カープはこの先しばらく「FA流出」がありません~ドラフト構想vol.1

2021.7.12(月)

慶応 5-4 桐蔭学園 保土ケ谷

足をケガしている前田晃宏投手の好リリーフで優勝候補同士の1回戦は慶応高校が勝利!

3年生の前田晃弘君は前田智徳の息子。次男。最後の夏、ぜひ頑張ってほしいねえ。青春だねえ。


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カープのドラフト候補

前田の息子がプロ志望届を出すかどうかは知りませんが、スカウト部長の苑田さんは慶応大学の右打者をマークしているらしい。

その名は正木智也君。右投げ右打ち。メインは一塁。サブで三塁。

苑田さん曰く

「打球音が一人だけ違う」「右の長距離砲は魅力」

私がtwitterで見たところ、他の選手と同じ打球音でしたけどね。たまたまかもしらんが、苑田さんの眼力に間違いはない。いいバッターなのでしょう。

 

まだ夏の甲子園も始まっていないのですが、私は高校生投手に惹かれます。センバツで見た天理の達孝太投手が現時点で私のドラ1。2位は中京の畔柳亨丞投手。3位が小園健太投手。4位が風間球打投手。まだ他の選手を全然知らないのです。センバツに出た子と「有名どころ」しか知りません。高校生の4人は全員右投手です。

カープはキラキラネームの選手を上位指名しません。カイトやダイチでギリギリ限界。基本的にはアキタケ、タカヨシ、マサトにリョウジ。カープのドラ1はとても男らしいのです。ジェンダー?何それ? レイラ君は育成でした。

よってこれらの事実から風間球打きゅうたの1位指名はないと思われる。ひが独自のドラフト戦略。笑 まあ歴史を塗り替えることはいつでも可能ですけどね。

 

カープのFA流出はしばらくない

苑田さんは鈴木誠也のポスティングを睨んで慶応大学の正木をリストアップしています。

しかしポスト誠也は同級生の高橋大樹や、愛弟子の中村奨成たちを指名してきました。正隨もいる。

右の強打者は確かに欲しい。取れる時に取っとかないと大谷翔平の活躍でまた右利きの少年が左バッターになっちゃう。笑

右のクロンメヒアも28歳。まだ4~5年は主砲を貼る力がある。異論は認めない。笑 山本浩二がブレイクしたのも遅咲きです。

左だけど小園坂倉もポスト誠也で2022年の四番候補だって左を苦にしません。カープに正木は絶対必要かな?

 

今年、誠也がポスティングするとして、

今年、大瀬良と九里がFA宣言したとして、

次のFA騒ぎは西川龍馬です。2022年オフ。

コレを乗り越えると次の国内FA権を取りそうな主力どころは坂倉将吾や塹江敦哉まで一気に若返ります

途中で磯村、安部、野間、一岡、中田廉あたりが国内FA権を獲得しそうですが、まあ大した問題じゃない。←問題発言

次のFAは坂倉とフランスアが5年先。

小園と森下が6年先。

残りの選手たちはみんな新人みたいなものなので7年先です。

 

投手は足りてる

しっかり数えていませんが、仮にカープの投手が現在35人いて、野手が34人いるとします。

投手陣の中に「このオフ確実に戦力外通告を受ける」という投手はいません。

カープは去年24歳の藤井皓哉をクビにしたのです。ケガではありません。藤井皓哉は今年独立リーグでノーヒットノーランを記録しています。

岡田明丈を切れとか、矢崎を切れという声もあると思いますが、ちょっとそれはカープらしくない。

V3戦士は簡単にクビにできないし、育成枠には戸田隆矢。

こうなるとドラフトで投手を指名する枠が空かないのです。どうすんだろ?

 

野手の方はちょこちょこ「オフにヤバいな」という選手がいます。

しかも育成枠に二俣、木下、持丸。支配下枠が空くのを待ってる連中がいる。

磯村や田中広輔はトレードしてあげればいいのに、カープはそれもやりませんでした。

 

今年の戦力外通告とドラフト会議ではちょっぴり野手中心に入れ替えが進むかなと思います。だから正木君の名前が出るのでしょう。

投手は本当に困ります。去年よりさらに困る。今村、中﨑、ノムスケあたりの首もヤバいのかね・・・育成契約?それをするなら小窪や梵のように自由契約でしょう。

一体どうすんでしょうねえ。

つづく...