明日から交流戦2018が始まります。今シーズンも18試合。
昨年は12勝6敗の好成績ながら首位と同率の2位に終わったカープ。
今年こそ交流戦の初優勝を目指したい。現在ソフトバンクが3連覇中。
今年は「貯金10」の状態で突入しますので本音のところは
「ま、5割でもオッケーかな。セリーグはどうせみんな苦戦するだろうし、カープも大崩れしない程度に投手陣をやり繰りして18試合を乗り切ってほしいわ」
と考えております。
が!
それではつまんないです。
鈴木誠也を中心に今年も交流戦で大暴れするカープも見たいです。
では参ります。
交流戦初優勝を狙うカープのストロングポイントについて。
<1>鈴木誠也の復調
今週の誠也は解説の安仁屋さんから
「状態はよくありませんね。手打ちになっています」
と言われました。
しかし今年はもう右足が完治しないということなので、誠也は春先から上体に頼った上体を活かした今の打ち方をずっと継続しています。
そして先週のナゴヤドームあたりから誠也らしい鋭い当たりが出始めました。
■2018年の鈴木誠也
3/30 開幕戦に四番でスタメン出場
4/4 下半身の不調のため大事を取って登録抹消(この時点で8打数2安打)
4/18 再登録。代打や5番でちょこっと出場(この期間は6打数1安打)
4/26 四番スタメンに復帰。(これ以降の打率は74打数22安打。打率.297)
今日が5月28日なんで四番に復帰してちょうど1ヶ月。
ちょうど体が温まってくる頃と言いますか、試合勘を取り戻し始めたタイミングじゃないですか、今。
これから先は大いに期待していいと思います。
本当は交流戦前の5試合で大爆発するだろうと思ってたんですが、得点圏で打席に入れたのは5試合で3打席だけでした。
もうそろそろ大爆発する予感がします。1試合3本とか。
<2>薮田と野村が今週帰ってくる
先発ローテ予想では薮田が5/31のノムスケが6/2。
今の時点ではこの二人が本当にストロングポイントなのかどうかまだわかりません。苦笑
しかしフランスアや中村恭平よりも実績は上です。
交流戦は全て6連戦で、雨天中止の場合は月曜日にスライド開催する日程も組まれてます。
なので先発投手の頭数が増えるのはとにかく頼もしいです。
ジョンソンも女の子が無事誕生し30日に帰国予定。二軍には高橋昂也も福井優也います。
先発は十分揃いました。7連戦でもじゅうぶん戦えますよ。
<3>実はパリーグが引き潮ムード
首位の西武は自慢の打線が湿り気味。特に四番の山川がなぜか5月は大ブレーキ。
今のうちに早く西武と試合しましょう!笑
ソフトバンクも今年は故障者続出でここまで貯金ゼロの苦しいチーム状況。
今勢いがあるのは日本ハムですが、ハムとはマツダスタジアムで対戦できるメリットがあります。
楽天ともマツダスタジアムで対戦します。栗原ぁー!!
私の目標は
第1節 西武(広島)・ロッテ(千葉)・・4勝2敗
第2節 ハム(広島)・楽天(広島)・・・・5勝1敗
第3節 オリ(大阪)・SB(福岡)・・・・3勝3敗
で12勝6敗。わーい初優勝!です。笑
・・・
まあ現実はそんなに甘くない。
本音は「5割でもOK」です。
あまり言いたくありませんがカープの要注意ポイントも挙げておきましょうか。
<4>丸は苦しみます
1ヶ月のブランクと実践なしでの一軍復帰。
しかも丸はおそらく当面は「代打の切り札」として「厳しい相手投手」と対戦します。
いくら丸でも1か月ぶりの一軍で「代打で試合を決める一打を打つ」ことは非常に難しい仕事です。
DHがあると言ってもわずか9試合。
丸には先頭打者とかあまり厳しくない場面で打席に立たせてあげたい。
代打の切り札は新井貴浩。あとやっぱり龍馬にも期待したい。
<5>バティが心配
どうしたんでしょうか?
つい2週間ほど前までは誠也とアベックHRやったり、キクバティでアベック2ホーマーとやってたのに・・・
まあ実力がある人なので乗り越えてくれると思います。
メヒアとの入れ替えもナシですよ。
バティの調子が上がってくるのを待ちましょう。育成のカープ。
<6>リリーフ陣
ここは全く心配していません。
3人ともBB/9が5個くらいありますが、まあこんなもんでしょう。
登板間隔を空ければ連続で失敗することはないです。
防御率ゼロの投手はいませんので、あまりジタバタしないこと。一岡もいますから。
藤井皓哉が勝ちパターンを助けてくれたらうれしいです。
アドゥワと長井はまだ19歳。過度の期待はいけません。
藤井は21歳。彼にはバリバリ一軍戦力として期待しています。ジャクソンと一岡を追い越して8回の男も狙えると思っています。
一岡はこのままの使い方でいいです。昨日はアンラッキー。いいストレートですよ。
中田廉は焦らずゆっくり本調子を取り戻すこと。夏場にいい仕事をお願いします。
<7>ベンチワーク
交流戦の優勝を目標においた時、ここが一番心配。
まずカープベンチは交流戦優勝を目標としていません。
※参考記事2017.6/18
昨年の最終戦でソフトバンクとマツダで対戦。
カープ12勝5敗、ソフトバンク11勝6敗。勝ったチームが交流戦優勝という試合。
カープはいつも通りのローテーションで21歳の中村祐太が登板。
かたやソフトバンクは「短期決戦仕様」なのか「1戦必勝態勢」なのか五十嵐亮太を5回に投入するなど7人の投手を使い小刻みな継投で逃げ切りました。
・・・別にいいんですよ。悲
緒方カープは大人の野球ですよ。
緒方監督って絶対に
「交流戦も143分の1試合に過ぎない」
と思ってますよね。
まあ・・・確かに・・・理論上では・・・そうなんですけども・・・
セリーグがナメられっぱなしで私は悔しいです!!
実際、緒方監督のほうが大人です。正解です。
でももうセリーグ3連覇も大丈夫っぽいから、ちょっと交流戦で張りきっちゃいませんか?
ダメですか? これ完全に「油断」ですか? 笑
緒方監督は短期決戦に弱いと言われます。
しかし逆に言えば長期決戦に強いということです。
現在2連覇中。
これでいいんです。贅沢は敵です。笑
交流戦はほどほどに。
セリーグ優勝は1/6の可能性。
交流戦優勝は1/12の可能性です。
二兎を追う者は一兎をも得ず。
まあ無理せずに戦いましょうか。
交流戦の優勝は結果オーライということで。