カープ選手の「ガッツポーズ」を解説します

2026.5.1(金) 

広島 7-3 中日 マツダ 

7対3というスコアは珍しい。調べてみれば11点取った巨人戦に次ぐ今季2番目の得点だ。25試合戦って7得点は2回しかない。

 

妙なハイテンション

東京ドームの巨人戦からカープ選手のテンションが妙に高い。

3回裏の坂倉の先制タイムリー。坂倉は1塁へ到達する前にベンチに向かって大きなガッツポーズを見せていた。

若い選手ならありがちですが、クールな坂倉には珍しい。終盤の勝ち越し打ならともかく、3回裏の1点目ですからね。

 

次は野間。4回裏の先頭打者で四球を選ぶと、打席で小さく吠えてガッツポーズ。

これも終盤の競ってる場面ならわかりますが、1対0で勝ってる4回裏ですよ。

まだ点が入ったわけでもないし、野間の次は6番泰と7番平川。下位打線に向かいます。点が入りそうな気はあんまりしませんでした。

 

3人目は小園。5回裏に2点目のタイムリー。小園はいつも通り、1塁ベース上でベンチに向かってパフォーマンスでした。

小園のガッツポーズはいつもおとなしめで「喜んでる感情」より「ホッとしている安堵感」の方がにじみ出る。主力打者としての自覚が日に日に強くなってます。

今年の小園は打った時のガッツポーズより、打てなかった時のシャウトのほうが目立ちます。目立つというか、私が気になってるだけです。

巨人戦でウィットリーの再登板後の1球目をセカンドゴロ打ってシャウト。誰に吠えたのかまではわかりませんが、私は「新井に吠えた」と思ってます。だから昨日の記事を書きました。※参考記事

巨人戦でもう1個シャウトする場面があったのですが、何だったかは忘れました。竹丸に負けた試合で凡打した時だったかな。

 

若い選手がガッツポーズしたり、平川がニヤニヤするのはわかるんですが、坂倉と小園が試合中に感情をあらわにするのは珍しい。しかも割とどうでもいいとこで。

巨人戦で11点取った時は、ここまでじゃなかったんですよ。明らかにウィットリーの試合から雰囲気が変わりました。

チームがそこから2連勝したのは単なる偶然ですが、きっと何かあったと思います。

2戦目の竹丸に2対4で負けた後、ミーティングで何かあったんじゃないだろうか?←妄想です

 

岡本駿の寸評

気になる点をもう少し。

岡本駿。5回1/3、6安打5四球1失点。

今季1勝目をあげましたが、内容は今季最悪でした。

ここまでは雨で気の毒、スライドで気の毒と思ってましたが、この日の岡本は中7日で万全のコンディション。相手も弱い中日。無双してほしかったですね。

 

実は今季の岡本は開幕前に私が「最多勝」を期待したピッチングをまだ一度も披露できておりません。

3月後半から調子を落とし、

「キャンプの疲れかな?」

と思っていたのですが、開幕1ヶ月後、まだ状態は戻っていません。

 

つっても6回1失点で勝ち投手になりました。先発1年目で悪いなりのピッチングをできるところにセンスの高さを感じます。

だが私の岡本への期待値は

「お前が10勝では優勝できねえ!」

ですから、調子を取り戻してもらいたい。

 

岡本の最大の長所は「ラインを間違わないところ」なのですが、それが今ちょいちょいズレていて、昨日は今までで一番ズレてました。3球に1球はラインを外れた。だから心配です。

セットから踏み込む時の踏み込みが深い時と浅い時がある。通常は浅めですが、力を入れた時に深くなり、この時にラインを外れることが多い…ような気がします。もう少し観察します。

 

主力寸評

坂倉と小園が4打数2安打。ただし全部シブいヒット。「ポテンヒット」という意味です。

スカッとはしませんが、技術の詰まったヒットであることは確かです。

ついに坂倉本人が「ファーストだと打てる」と発言。お前、それ言っちゃダメだろ。※日刊スポーツ

 

秋山翔吾。4打数3安打。

秋山の方が小園と坂倉よりさらに内容の詰まったヒットでした。特に1本目のレフト前はシブかった。

一見詰まったレフト前ですが、柳裕也のカットとカーブを待っていたところへ来たストレートにかなり差し込まれました。オーバーに言うとホームベースの後ろぐらいでバットをボールに当てました。

そこからレフト前。シブかった。ビデオ見られる方は見てみて。ご飯3杯いけますから。

秋山は第1打席で柳のクイックからのカーブとフォークにまんまと引っ掛かり、恥ずかしいボール球を振って三振。

で2打席目に木下と柳は秋山のウラをかいたんですが、秋山も予想して対応したよという内容で味わい深かったです。

今は5月ですが秋っぽい味でした。新芽ではなく円熟の味。

 

