小園海斗「3球猛打賞」から見た初球打ちの打者タイプ

2019.7.28(日)
ヤクルト5-12広島 神宮

カープ9連勝。首位巨人と5ゲーム差。残り47試合。

九里は先発投手として勝ち方を覚えてきましたね。昨日も7回2失点で5勝目をマーク。


 

九里亜蓮の大人の投球

バレを歩かせて村上でゲッツーとか、5回の無死満塁を切り抜けて吠えたりとか、

「勝負所を知ってるな」

って感じの大人の投球でした。

 

昨日「カープの勝利」が決定したのは5回裏の九里亜蓮の投球でした。

九里のいいところはツーストライク後ストレート(4シーム)で勝負できるところ。

ノムスケにはこれがないから球数がかさむのです。4シームを見せて打者を押し込まないと外スラも振ってもらえないのです。

 

ヤクルトの村上宗隆

コイツはやっぱし勘違い野郎だ。

打てない時の態度と一塁守備の態度が酷い。小園海斗と正反対。

「オレ様が打てればチームはどうでもいい」って村上の顔に書いてある。バレンティンの教えかな?

打撃もブザマ。内容ゼロ。いつでもどこでもスイングが同じ。振ったところにボールが来ないと前に飛ばない打ち方です。

どうでもいいとこで個人成績を稼いでもダメ。無価値。巨人の岡本和真も今はまだこの域。

村上はもっとマジメに野球をお勉強しなさい。このタコ。

チーム打撃と相手投手の気持ちを意識しろという意味。お前なんかがフランスアの球を前に飛ばせるはずないだろ。何をオラついているのか。このタコ。

そして石井琢朗は村上に何を教えているのか? 村上が何も聞かないのか? どっちだ?

非常に心配です。村上君の将来が。このままじゃアホになるぜ。

 

初球打ちの人は減ってるな

んで本題。小園海斗の初球カーブ打ち。ホームランにフェンス直撃ツーベース。

昨日は4打数3安打1四球。

3安打は全部初球打ち。3本目はストレートをセンター前。

高校時代からそうでしたけど、小園は超積極打法。

初球打ちと聞いて真っ先に頭に浮かぶのは元巨人の高橋由伸

由伸も天才的でしたが、小園にもそれを彷彿とさせる天才的センスを感じます。

 

というのは初球のカーブを張っていないのに本塁打したから。

同じく天才・立浪和義も解説席で「これは驚いた」と発言。小園は何かにつけて立浪と比較されることが多いです。

 

カーブにヤマを張っていて、初球のカーブを打つのは誰でもできます。

ストレートのタイミングで待っていて、初球のカーブを打てるのはなかなか凄いこと。

プロでこれが上手くできていたのが先述の高橋由伸。たぶん初球打ちのレベルの高さは史上最高です。

カープ史上最高の初球打ちは野村謙二郎です。謙二郎も初球からストレート、変化球、どちらもジャストミートしていました。

 

「ツーストライクまでは球種でヤマを張る」という打者がたぶん全体の80%。

「甘い球なら初球からフルスイングする」というタイプは10%。小園はココ。

その他の10%はいろいろいます。とにかくツーストライクまでは見ていくとか、初球は絶対振らないマンとか。

 

「初球からフルスイングするタイプ」は必ずしも「ホームラン狙い」というわけではありません。

「初球を強く叩きたい」というタイプです。最近は「勝負が早い打者」と言われることも多いですね。

現役では誰だろう? ちょっと思いつきません。龍馬もそうかな? 全体の10%もいないかな?5%くらいかな。

カープにはいないな。キクもちょっと違うしな。

 

初球カーブを打つ方法

私の現役時代は「カーブのタイミングでストレートに対応する」イメージで打席に立っていました。

学生の頃は「ストレートのタイミングで待ってカーブに対応する」普通の打者だったんですが、社会人になると練習をせずに試合ばかりするようになるので、この「普通の対応」では下半身が粘れなくなってきました。

なので苦肉の策として私は「カーブ待ちでストレートを打つ」方法を選びました。夜遊びを控え早朝ジョギングで下半身を鍛え直す方法は選びませんでした。笑

 

遅い球を待っていて速い球を打つのは「ストレートだ!」と思ってから、上半身(腕と脇)に力を入れれば何とか前に飛ばせるんですよ。

速い球を待っていて遅い球が来ると下半身で粘らないと行けない。ジョギング(下半身強化)をサボるとこの打ち方はできないんですよ。

 

小園のあの「ケツのデカさ」と昨日のタイミングの取り方から言って、小園は「速い球を待って変化球に対応するタイプ」です。明らかに。

野村謙二郎はどちらかというと私のように「ある程度変化球を意識しながら、相手の一番速い球にも備えている」って感じでしょうか。

 

「だからどうしたんだ?」という話なんですが、小園の「初球打ち3球で猛打賞」を見てここまで妄想が膨らみました。

最近は小園のような「初球をガンガン振るタイプ」が減っているので、初球打ちを観察するチャンスは少ないです。

ツーストライク後の打撃も初球打ちとはちょっと違います。

最近はツーストライク後もヤマを張る選手が多いですね。カープではアツとか誠也とか。

ツーストライク後もストレートへの意識が強いのがバティスタ、菊池、安部。反対に変化球への意識が強いのは田中、西川、野間。

そんなようなイメージです。

 

明日から巨人戦。また明日構想を練りましょう。おしまい。


おしまい
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ありがとうございました。

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