坂倉将吾が炭谷銀仁朗を訪ねる理由

ハイ。今日も妄想記事です。

だって誰も記事に書いてくれないんだもん。

私の2020年は坂倉将吾とともに歩んでいく予定なのですが、

その坂倉将吾(21歳)が全く面識のない巨人の炭谷銀仁朗(32歳)を頼って千葉での合同自主トレに参加するという。

※ソース日刊スポーツなど

 

一体どうしたというのか?

坂倉が炭谷に学ぶ点などないと思うけど。

全く面識がないのにわざわざこっちから合同自主トレへの参加を申し出たとのこと。

あの坂倉が?炭谷に?

 

今日は「その理由」をぜひとも妄想しなきゃならないでしょう。


 

まず炭谷銀仁朗の真実

まず炭谷に関する事実を列挙します。

・炭谷の守備力にはそこそこ定評がある

・西武時代の炭谷は打率2割の正捕手だった。ちなみに先輩の細川も2割ちょぼちょぼ

・炭谷の1月の合同自主トレの会場が千葉県館山市

・炭谷は51年ぶりに高卒ルーキーで開幕戦にスタメン出場した選手

・一時期登録名を「銀仁朗」としていた時期がある

・炭谷は現NPB選手会の選手会長であり現役ドラフト制度の導入を推し進めている

・炭谷の捕手論は「投手とのコミュニケーション重視型」

 

次に坂倉側の事情

次に坂倉将吾の事情。

・2020年はプロ4年目

・坂倉は既に一軍で活躍できる能力がありながら會澤翼の控え捕手

・中村奨成が意外に早く芽を出しつつある

・坂倉は千葉県酒々井町出身。炭谷が自主トレする館山は千葉県最南端

・同級生のアドゥワこやまる、後輩の遠藤山口がたぶん来季出てくるのでコイツらを引っ張っていきたい

 

坂倉の思惑

今、坂倉将吾は何を考えているか?

以下は一坂倉ウォッチャーの妄想です。

 

たぶんヤツは「規定打席に立ちたい!」よりも「キャッチャー一本でやりたい!」が強いと思います。

レフトとキャッチャーの両方で規定打席に立つことよりも「週1スタメン捕手」のほうをやりたいんじゃないだろうか。

 

會澤翼のFA残留。

アツは坂倉にとってあまりにもデカい壁。アツの決断は坂倉の人生を変えました。

だから2019年シーズン、坂倉はレフトにも挑戦しました。

2019年10月10日、アツの残留が正式発表。年俸倍増、複数年。

たぶん坂倉はファンの私たちよりも早くアツの去就を知ることができたはず。

坂倉は「アツの生涯カープ宣言」を9月のうちにはキャッチしていた。

そこで坂倉はどうしたか?

レフトを続けるのかと思いきや10月のフェニックスリーグと11月の秋季キャンプ紅白戦ではレフトで出場せず捕手とDHだけで出場を続けました。

来シーズンを捕手一本でやるつもりのようです、坂倉将吾。カッコいいぜ。

 

炭谷の練習

私、今回の坂倉→丸?→炭谷ラインで引っかかったのが「なぜ坂倉は炭谷を選んだのか」ということ。

誠也が小窪→琢朗→内川で弟子入りしたことはわかります。

うっちーの打撃理論が特別なものだから。

 

炭谷に特別な捕手理論があるように私は見えない。←主観です

達川光男は「甲斐キャノンは西武炭谷のスローイングを真似て完成した」と嬉しげに語っていますが、コトはそう単純じゃないと思います。

だってスローイングならビデオ見てたら誰でもマネできるじゃん。

 

坂倉が炭谷に学びたいのはキャッチングやスローイングじゃないと私、思うんですよ。

ズバリ、坂倉が炭谷に学びたいのは

味方ピッチャーの良さを引き出す方法

じゃないかと妄想します。

 

炭谷は「人たらし」かもしれない

炭谷が特別な名捕手だとは思えませんし、現時点ではキャッチングでもスローイングでも私は小林誠司のほうが勝っていると見ています。

なぜ坂倉が「坂倉→ノムスケ→小林誠司」のラインじゃなくて丸→炭谷を辿ったかというと炭谷のコミュニケーション能力を学びたいからかもしれない。

選手として大した実績もない炭谷が現NPB選手会長に選ばれた理由はリーダーシップだとか信頼性とかがあったからでしょう。

 

事実、今回の坂倉炭谷ラインの謎を解くために炭谷銀仁朗の捕手論を色々ググってみたところ、どうやら炭谷は投手とのコミュニケーションに異常なほど時間を割いているらしいことが見えてきました。

これはもちろん配球に活かすためであり、その投手の能力を最大限に発揮させるため。

 

捕手のリードは二段構えでありまして「相手のイヤがることをするリード」と「味方の長所を引き出すリード」があります。

相手の弱点を調べるのがスコアラーの仕事で捕手はそのデータとその日の相手打者の反応などから投手をリードします。

その時相手のことばかり考えるのではなく、味方投手の得意なボール、性格なども考えて投手の良さも引き出さないといけない。

 

坂倉が炭谷に学びたいのはまさに後者ではないでしょうか。

アツや石原にはいつでも聞ける。炭谷は西武時代、菊池雄星の専属捕手でした。

坂倉もまずプロでの第一歩目として狙うは「専属捕手」だと予想します。

遠藤と坂倉。アドゥワと坂倉。何気に大瀬良と坂倉がおもしろいと思うんだけどなあ。

 

炭谷はいい意味での人たらしで「ピッチャーたらし」なのではないか。

だってそれくらいしか炭谷を褒めるところが見つからない。笑

きっと坂倉は投手心理を学びたい。

佐々岡監督とも合いそうだなあ。坂倉将吾は。


おしまい
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ありがとうございました。

-雑感