阪神の藤浪晋太郎がもがいています。
キャンプ早々にシート打撃で味方の選手に死球。しかも2人も。
ソフトバンクとのオープン戦では右打者を左打者に交代させられました。藤浪の死球を恐れて。
金本政権下で3年15勝。年俸も1.7億→8400万と半減。
このまま消えていくにはあまりに惜しい160km右腕。
誠也世代で大谷のライバル。
こういう投手がちょうど30年前に存在しました。
その名は斎藤雅樹。プロ通算180勝。沢村賞3回。野球殿堂入り。
1982年にドラフト1位で巨人入団。
当時の藤田監督の勧めで1年目にサイドスローに転向。
すぐに結果は出ず、野手に転向とか、トレード要員とか、ノミの心臓とか叩かれまくった名門球団のドラフト1位。
恩師藤田が退団後、王監督時代の5年間はリリーフで起用されていた。
そしてプロ7年目の1989年、平成元年。
藤田監督が復帰するといきなり才能爆発。
240回を投げ防御率1.62。20勝7敗。21完投。チームをダントツのリーグ優勝に導く。
日本シリーズではブライアント率いる近鉄を3連敗の後の4連勝で破り逆転日本一。
MVPこそ規定打席で4割打ったクロマティに譲ったが自身は沢村賞に輝く。
あれからジャスト30年。
2019年は新元号元年。
平成のエースが斎藤なら、新元号のエースは藤浪かもしれない。
藤浪はあの時の斎藤と同じプロ7年目。
そして新監督の下で新しい環境に変わった。
サイドスローも試した藤浪が今日のオープン戦に先発します。
イップスを 克服しろよ 晋太郎
ボブ吉さんの藤浪です。