んでヒーローインタビューでまた細かいことを言って若いアナウンサーを困らせていた秋山。

「ボクは今1番バッターですから」

ってまた言っちゃったんですよね。お前が1番だと俺は困るんだがなあ。

西武ファンが言ってた「秋山は1番じゃないと打たない」ってのはマジでいよいよ本当なんだなと思いました。

坂倉が一塁で秋山が1番となると、私の構想は根底から覆ります。酒でも飲みながらもう一度考え直すか。

 

若手寸評

持丸泰輝。9回3失点。

持丸が10試合連続スタメン。ネットの素人と山内泰幸が「守備が安定した」とうるさい。

よく頑張ってるとは思いますが、「守備が安定した」は言い過ぎだ。

昨日は強いチームが相手なら負けていた。

 

持丸の盗塁阻止率は別に10割じゃない。走られる数も大して減ってない。

内角を強気に攻めるリードは若い頃の坂倉みたいで小気味がいい。だが昨日に関して言えば、それができていなかった。変化球が多過ぎだ。

持丸は心身ともに疲れてるよ。今日はデーゲームだから坂倉か石原で行け。

 

佐々木泰。3打数1安打1四球。

泰のスカタン打撃を散々見てきたが、ついに昨日はホームベース1メートル手前のワンバンを振った。ファビアンと奨成は二軍に落ちた。

前川とマティがいるので、泰もしばらく二軍でいいんじゃないか。示しがつかんぞ、新井よ。

 

二俣翔一。1打数1安打1本塁打。

根尾の150kmをレフトへ一発。私が「二俣は半速球ではなく本速球に強い」と言ったが、まさに体現してくれた一発だった。

持丸と石原がいれば二俣をサードでスタメンさせられます。

昨日ホームラン打ったのに、今日もベンチならマティはグレるよ。

「便利屋はベンチで控えているべきだ!」

まさに新井の二俣への見方がそれだ。私は二俣翔一を40-40の主砲と見ている。

 

前川誠太。1打数0安打。

出してもらえてよかったのう。甘いタマを見逃して、厳しいタマに詰まっちゃった。悔しいだろうなあ。サービスデーだったからねえ。

草野球では相手投手がヘボい時に「今日はサービスデーだな」と言います。牧野君には悪いけど川上憲伸やチェンウェインよりはストライクボールがハッキリしてたぜ。

前川も二軍でインハイの強いタマをホームランして昇格しました。本日のスタメン候補であります。

 

矢野雅哉。坂倉の代走からショートの守備固め。

私の大キライな新井の守備緩め。昨日の試合で「もう最後までこれで行く」と証明されたようなものです。ハッキリ言って 大キライ です。

矢野が可哀相ですよ。こんな使い方では矢野が伸びない。

矢野本人が勝ってる試合の8回9回だけ出場できて、便利屋で満足ならそれでもいいけど、私は矢野にもっと大きな志を持ってほしかった。とても残念です。

 

新井も新井だ。昨日は中日が四球7個、エラー4個をくれたからラクに勝てただけ。

タイムリーエラーのボスラーは今年サードとライトとファーストを守っている。エラーするのは当たり前だ。

土田のエラーもショートの選手。今年はセカンドなのかもしれないが、不慣れな感じがしましたね。

新井が8回に例の守備緩めをした途端2失点。球場がヘンな空気になりました。新井は何度同じ過ちを繰り返すのか。今季だけでも3回目か4回目です。

それを救ったのが二俣のホームランでした。スタメンさせないとバチが当たるぞ。

 

本日のゲームプラン

ターノック vs 大野雄大

前川と二俣がいるのでサードは3人。辰見と勝田も入れると5人だ。

奨成とファビアンを落としたので外野が今4人。辰見と二俣もいる。

佐々木泰を落として 田村俊介 を上げてみないか?

田村は私が前川と共に推していた二軍組の一人だ。泰ばかりえこひいきしてると、他の選手がグレるぞ。

 

捕手は持丸かもしれないが、ターノックは割と誰がリードしてもいい投手だ。力で押すタイプだから、あまり駆け引きは必要ない。左の大野だし石原でいいんじゃないか。

持丸の疲れは配球にも見えるし、 打撃にも見える。

 

中日では細川が気になる。元気がない。

「4四球じゃ何もできねえ!」

うん、ごめんねごめんね。でもファールしてるスイングも鈍かったぞ。

 

根尾もいいタマなんだが、マティに被弾。小園に四球。矢野三振。

悔しいだろうなあ。顔はいい顔してたんだがな。

いよいよカープに来いよ、根尾よ。

イヤか、そうか。ならドラゴンズで頑張れ。

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