週明けの交流戦、カープは試合をできると思います。

本題の前に業務連絡。

今、カープの試合がないのでOB選手名鑑を書いています。

これは貧打の攻撃陣と強烈な投手陣で10ゲーム差をひっくり返した1991年の再現への願掛けです。

だから1991年の優勝メンバーを連載します。

緒方孝市の役目が野間、野村謙二郎が小園、前田は羽月、江藤は奨成。

佐々岡が森下で大野豊は栗林。セットアッパー石貫役はコルニエルです。←ゴメン塹江

 

んでそれとは別にカープ雑感記事も毎日書きます。この記事がそれ。

カープの試合がない間は1日2本書きます。選手名鑑と日記です。

ここから先が日記の本題。

カープは交流戦を戦えるのか?についてです。


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戦えると思います。

結論。

カープは来週の交流戦を戦えると思います。

ただし火曜日~木曜日の西武戦(マツダ)はまだわかりません。PCR検査の結果次第。

これ以上一人も「陽性」が増えければ、西武戦をできるかもしれません。火曜日がまだ無理なら水曜日からでもね。

んで金曜日~日曜日のロッテ戦(千葉)は何とか試合ができると思います。

試合ができる場合でもカープは主軸が不在です。

陽性反応の選手8名は2週間の隔離が必要。

菊池、誠也、小園、羽月、石原、長野、正随、大盛

復帰まで最短でも「隔離2週間+1週間」は必要でしょう。最短で6月11日頃。

「交流戦には間に合わない」と思っといた方がよさそうです。

選手ではない朝山コーチ、倉コーチ、球団職員さんは2週間で戻れると思います。「いない方がマシ」とか言っちゃダメですよ。笑

 

どう戦うか?

これ以上感染者が増えない場合、

試合ができるとなった場合、菊池、羽月、小園、誠也という「1番~4番の上位打線」と「守備の要センターライン」を全部欠いて、カープはパリーグを相手にどう戦うのか?

今日はそれを構想します。

 

1978年8月。

「さらば宇宙戦艦ヤマト」という映画が公開されました。

あの時、地球防衛軍が白色彗星帝国に全滅させられ、ただ一隻だけ残った戦艦ヤマトは波動砲も主砲も使えなくなりました。残された武器は魚雷ミサイルだけ。

古代艦長はその時、どうしたか?

絶望しましたが、諦めませんでした。

古代は「敵の母星に戦闘機で乗り込み、敵の本体を内部から爆破しよう」と考えたのです。

 

原作をご存じの方にはおなじみのシーンですね。

真田さん、斎藤、山本、加藤。みな古代をかばって戦死しました。

カープは戦死しなくていいんですが、魚雷だけでもピストル打線でも巨大な敵を倒す方法はあると言いたいのですよ。

 

足も使えません

いつもの私ならここで「守って勝とう!」と叫ぶんですが、守るメンバーも足りません。センターラインが全員不在。

スピードスターの大盛、羽月、小園がいない。キクと誠也は守備面でもチームの中心。石原貴規は抑え捕手。栗林は坂倉と奨成に思いきりフォークボールを投げられるのか?

どうです?

なかなか「主砲を使えないヤマトの気分」でしょうが。笑

しかしカープにはヤマト以上に希望が残されている。

それはまだ投手陣が比較的無傷なこと。塹江敦哉はまだ登録抹消されていません。てことはPCRで陰性だったはず。

残りの投手陣もきっと陰性です。希望的観測。

 

キクと誠也の「波動砲」は使えなくなりましたが、

投手王国という「主砲」はまだ残されています。相手ベンチに飛び込んで自爆する必要はないわけです。笑

 

結局守って勝つんです

首位と10ゲーム差ですがカープの借金はまだ4です。実質5割みたいなもの。勝負はこれからです。

しかし「大逆転ツール」のセパ交流戦で負け越すとさすがにアウト。

交流戦で優勝するくらいの意気込みで戦えば、まだセリーグの優勝争いに参加できますよ。

阪神だっていつまでも勝率7割のはずありません。そろそろ6割くらいに落ちてきますよ。

 

捕手陣には中村奨成がいて、磯村と坂倉もPCR陰性でした。アツももうすぐ帰ってくる。

いざとなれば白濱裕太が栗林のフォークを捕る。白濱はこのような非常事態のために15年間カープに在籍し続けたのです。※参考記事

だからカープのバッテリーはALL-OK。十分揃っています。

 

ショート小園の代わりは当然広輔。

キクと羽月の代わりは矢野と安部。曽根もセカンド守れます。

センターは野間。龍馬がいればライト野間。

クロンと林が長距離砲。メヒアと堂林は右へ打て。

松山竜平はクリーンアップ。代打でもいいが交流戦はDHを使えます。緊急事態ですが「レフト松山」はやっぱりやめとけ。笑

 

打順と作戦

1番田中広輔6
2番野間峻祥9
3番西川龍馬8
4番クロン3
5番坂倉/中村2
6番堂林翔太7
7番安部/林5
8番曽根/矢野4
9番森下暢仁1

全員揃えばこういう感じのオーダーが組めます。4番は龍馬でも堂林でもOKですが、とにかく「クロンのパワー」を4打席使いたいです。

パリーグはクロンをビビると思いますよ。データが少ないでしょうから。

クロンにも違和感ナシ。だってセリーグも初見。パリーグも初見。大差ないと思います。

不動の菊池と誠也が抜けてアツもいないため、どうしても打線が左打者に偏りがちです。クロンを外すとますます左寄り。

そこで「中村奨成をライトで使う手」もあります。奨成をライトに残しておけば「抑え捕手白濱」を出動させることもできます。二人はちょうど広陵コンビ。奨成の外野守備は怖いけど、捕手白濱なら栗林は思いきりフォークを投げられると思います。

 

そしてこの作戦のキーマンはやはりこの人です。

野間峻祥。28歳。

巨人戦で今季初出場。3打数無安打ですが2四球ゲット。得点1。

田中広輔の得点はここまで33試合で得点3。野間は1試合で得点1。

野間を1番で使うのもオモシロい。

野間の攻撃的走塁でパリーグを倒したい。巨人戦での攻撃的走塁を見て野間にまた惚れ直しました。

緒方孝市が一目惚れするのも当たり前ですよ、往復ビンタもしたくなりますよ。笑

まさに敵の内部に飛び込んでズタズタに切り裂くジャックナイフのような野間。

3年前の激走も西武戦でした。野間の足もパリーグに通用すると思います。