広島カープが弱い理由はドラフト戦略にある

2026.5.10(日) 

広島 4-0 ヤクルト マツダ 

勝ったから嬉しいけど、新井はついにサード坂倉をやりました。

4年前、新井が監督就任後、一番最初にやった仕事がサード坂倉をキャッチャーに戻したことでした。

 

あの時、新井が言ったこと

と、ここまでは素人の皆さんもよく覚えていらっしゃると思います。

だがこの話には 続き があったことを覚えている人は少ないでしょう。

2022年10月。

新井「サク、来年は捕手一本でアツと競争してくれ」

坂倉「ハイ。僕の考えもそうです」

新井「捕手で出ない日は代打待機な」

坂倉「ハイ。三塁と一塁はもうないんですか?」

新井「ない。俺の気がおかしくなったらあるかもしれない(笑)」

ウソみたいな話ですが、これは完全に 実話 です。※デイリー

これだけ負けりゃ、新井の頭もおかしくなるか。しゃーないか。

 

広島カープが弱い理由

2026年のカープは幸運な開幕3連勝を除けば、3連戦勝ち越しが1回しかありません。

もし中日のアブレウがぎっくり腰にならければ、今頃カープは9勝19敗。1ヶ月で借金10。

5ヶ月後には借金50になるのか? 計算したくねえぜ…

 

なんで広島カープはこんなに弱くなったのか?

前田健太と鈴木誠也が抜けたというけど、マエケンが抜けても3連覇できたし、誠也がいても3年連続Bクラスでした。

私はカープが弱くなった理由を「佐々岡時代の3年間のドラフト戦略にあった」と考えています。

 

3連覇した2016~2018年のドラフトでカープは坂倉・奨成・小園を獲得しました。5~10年後はこいつらの時代になる予定でした。

芽は出なかったけど長井良太・山口翔・羽月隆太郎の指名も間違いではありませんでした。大学生の床田寛樹や島内颯太郎も素材型の選手として順調に育ってきました。

2019年は緒方が勇退して、佐々岡が佐々木朗希・奥川・森下の中から「森下がいい」と言って1位指名。これも私は間違っていなかったと思います。

2019年のドラフトは宇草、鈴木寛人、韮澤、石原貴規、玉村、持丸と素材型の好選手を次々に指名成功。私はこの年のドラフトを100点満点で200点だと高く評価しました。※参考記事

 

「山口翔と鈴木寛人はスカタンだった!」

いや、結果はそうでも 球団としての戦略 は正しかった。

カープは 素材型の選手を育てる ことで強くならないとならない。

どう考えてもそうでしょうが。

 

佐々岡と新井のドラフト

2020年のドラフトも「カープは勝ち組だ」と評価しました。

2位森浦、3位大道、4位行木は伸びしろたっぷりで育成の二俣は鈴木誠也に似てましたから。

 

暗転するのはここからです。

私は2021年のドラフトを「史上最低だ」と辛口評価しました。

1位黒原、2位森、3位中村健人、4位田村、5位末包。

この選手たちには何の罪もありません。みんな素晴らしい選手です。

 

私が2021年ドラフトを最低だと評価した理由は 補強ポイントがズレていたから です。

実はこの年が鈴木誠也のポスティング移籍のシーズンでした。

カープは誠也の穴を社会人ルーキーで埋めようと考えました。私はその考えが スケベで最低だ と罵ったのです。

 

新人で誠也の穴が埋まるかっての。

長野で丸の穴が埋まると本気で思ったのか? 

だとしたらカープは気がおかしい。坂倉をサードで使うはずだよ。

 

私は5年前のドラフトを5年後の今、批判しているのではありません。

5年前のドラフトの翌朝に真っ向から否定したのです。

私はその時こうもブログに書いています。

「5年後のカープは焼け野原だ!」※参考記事

今がその5年後です。見事な焼け野原。4番はサードの坂倉将吾です。

 

私の予言はいつも当たります。

佐々岡はケンティーと末包を上位指名した半年後、秋山翔吾 まで獲得しています。これで田村俊介と中村奨成の育成が5年遅れました。

私は5年前のブログに「5年後のカープをどうするのか?また大学生を1位指名するのか?」と書きました。クジを外したらどうするんだ?とも書いてます。

案の定カープは宗山・立石のクジを外して、佐々木泰と平川蓮を獲得しました。

 

泰と平川が悪いと言ってるんじゃありません。

ドラフトのクジ引きに球団の命運を賭ける戦略が アホだ と言っているのです。

私が欲しかった選手は斉藤優汰であり内田湘大でありました。大学生でも滝田一希や岡本駿は伸びしろたっぷりで欲しかった投手でした。

泰も平川も素材型の選手です。開幕戦で1番や4番を打たせるべきではありませんでした。阪神は下村も立石もじっくり育てています。

 

同じことをやっている

「それは阪神が強くて、カープは弱いからだ」

という話がそもそもの間違い。

いいですか。カープが今、強かろうが弱かろうが、カープの戦略を変えてはいけません。

 

私が長年、巨人の節操のない補強を批判してきたのは、巨人が若手育成の芽を自ら摘んできたからです。

巨人は松原聖弥が出てくれば梶谷をかぶせてきたし、岡本和真が出てくれば中日のゲレーロをかぶせた。もしゲレーロが2年連続本塁打王を取っていたら岡本は今頃トロントでプレーしていませんでした。

 

カープが平川蓮を取ったことは正しいです。3年後の4番候補です。今、一軍の7番でスタメンさせてることも正しいです。

4番サード坂倉も正しいのかもしれません。私にはチームの内側が見えません。

ただ佐々木泰はどうなるのかな?と思わずにいられないし、二軍にはラミレスと内田湘大もいます。

そして一軍には 林晃汰と二俣翔一 がいます。

 

誰も覚えていないと思いますが二俣翔一はサード守備が一番上手い。佐々木泰より上手いかもしれないぞ。

そして林晃汰はヤクルト戦でカウント3-0からフルスイングしました。カープの選手で3-0でフルスイングしたやつは2~3年ぶりじゃないか。負けてる場面で3-0からフルスイングしたってことは相当今の状態に自信を持ってる証拠ですよ。

昨日も林は代打でカウント3-0となりました。私は「打て!」と期待しましたが、ボールでフォアボールを獲得しました。

 

今週は坂倉がサードに入って、林が秋山の代わりにレフトに入るのか?

なんだかとても

行き当たりばったり

に見えませんか? 

 

私には見えるよ。ドラフト戦略も選手起用も行き当たりばったり。

2022年を除く、2021~2025年のドラフトは行き当たりばっかりの即戦力ドラフトで伸びしろに欠けています。だから弱いのは必然です。私は5年前からこうなることがわかっていました。

 

サード坂倉、キャッチャー持丸、レフト林。

二俣はベンチで奨成は二軍。勝てるわけないだろ。

私なら坂倉・小園・奨成をセンターラインにがっちりと固定します。

これで負けたら仕方がないからです。サード小園、サード坂倉、ライト奨成ではカープの力を70%くらいしか発揮できていないと思います。

スカウトと現場が別々な動きをしているから弱いのです。

 

足りないピースを補強で補うことはカープにはできないのです。

「球団を売れ」という素人も多いが、売らずに勝つ方法はいくらでもある。

カネを使うことばかり考えず、てめえの脳みそを使いなさい。

AIに負けてるぞ、お前ら。


おしまい
 ↓↓↓ ( ※ポチッとワンクリックしていただけると励みになります)
にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ
にほんブログ村

ありがとうございました。

-雑感