2026.5.2(土)
広島 0-4 中日 マツダ
ま、シーズン143勝なんてできないわけで。
昨日の大野雄大はマジで打てるタマがありませんでした。代打の場面も鈴木誠也を出しても打てるタマはありませんでした。
平川蓮のセンター守備
カープも6回まではゼロで粘っていたのですが、センター平川のポロリから一挙4失点。
落球は仕方がありませんが、その後の2つの長打について、私は意見というか要望があります。平川についてね。
まずこちらをご覧ください。
2本の二塁打をよく見てください。
1本目は板山のタイムリー三塁打。2本目は細川のタイムリー二塁打。
1本目はセンターの右。2本目はセンターの後方を襲う打球でした。
これね、私は2本とも 捕れた と思うのですよ。
100回やれば50回くらい捕れると思いますね。
「私が」じゃないですよ。「平川が」です。
1本目は100回やれば60回、2本目は100回やって30回くらい捕れると思います。2本目の方が少し難しい。
ともに少し斜め後ろの打球でした。板山のは右中間、細川のは左中間。
板山のはボールがバットに当たった瞬間「そこへ飛ぶ」と思った場所に落ちました。
細川のは「そこへ飛ぶ」と思った場所から、2メートル後ろに落ちました。要するに細川の打球は予想より伸びた。
で、平川はこの直前、自分の落球でガラにもなく少し落ち込んでいました。
太陽が目に入ったので仕方ないんですが、選手は悔しいものです。平川は落球をその後の守備に引きずっていたように見えました。
試合に集中していれば、1本目は60%の確率で捕れる。2本目は30%の確率。集中していればの話。
あとは ダイビングキャッチすれば の話。
外野手のダイビングキャッチ
昔から外野手には「ダイビングキャッチをする選手「と「ダイビングキャッチをしない選手」がいます。
ここで言うダイビングキャッチは手足を伸ばして手で打球を捕りに行くプレーを指します。足から行くのはスライディングキャッチ。
まずは表に整理してみよう。
■ダイビングキャッチする人
北村照文・栗山英樹・吉村禎章・緒方孝市・新庄剛志・亀山努・赤星憲広・村松有人・松本哲也・天谷宗一郎・赤松真人・秋山翔吾・大盛穂・ファビアン
意外と少ないな。青木宣親と近本光司もやってた気がするが、あまりハッキリとは思い出せない。
■ダイビングキャッチをしない人
山本浩二・福本豊・平野謙・屋敷要・長嶋清幸・山崎隆造・彦野利勝・秋山幸二・飯田哲也・前田智徳・イチロー・松井秀喜・高橋由伸・糸井嘉男・丸佳浩・野間峻祥・西川龍馬・鈴木誠也・中村奨成
飯田哲也はしてたかもしれないが、記憶にない。
もう一度ダイビングキャッチの定義を整理します。
【1】手から打球に飛び込む
【2】両手両足が伸びている
【3】地面に胸やお腹から着地する
の2点。
手から打球に飛び込んで、肩から着地するのは私の定義ではダイビングキャッチに含まない。回転レシーブみたいな動きはダイビングキャッチに含まない。
写真も貼っちゃおう。これがダイビングキャッチ。
こちらは私の中ではダイビングキャッチと言わない。
膝が曲がってるし、たぶん着地も膝からです。これは正統なダイビングキャッチではありません。
「お前のさじ加減やんけ!」
ええ、その通りであります。
ただ大盛のダイビングキャッチは外野手の守備範囲を100%発揮していると思うのですよ。その代わりリスクも100%です。ダイレクト捕球できなければ、たいへんなロスです。
奨成のダイビングキャッチには「保険」があります。
後逸しても、すぐに立ち上がって三塁打で止められる可能性がある。
ダイビングキャッチをしない名手も多い。
福本豊やイチローなどは「リスクが高すぎる」などと言っていたような気がします。←うろ覚え
ダイビングキャッチの需要
私の立場は俄然 ダイビングキャッチ推奨派 です。
「飛び込め」という考え方です。
ただし1回表のノーアウトランナー無しで飛び込むやつはアホですよ。時と場合をわきまえろ。
