2026.4.23(木)
広島 0-2 ヤクルト マツダ
私、完全にわかっちゃいました。新井の狙いが。
勝利より育成
スタメンを見て驚愕し、岡本駿も5回で代えた。
そりゃ2点負けたら追いかけろと言ったよ。岡本は中5日だったよ。
でもこれじゃまるでオープン戦だよ。5回50球のエースをすぐに下げるなんて。
うん?
オープン戦?
ああ、そうか。
そういうことだったのか。
新井の狙いがやっとわかった。
新井の狙いは優勝じゃなかったんだ。育成だったんだ。
だからファビアンとモンテロを試合に出さないで、ルーキーや持丸を育ててたのか。
2026年も我慢と苦しみが続くってこういう意味だったのか。
全ての辻褄がこれでつながった。
新井は勝つ気が無いんだ。去年のあの発言からずっと今シーズンを捨ててたんだ。なるほどな。
だから横一線とか小園に状況判断とか、小園にポジコロとかやってたのか。なるほど。
全部が納得できて繋がった。
新井はハナから勝つ気が無かったんだ。新庄の1年目のようにガラガラでポジコロしてるのは新庄のマネだったんだ。
全て繋がった。今年も苦しみは続くってこういうことだったのか。
なんだあ。だから佐々木泰の4番だったのか。ならもっと堂々とじゃんじゃんやればいいのに。早く言ってくれよ、たく。
「去年言ったじゃないかw」
あれだけじゃわかんねーよ。俺の辞書に「勝たない野球」は載ってなかったからさ。
初めて知ったよ、ありがとう。
楽しみ方
岡本下げて、ファビモン下げて、ファースト坂倉って、私の辞書にはなかったよ。ノーアウト12塁でピッチャー高梨が真正面から打ってくるくらい考えられない。
俺も年なんだな。令和の新しい野球についていけなくなりました。
岡本駿を5回で降ろしたあたりから、この試合をファームの試合なんだと思って見たら、ストレスなく楽しめました。
新井の野球が勝利を目指していないことに気付くと、高や齊藤のピッチングを純粋に楽しめた。
遠藤淳志やヤクルト高梨のストレートにも驚いた。プロの投手って登板間隔をあけるとスゴい球威を出せるんだね。
小園の守備範囲も少しずつ広がってるだろ。やっぱあいつはショートだよ。
6回裏0対2、2死12塁。打者8番持丸、投手荘司。
打たせるんだ。
へえ、面白い。
新しい。
持丸三振。試合終了。
持丸のセンス
勝利へのラストチャンス…に見えましたが、新井の目的は勝利じゃないので、この場面をそういう風に見ると血圧が上がります。
この場面は持丸のために試合を捨てたと思わないといけません。じゃないとやってられませんよ。
ベンチにはファビアン・モンテロ・中村奨成。投手は左の荘司。
ヤクルトはわざわざ同点の走者を敬遠してまで、左対左の勝負を選択した。
持丸だってわかってました。俺はナメられてるってね。
だから初球をフルスイングした。あわや逆転スリーランのタイミングでした。
だがほんの少し早かった。一塁側スタンドへのファール。
2球目のスライダーと3球目の吊り球は全くタイミング合ってなかった。圧倒的な空振り三振でした。
持丸は秒で切り替えた。
次の回の守りに打席の悔しさを1ミリも引きずらす、スパッと竹を割ったように、テンポよく高太一をリードをしました。前日に続き高は見事なピッチングを披露しました。
持丸は2打席目も満塁で投ゴロ打ってるんですよ。この試合3打席で一人6残塁してたんですよ。
並みのメンタルなら引きずるよ。でも持丸は引きずらなかった。クビ寸前の崖っぷちから這い上がった男はやはり肝が据わっている。
これはイヤミじゃなくて、素直に感心しています。なかなかできませんよ。
持丸のリード
これで4試合続けてスタメンマスクをかぶった持丸。
そのリードにもだいぶ傾向が見えてきました。
持丸のリードの特徴は基本に忠実なオーソドックスな配球と、若いくせに堂々としてるところです。とてもキャッチャーっぽい。
もしかすると持丸は新井から何か言われているのかもしれません。
「今年はお前を外すつもりないから、思い切ってやってこい」
とかね。
じゃないとあんなに堂々と自信満々でいられないですよ。普通。
素人は持丸がインコースを攻めると言うけど、それぐらいは誰でもやってる。アツと石原が特殊なだけだ。
持丸は床田・森下・大瀬良・岡本と組んだ。どの投手も2失点くらいで好投した。内角も外角もストレートも変化球もバランスよく配球した。
持丸は指先だけじゃなく表情とジェスチャーも交えて、自分の考えを投手に伝えてました。
配球はオーソドックスに打者のウラをかく配球が多い。多いっていうか全部がそうだね。ここまではね。
坂倉と古田はワザと相手の待ってる球を要求する。相手チームの4番にもやる奴は珍しい。
坂倉は10年目だから敵も味方もよく知ってる。持丸は敵も味方も全く知らないのに、よく頑張ってる。キャッチャーとしてのセンスを非常に感じる。「持丸はいい捕手だ」という意味です。
キャッチングはあまり上手と言えないけど、坂倉も去年までは上手じゃなかった。持丸もこれから上手くなればいい。去年か一昨年の「1試合3パスボール」みたいなことはもう二度とないだろう。
顔を見てても必死さとマジメさが伝わってくるし、坂倉やピッチャーともよくコミュニーケーションを取ってる…と思われる。テレビにもちょいちょい映るし、リードが独りよがりじゃないからです。
持丸は投手をノセるのが上手い。例えば森下のチェンジアップが来ると思わせておいて、低めストレートで見逃し三振を取るとかね。こういう配球はピッチャーが乗ってくる。
明日以降も新井は持丸を使い続けるかもしれない。
新井は今シーズン、新しい選手を使い続けて、育てていくつもりなんだろう。
去年は5月で失速し、夏からずっと育成モードでしたが、今年は最初から全力で育成モードです。
おそらく新井は去年の早い段階で 長期政権 を約束されていたのでしょう。
じゃないとここまで大胆にルーキーたちを抜擢できませんよ。ドラフトであんなに大学生ばかり指名できませんよ。
今シーズンの楽しみ方
私は新井とカープの方針には 大反対 です。俺は今年勝ちたい。
だが球団と監督の決めたことなので、俺はもう勝利にはこだわらない。
一軍の公式戦もファームの試合を見るように、ゆるゆると若手の成長を楽しむことにします。
新庄の1年目を新井は今やってんだよ。のん気なもんだぜ。新井らしいなあ。
スタンドはガラガラだけど、おかげで当日券も買えるってもんさ。
ある意味これも悪くないんじゃないか。仕事帰りにふらっと野球を見れて、席もガラガラ。昔の市民球場もこんなだったぜ。
私はカープをゆるゆる応援するよ。
のんびりドベを楽しみましょう。ファームの試合だと思えばけっこう楽しめますよ。