可能性」を天秤にかけ後者を選択しました。このセンスはなかなか見事でした。
コーチはこんなことまで教えませんから、西川篤夢の持って生まれた野球センスだと思います。とても面白かった。
その後、ショートゴロが飛んできて補殺1も記録しました。
カープはどうせドベなんだし、西川篤夢は乗ってるし、イチかバチか今日篤夢をスタメンさせてみても面白い。
昨日マティを上げたので、今日篤夢を抹消してブルペン9人に戻すかもしれないけどさ。