ダイビングキャッチが必要なケースは、打球が抜けると試合に負ける時 限定です。あたりまえ体操ですね。
「点差が開いてて完封がかかっている」などのように個人記録で飛ぶ時もありますが、今回は除外。
「後ろに味方のカバーがいる場合」も除外。それもリスクのないダイビングだからいつでもできる。
私の言ってるダイビングキャッチは平川の2つです。
板山はダイビングせず三塁打。細川のはダイビングせず二塁打になりました。
もし平川がダイビングキャッチを試みて捕球できなければ、もう1個余計な進塁をされていました。だから飛ばないのも正解です。
しかし飛べばアウトにできる可能性があった。60%と30%。
板山の時は1点ビハインド。細川の時は2点ビハインドでした。ここをどう考えるかです。
2点目を必死に止めるか、3点目と4点目を必死に止めるか。
平川には選択権がありましたが、平川は飛ばない方を選択しました。
ダイビングキャッチの種類
そもそもダイビングをできない選手もいます。すぐに膝から着地する選手もいる。
中村奨成はそうかもしれない。プロ野球選手で技術的にこれができない選手はいませんが、心理的にできないのだと思います。取れなかった時のリスクが大きいからです。ケガのリスクもある。
ただ、横のダイビングはけっこう行きやすい。
私がセンターを守っている場足、左中間と右中間ならライトとレフトがカバーしてくれるから。
私がライトを守っていて、ライト線の打球に飛び込むのは怖い。サヨナラ負けする時くらいしか、なかなかチャンスはない。
前へのダイビングは怖い。
グラブを上に向けて前に飛ぶのは守備範囲が少ししか広くならないわりに捕球しにくいし、首をケガするリスクが高すぎます。
赤星はこのプレーで選手生命を縮めたし、私は怖いので前の打球にはダイビングしませんでした。スライディングキャッチで行きました。
上本崇司は距離を測って前にダイビングしてたので、あれは真のダイビングとは言えません。スライディングキャッチの一環。
天谷は割とガチでダイビングしてましたが、グラブの向きが逆だろとずっと思ってました。
後ろへのダイビングはめちゃくちゃ難しい。普通の外野手はできない。
内野手が真後ろに走ってダイビングキャッチすることは年に2~3回ありますが、あんなに高いフライは外野の後ろに飛んできません。普通はライナー性。
真後ろに飛んで「ダイビングキャッチ」をした外野手は新庄と赤松しか記憶にありません。真後ろへの「ランニングキャッチ」はいくらでもありますよ。
板山と細川の打球
以上を踏まえて、最初の動画をもう一度見てくださいな。
細川のは斜め後ろだから非常に難しい。しかしあの時カープは0対2でした。私がセンターなら追いつかないと思っても飛びますね。私のプレースタイルはヤクルトの栗山英樹に似ている。
板山のは0対1でした。飛び込むと板山にもホームまで走られる可能性がある。
だが私は飛んでほしかったね。あの2点目はかなり大きな分岐点だったから。
平川は打球が飛んできてから飛ぶか飛ばないか考えたのではないか。それじゃ遅いんだよ、新人。
あと守備位置もてめえで予測しなくてはならん。
カープの外野手で尻ポケットに守備位置のメモを入れてるやつを見たような気もするが、板山は前日も右越えの二塁打を打っている。
この時ライトを守っていたのは野間で平川はセンターでしたが、平川も一度板山の打球を見ていたはずです。
お前のセンスでポジションを取っていれば、板山の打球コースを予測できたはずだ。
板山に左中間を越されるリスクと右中間を越されるリスクなら、圧倒的に右中間をケアしなくてはならない。草野球人ほどそういう原始的な記憶があるものだ。
本日のゲームプラン
栗林 vs 高橋宏斗。
土砂降り予報です。今日もギリギリまで引っ張るのかな。
はよ中止して、明後日の横浜に移動した方がよくねえか?
今から5月3日のホテルなんか取れねえか。