幼児は本塁打に喜び玄人は誠也に学ぶ。

このブログで毎日ディスってきたヤクルトの村上宗隆君(19歳)がセリーグ新人王に輝きました。

ちょっと成績も貼っておきましょう。

143試合511打数118安打。打率.231、36本塁打96打点。立派です。

ライバルの阪神・近本光司(25歳)の成績。

142試合586打数159安打。打率.271、9本塁打、42打点。36盗塁で盗塁王。新人安打数で長嶋茂雄を超えてセリーグ記録。


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私は近本に投票しました

私は近本に投票しました。彼のほうが勝利に対する貢献度が大きいのでね。

個人成績の見栄えが良いのが村上君。素人受けがたいへん良いですね。

野球の素人は村上に投票するでしょう。

玄人は近本に投票するでしょう。

フライボール革命?セイバーメトリクス?はあ?

ここは日本だ。三振か本塁打かのホームラン競争はアメリカでやりたまえ。日本で興行されているスポーツはスモールベースボールなのである。

 

日本ってイイ国なんですよ

近年、日本中が外国人観光客で溢れていますね。

中国人が日本のラーメン店に並んで待っていることに誰も違和感を感じません。

インド人が日本のカレー屋さんに並んでも、アメリカ人が国際試合で日本に負けてもなんの違和感もない。

だってこれらは別物なんですよ。

 

日本で発達したラーメン。

日本で発達したカレー。

んで日本で発達したベースボール。

 

ホームラン狙いが一番勝利に近いだと?

 

んなワケはない。

 

一種の宗教かもしれないが、私は右打ち進塁打や三振しない鈴木誠也の打撃が好きです。ディス・イズ・スモールベースボール。

 

実際、誠也は喜んでない

村上君も将来は松井秀喜のような頼れる四番になるでしょう。でも今年はそうじゃなかった。三振か一発の個人プレーヤーでした。

もし鈴木誠也が個人プレーをやってれば本塁打60発も打てたんだよ。

でも誠也はやんなかった。最後は3番で盗塁も決めてた。

誠也のこのインタビュー記事を読むがいい。

NPBアワードに出場したスター選手の中でアツと誠也の二人だけ笑顔ゼロ。悔しさしかないんですよ。

 

まあ頑張れや、村上。鈴木誠也に迫れる数少ない人間かもしれない。

近本もまだまだ確実性が足りない。村上に負けた原因はそこ。頑張ってくれたまえ。