菊池涼介に守備固めが出るかもしれない

2024.3.1(金) 

楽天 2-4 広島 倉敷 

風が強くて寒そうでしたね。今日はもっと寒くなるそうです。九里なんか出さないで若手でいいと思いますがねえ・・・

さて今日は昨日の試合を軽く振り返った後、矢野雅哉の守備についてマジメに語ります。

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振り返り

森下暢仁。3回無失点。

本人が「全然良くなかった」と言う通り、球威もなく制球もバラバラでした。初登板なのでこんなものでしょう。

 

アドゥワ。3回6安打2失点。

結果は悪いですが内容は悪くありません。外国人に打たれた高め以外はだいたい全球坂倉の構えたところに行ってました。

ストレート一本待ちの楽天打線にストレートを続けさせた坂倉の意図はわかりません。

 

塹江敦哉。1回無失点。

今日もボール球が多かったし、楽天の20歳ぐらいの若手達から1球も空振りを奪えませんでした。

が、ちょっとおもしろいなと思ったのはキャッチャーの石原貴規が何球も高めのコースに構えていたこと。

先頭打者にはカウント3-0としたのでミットを真ん中に構えるのはわかります。普通。

2人目の打者は右バッター。カウント0-2と追い込んだ状態で4球目、石原は外角高めにミットを構えました。私は「1球外すのか」と思いましたが、なんと投げたタマはスライダーでした。

5球目も石原は外角高めストライクゾーンに構えます。今度はストレート。バッターは打ち上げてファールフライ。ライトケンティーがダイビングキャッチしました。

 

今メジャーでは打者の高めに投げるのが密かなブームです。こないだ球辞苑でもやってました。

塹江もこれをやってるのかもしれません。観察を続けます。

 

野手陣。

4番シャイナー、6番レイノル。寒いのでまだこれから。

5番レフト秋山。今日はレフトなんだね。守備機会はありませんでした。

3番小園。守備でドタバタしてました。最後の3球三振は鈴木翔天のタマが暴れまくってたので死球にならないように見逃しました。それでいいと思います。

 

矢野雅哉の起用法

本題。

今シーズンの矢野雅哉の起用法について。

私はズバリ菊池涼介への守備固めがあるかもしれないと思います。

 

何、そのパワーワード?

菊池涼介への守備固め。聞いたことも考えたこともありません。

もちろん二塁の話ですよ。

 

昨日、矢野雅哉が途中出場で二塁に入り、いくつもファインプレーをしました。

私はあのプレーを見てこの話をしているのではありません。

素人の皆さんは矢野の4つか5つのファインプレーに喝采を送ったと思いますが、私は苦言を呈したいと思います。

 

3回裏の2つの美技は素晴らしい。百点満点のビッグプレー。

4回裏の島内のセカンドゴロがダメ

1死無走者、打者島内の打球は高く弾んでピッチャーの頭を超えました。

矢野はダッシュして捕球。素早くランニングスローで一塁アウト。これがダメ。

島内は走力Eです。よってランニングスローは必要ありません。しっかり踏ん張って体勢を整えて一塁へ投げるべきでした。3mも手前でアウトにする必要など無いのです。

走力Aの辰巳なら矢野のプレーはそれでよい。打者島内の時と打者辰巳の時で内野手が同じ守り方をしていてはダメ。

 

とはいえ楽天寄りのアナウンサーは矢野のセカンド守備に度肝を抜いておられました。

2イニングで3つ立て続けにファインプレーしましたからね。

 

菊池涼介に守備固め

んで矢野の起用法であります。

小園をサードに回して矢野を使えというアホがまだいますが、小園の昨日のバッティングを見てまだそんなことが言えるのか?

「なら小園に守備固めを出せばいい」も素人考えです。もし延長戦になったらどうするの?

 

ひょっとして今年の矢野は菊池の代走に出て二塁の守備固めに入るかもしれません。予言しときます。

もちろん毎日ではありません。限られた場面です。

10点差でキクを休ませる時の交代も守備固めとは言いません。あくまで同点や1点差ゲームの守備固めです。

 

矢野の守備がキクより上だとは言っておりません。

守備範囲は矢野の方が広いが、先述した通り矢野の守備はまだ力任せで柔らかさが足りない。言ってみれば巨人の吉川尚輝タイプなんですよ。ハデだけどポカもある。イレギュラーに対する保険も少ない。

だけど矢野はキクより足が速い。盗塁はヘタだけどベーランは速い。

 

以上のことから接戦時にはキクに代走矢野が出るかもしれない。

君は覚えているだろうか、去年野間峻祥に代走羽月が送られたことを。※参考記事

 

2023年5月13日の巨人戦。9回表。1-2。先頭の野間が出塁すると新井は野間に代走羽月を送りました。

んでなんと羽月は初球スチール。大勢と大城は外角にウエストしたのに悠々セーフでした。その後カープは2-2の同点に追いつきました。

野間に代走。菊池に守備固め。時代は回る。

 

「キク→矢野」が守備から交代することはまだ無いでしょう。さすがに守備だけならキクが上。しかし9回に1点負けてる時、キクに代走は大いに考えられる作戦です。

その時羽月が残っていなければ、キクの代走は当然矢野になるでしょう。んで延長戦に入れば二塁に入るのは矢野。

同点の9回にもこの作戦は起動すると私は思います。今年は「菊池への代走矢野」からの「守備固め矢野」はあると思います。

 

ちなみに矢野の三塁は去年ほとんどやってません。今年のキャンプでも一切やってません

矢野はセカンドとショート限定で戦いそうです。その方が矢野の野生をフル活用できるからです。