ロッテとの練習試合で気になったこと

2020年2月14日(金)コザしんきんスタジアム

広島5x-4ロッテ

今年初の対外試合。相手はロッテ。ジャクソンは謎の肉離れ。

今日も試合で気になったことをダラダラ書きます。


(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

 

1番2番がタナキクで3番が龍馬

カープのオーダーはタナキク龍馬、誠也チョーさんピレラ安部。

捕手以外は「開幕オーダー」を思わせる布陣。最近のプロ野球選手って仕上がりが早いのねぇ。

去年もオープン戦の初戦に大瀬良大地が登板してるんですよね。昭和時代なら考えられません。落合博満選手ならまだバット持ってないよ。

誠也は静かに初球を特大ホームラン。この日は終始スゴい逆風でしたが誠也の時だけ止んでたのかな???

 

遠藤淳志の話

この日の先発は遠藤。「千賀フォーム」をやめて元のワインドアップで投げました。

結果は3回2失点。

1回表。先頭の左打者、藤原恭大に痛烈なライトライナーを打たれました。

2番を打ち取り2死。ここから3番に死球、4番に四球。

5番は左打者の安田。同い年。誕生日も5日しか違わない。あっちは高校1年から履正社のレギュラーで有名人。こっちは茨城の無名校。

燃えないはずがない。知りませんけど。

結果はタイミングの合わない平凡なレフトフライ。遠藤がストレートで差し込んだ・・・ってほどではなかった。安田のタイミングが合わなかったように見えました。レフト野間のキャッチングは相変わらず怪しい。

 

2回表。先頭の6番田村龍弘。会心のライト前ヒット。この子、光星学院の4番です。3番が北條史也。

守備型の捕手のように言われてますけど、私は甲斐拓也とこの田村龍弘は「打てる捕手」だとみています。

7番打者にも右安打。田村は2塁ストップ。ライトは誠也でした。無死12塁。

ここで突如遠藤&坂倉のバッテリーのギアが上がる。8番を内野フライ。9番と1番を連続見逃し三振。

3人への決め球はいずれもストレート。こういう遠藤が見たいのよう。

 

3回表。ロッテの攻撃は2番から。

左打者の12塁間の緩いゴロ。キクがダイビングも捕れない。この打球は今年も一年間ずっと捕れないんだろうなあ・・・

今年もキクは2塁ベース寄りを守りそうです。無死1塁。

3番中村でエンドラン。なのに打球はサードゴロ。笑 ロッテも弱いなあ。

ピレラはナイスキャッチ。2塁を見るが間に合わない。んで1塁に投げたら絶妙なハーフバウンド。1塁手安部友裕はベースに付いたまま手だけで捕球に行き全然届かず。ここはベースを離れて「捕球優先」で行くべきでした。

ボールがファールグラウンドを転がる間に1塁走者生還。1対1。同点。打者走者の中村は3塁を伺うも2塁ストップ。なおも無死2塁。打者は4番。

 

遠藤は井上晴哉にスライダーを左中間に打たれる。誰もがタイムリーツーベースと思いきやセンター龍馬が横っ飛びダイビングキャッチ

野間もサボらず非常に速いカバーリングをしました。

レフト野間のカバーがあればこそのセンター龍馬のビッグプレイ。この左中間コンビは今年もこのままの位置で行くのかな。

この時、2塁走者の中村はタッチアップでキッチリ3塁へ。こちらも好走塁。当たり前のように見えてけっこう難しい打球判断です。

 

1死3塁で5番安田。今度は安田が燃える番。「え?カープのあのピッチャー、オレとタメなの?」

さっきと同じ外角ストレートをさっきと同じ打ち方で打った安田。

今度はタイミングが合ってます。

ややバットの先っぽだった分、打球は上がりませんでしたがそれでもいい当たりのセンターライナー。龍馬の予想より伸びる打球でした。悠々犠牲フライ。ロッテ逆転、1対2。2死無走者から6番田村はライトフライ。

遠藤はまあまあ良かったです。オープン戦で何試合か好投すれば先発ローテ入りもあり得ます。森下、アドゥワ、遠藤で2枠です。

 

その他の投手

塹江と樹也が2回無失点。矢崎は1回無失点。3人とも無四球

粗探しをすれば塹江は1塁ベースカバーがぎこちないし、樹也はもっと腕を振って欲しい。

ヤサタクはカットボール投げてましたか?もうちょっと観察しよう。

 

フランスア。1回3安打2失点。

まあいいじゃん。フラも練習でアドレナリンが出ない人です。

 

カープの野手

そのフランスアが投げている9回表にセンター高橋大樹とライト宇草孔基にそれぞれまずい守備がありました。送球です。

3対2でカープ1点リード。9回表。

1死1塁でライト前ヒット。ライト宇草の内野への返球が緩すぎました。3塁に行かれるところでした。プロ野球であんな緩い返球は見たことありません。G重信レベルでクロマティ以下。

ちなみに宇草はゴロヒットへのバウンドの合わせ方もぎこちない。天然芝の球場では余計な進塁を許しそうです。宇草の守備は非常に不安ですね。今のとこ。

 

次はセンター高橋大樹。1点リードの9回表、1死12塁。

いい当たりのセンター前ヒットが飛んできました。

高橋大樹は同点を防ぐべくノーバウンド送球でバックホーム。

同点の2塁ランナーは悠々ホームイン。逆転の1塁ランナーも易々と3塁に進塁。

高橋大樹は2塁走者の足の速さを知らない。知らないなら「カットまで」が原則です。

ロッテの打者走者も十分2塁へ行けましたが行ってませんでした。同点でなおも1死13塁。

次の藤原の内野ゴロが勝ち越し点となりました。高橋の責任です。余計な進塁を許したからです。

 

代打中村奨成。

9回表、曽根に代えて代打中村奨成

ちょっと奥さん「代打中村」ですって。見たことないわ、こんなの。

代打中村に萌えました。一軍の公式戦でも見てみたいなあ、勝負どころの代打中村。

 

あと野間。

9番レフトで2打席2四球。盗塁2個成功。

2個目はアウトと思ってベースを離れタッチアウト。

もったいないし変わってない。お前のプロ野球人生・・・残り少ないんだよ。もったいない。

 

ロッテの選手

安田が目を引きました。藤原恭大より数段上ですね。

藤原君も好きなんですが1番起用は反対です。7番で三振か一発でいいじゃん。

安田は同級生の村上宗隆みたく左中間に大きいのが飛びそうです。

 

9回にデッドボールを連発したロッテの41番。

あんな子いたっけ?と思ったらモテモテ成田君じゃないの!

あの甲子園のアイドルがサイドスロー転向・・・絶句しました。

私が「左の桑田真澄」と呼んでいたスターももがき苦しんでいるのか。ディスイズプロ野球。

まだ22歳。森下暢仁や佐藤世那と一緒に高校全日本で戦った間柄。

頑張れ成田。先発完投が見たいぞ。