坂倉将吾2018年の起用法について

坂倉将吾、2年目の19歳。
ルーキーイヤーの昨年は衣笠祥雄以来となるカープ53年ぶり高卒新人捕手の一軍デビュー。
プロ入り初安打まで放ち、二軍ではファーム選手権MVPにウエスタンリーグ・ビッグホープ賞を獲得。
プロ入り初安打も、選手権での勝ち越し3ランも、坂倉の才能があふれ出る美しいバッティングでありました。

 

そして2年目の2018年2月1日、同期の高橋昂也、アドゥワ誠ととともに坂倉は一軍キャンプスタート。
テレビ解説者の前田智徳さんが「2年目の選手の体じゃない」と言ったマッスルボディー。
太もも周りは何センチあるんでしょうか、まるで競輪選手のような太ももです。笑

 

さてそんな2年目の坂倉将吾。
貴方なら今年一軍でどうやって起用しますか?
代打要員? 第3捕手?

 

私ならこうです。

 

「スタメン出場40試合」

リスキーですか?
リスキーですね。

一年間の公式戦は143試合です。
私はそのうちの40試合ほどを坂倉にあげたいと思っています。
過去の大物捕手と比較してみましょう。
城島健司は1年目12試合、2年目17試合に出場。
この時期は捕手だけでなく一塁手や代打としても出場していました。
そして3年目が飛躍のシーズン。120試合に出場し、ファン投票第1位でオールスターにも選出されました。
この年の城島の打撃成績は.308、15本でした。

 

谷繁元信の場合は高卒1年目から一軍帯同の英才教育を受けました。
古葉監督と須藤監督のもと、4年目まで毎年80試合前後に出場。
しかし試合終盤では守備固めに秋元宏作を出される場面も多かった。
5年目にオールスター初選出、6年目に初めて規定打席に乗る。
8年目の1996年に初めて3割を打ちました。

 

城島は早熟で谷繁は晩成型。
城島が36歳で引退したのに対し、谷繁は45歳まで現役を続行
谷繁は野村克也を抜きNPB史上最多の3021試合に出場しました。
その他の有名な高卒捕手がレギュラーを獲得した年は炭谷銀次郎が6年目、西山秀二が7年目、レジェンドの野村克也でもやっと3年目のことでした。

 

過去に高卒3年目で正捕手をゲットしたのは城島と野村の二人だけ。
現役ではヤクルトの中村悠平が4年目に91試合出場を果たしています。

 

私はつい最近まで
「カープには會澤翼がいるし、坂倉を慌てて一軍に呼ぶ必要はない」
と考えていました。
しかし坂倉のシーズン終盤での急成長と、秋のドラフトでの中村奨成の獲得。
これを受け「どうせ坂倉を育てるなら二軍よりも一軍で」との考えに至りました。

 

坂倉を二軍で育てていたら、奨成を二軍で試合に出せなくなります。
もう奨成を獲っちゃったんだし、当面は奨成も捕手として育てる方針ですから、もはや坂倉の居場所は二軍ではなく一軍ということになるでしょう。
中村亘を解雇し、船越涼太に内野や外野の練習をさせているのもそういうことでしょう。

 

ならば坂倉を第3捕手として一軍で「飼い殺す」ようなことはしてはいけないと思うんです。
申し訳ないですが今シーズンは石原慶幸に第3捕手を務めていただき、會澤と坂倉のツープラトンで今季を戦うべきだと思うのです。

 

例えば坂倉は岡田明丈や中村祐太の時に先発マスクをかぶらせます。
ジョンソン、野村、薮田のようなゴロピッチャーにはやはりキャッチャーの老獪なリードが必要かと思います。
なのでパートナーはアツ。
若くて強烈なストレートを持つ岡田と中村の時に捕手・坂倉将吾で戦いたい。
大瀬良は微妙。大瀬良は秋頃から「力だけではダメ」とか「長いイニングを投げたい」とか、なんとなく技巧派への転向をほのめかすコメントをしており、もしかしたら黒田博樹のようなモデルチェンジを図っているのかもしれません。
そうなると大瀬良のパートナーもやはりアツが適任ということになりそうです。

 

ということで、坂倉の2018年は一軍帯同で40試合スタメン。
その結果でもって、2019年のアツもうかうかできなくなります。
2019年のオフは會澤が国内FA権を獲得。坂倉が2018年に正捕手への挑戦権を獲得しようものならアツ流出も現実味を帯びてくるのか!?

 

いやはや妄想なのか構想なのかわからなくなってきましたが、坂倉将吾はスーパースターになる器です。
常識的な育て方よりも「抜擢して育てる」がふさわしい「ロマンの塊」だと思うんです。

 

坂倉を中途半端に一軍で飼い殺すのだけは勘弁してほしい。
一軍に坂倉を置くのならば「試合で起用する」ことを前提とするべきです。
中村奨成を獲得したんですから、坂倉は一軍に置かざるを得ない。
そうすると坂倉を一軍で使わないといけないと、こういう図式です。

 

いかがでしょうか?
ご意見ください。