2020年2月15日(土)宜野座
阪神1-7広島
阪神は良い戦力が揃ってるんですが、なんかあまり怖さを感じません。四番がいないことが大きいです。
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阪神の新戦力
サンズとボーア。
3番サンズは四球と死球なので全く不明。守備機会もナシでした。DH。
4番ボーアはファーストゴロとショートライナー。
アドゥワのムービングボールを引っかけてゴロを打ったので、次打席では同じアドゥワのストレートをショート方向へ打ちました。
この結果は「たまたま偶然」かもしれませんが、もしかしたらボーアが「頭のいい選手」である可能性もなくはない。
ボーアのフリー打撃は確かにスゴいんです。ものすごい飛距離をかっ飛ばします。一昨年はMLBで20HR。バースとは言わんがブラゼルっぽさは確かに感じます。
近本、木浪、高山
ここらへんは今年もイヤらしそうですね。近本はやはり対カープでよく打つ。笑
ボーアのショートライナーで飛び出したのは猛省ですが、2番近本は相手の嫌がる攻撃ですね。
スアレス、谷川
スアレスって2015年に来日。ソフトバンクで背番号90を付けたことで話題になったあの投手。
水島新司の漫画をリスペクトして南海もダイエーもソフトバンクも背番号90をずっと欠番にしていました。
その期待のスアレスが昨年解雇。阪神が拾って背番号75.昨日の最速は155km。自己最速は161km。
私が昨日の阪神で一番オヤッと思ったのが背番号34の谷川投手。
小気味良いボールを投げます。球速は145km前後。でもキレがいいのとコマンドが良い。キャッチャーミットが全く動かない。
「こりゃ凄い投手だ。ルーキーか?」
と思えば3年前のドラフト5位。今年は飛躍するかもしれません。阪神谷川、要チェックです。
カープもいよいよ世代交代が近い
カープの新戦力もなかなか良いです。
昨日の目玉はセカンド小園。
私の知る限り、この春のキャンプで小園は一度も2塁を守っていません。当然3塁も未体験。
昨日はいきなり「ぶっつけセカンド」で先発出場。
んで1回裏の先頭打者がいきなりセカンド正面のゴロ。
小園の捕球の仕方が「もろショート」で吹きました。w
待って捕れば良いのに前に出てショートバウンドキャッチ。面白かったです。何をやってもカワイイぜ、海斗は。
全然セカンドの動きじゃないんですが、私は続けてもらいたい。佐々岡は「次はサードだ」とか言ってますね。いいぞ、やれやれ、もっとやれ。
ショート一本じゃ小園を試合で使えません。小園は一軍に必要な戦力。
今季に限っては小園にセカンドもサードもやって欲しいです。んでできれば規定打席に立たせたい。
その他の新戦力。
高橋大樹です。昨日はまずい守備をうるさいおっさんにディスられていましたが今日は4打席で2打数2長打2四球。
誠也にアクシデントがあって緊急出場したんですが、見事に期待に応えました。
去年まではオープン戦で打っても打っても野間や龍馬に出場機会を奪われてきた大樹ですが、今季はいよいよ開花するのではないか。
2019年も2018年も高橋大樹は「開幕スタメンにあと一歩」だったんです。丸がいた2018年もあと一歩だったんです。
かつては故障の栗原健太と二軍で行動を共にし、背番号25を新井貴浩にゆずりました。
今は栗原健太の50番を背負う誠也の前にドラフト指名をされた25歳。
今年のヒロキは持ってます。主力がケガした時に活躍してそのまま一気にレギュラー奪取ってプロ野球の王道です!
佐々岡なのか朝山なのか
その他にも新戦力はいましたよ。
菊池保則。今年もコマンド抜群。マジで9回のクローザーはヤスで行け。ザキとヤス。ダブルクローザー。フラときょんぺーが8回。
石原貴規。2安打に盗塁阻止。ジワジワを過ぎてもうピカピカキラキラ光ってます。
誰の目にも石原貴規が坂倉中村を一歩リードしています。
それもこれも石原慶幸を二軍に残して石原貴規を一軍に連れて行ったベンチの好判断。
このベンチなら「タナキク12番の解体」もできると思います。策士なのは佐々岡なのか朝山なのか、もしかすると倉なのか。
小園をセカンドで起用したり、石原貴規を上で試したり・・・は私の大好きな野球です。頼もしいなあ。
開幕戦のオーダーは「1~3番タナキク龍馬」で始めればいいと思いますが、その後はいろんな「センスのいい打線」を組んでくれそうな予感がします。
実は去年も開幕オーダーはタナキク龍馬でした。でも今年は意味が違います。
去年と同じ1~3番ですが今年は良い意味で「絶対感」がない。ガンコに固定されることはないだろうって意味。
「田中さん、菊池さんより活躍できればあそこに立てる!」と小園や堂林は感じているんじゃないでしょうか。
1番ショート小園、2番セカンド堂林、3番ピレラも全然悪くないオーダーですよ。
高橋大樹も野間や松山がグダグダしてたら一気に5番レフトのレギュラー奪取。
誠也の後ろはまさかのヒロキ。
正随も甘いボールを仕留める確率が上がっています。好調ですぞ。
正捕手アツは安泰ですが石原貴規のライバルは磯村嘉孝になってきた。
中村奨成、昨日もヒット。
坂倉、中村、どうすりゃいいんだ。マスクは一つ。
坂倉と中村の「ぶっつけ外野」もあるかもしれませんよ。