カープのスカウト能力が落ちている?

2026.10.15(木) 

阪神 0-1 DeNA 甲子園 

CSが終われば第二次戦力外通告が始まります。最短で10/18。

とはいえ第二次戦力外通告は通常 ドラフト会議後 に行われることが多いです。

 

カープのスカウト

カープのドラフト予想は以前に書いた。※参考記事

カープが渡部海と山里宝を指名することは愚かだと書いてあります。

 

素人は1年後には1年前のことをすっかり忘れています。例えば「フレーミング」の話もすっかり忘れている。

「フレーミングはボールをストライクにする」

「いや、ストライクをちゃんとストライクにする技術だ」

素人がワイワイ騒いだあの騒ぎもABSの導入でドカン・パー。一発で吹き飛んだ。

 

素人が渡部海に群がる理由も「キャッチングが上手いから」でしょう。

フレーミングのあざといキャッチャーを私はキライだ。

渡部海がカープに来る可能性も高いのであまり言いたかないが、私は去年の立石にも一昨年の宗山指名にも カープは愚かだ とキッパリ書いた。※参考記事

 

2024年、小園がいるのに宗山を1位指名した。

2025年、佐々木泰がいるのに立石を1位指名した。

2026年は坂倉がいるのに渡部海を指名しようとしている。

「坂倉はもういねえ!」

まだわからんだろうが。FA宣言はドラフト会議の後だ。

 

この話はもうしないと言いましたが、やはり言わずにはいられない。

大学生の捕手としょーもないショートを1~2位で指名すると、カープは この先10年Bクラス です。

いつも謙遜して「私の予想は外れる」と言ってますが、私の予想は8割がた当たります。

今年もショート小園、キャッチャー坂倉を外した4/15の時点で「カープはもうダメだ。4位の野球だ」とブログに書きました。※参考記事

 

今もう一度、高らかに宣言します。

渡部海の獲得は4位の野球です。渡部君が活躍してチームは4位に沈みます。

 

中村健人と長谷部銀次

4位の理由は「化粧だけして中身が伴っていないから」です。

カープは見せかけの数字、例えば打率とか盗塁阻止率を上げることばかり考えて、実質 が伴っていないからです。

実質とは短期的には「チームの勝利」

長期的には「チームの育成」であります。

 

カープは2021年、ドラフト3位で 中村健人 を指名しました。24歳、外野手、トヨタ自動車。

そして2022年にもドラフト6位で 長谷部銀治 を指名しました。24歳、投手、トヨタ自動車。

ケンティーは2025年に戦力外通告。

長谷部も2026年の戦力外が濃厚です。フェニックスリーグに呼ばれていないからです。

 

中村健人は鈴木誠也のメジャー移籍の年に指名されました。5年前のドラフトです。

ケンティーを指名した直後、第二次戦力外通告を受けたのは誠也と同期の 高橋大樹 でした。当時27歳。

私は2021年のドラフトを史上最低のドラフトだとボロクソに批判しました。5年後の2026年、カープはボロボロになるとも予想しました。※参考記事

2026年のカープは見事にボロボロでした。ゴールデンウィークには借金10でした。

 

ケンティーは素晴らしい選手でした。よく練習し、誰よりも大きな声を出す選手でした。広い守備範囲と強肩は玄人好みする堅実な外野手でした。

鈴木誠也の抜けた穴は大きかったです。カープはそれを即戦力ドラフトで埋めようと中村健人と末包昇大をドラフト指名しました。半年後には秋山翔吾まで獲得しました。

ヘタなドラフトも数打ちゃ当たるのかもしれませんが、50年間で当たったことはまだ一度もありません。カープ以外でも記憶にありません。

 

2022年のドラフトは新井新監督の初仕事でした。

1位斉藤、2位内田に私は狂喜しました。4位叶人。

上位が高校生だったので3位益田、5位河野、6位長谷部の指名はバランスが良かったが、長谷部と7位の久保修は即戦力ではないように見えました。※参考記事

 

スカウトの眼力

カープのドラフトは2022年の内田斉藤を最後に、2023年以降は圧倒的に 大学生ドラフト に偏りました。

ドラフトの結果が出るのは5年後などと言われますが、2027年が5年後 です。

2024年に苑田さんが一線を退いて、白武佳久がスカウト部門のトップに昇進。大瀬良大地を引き当てた田村恵も昇進。

 

なんかこの辺から カープのドラフト能力が落ち始めた ような気がします。

1位や2位が「有名選手」に偏るのは良い。知名度の高い選手は上位でないと獲れませんから。

問題は3位以下の選手でいいのが 育っていない ことなんですよ。

 

実はスカウトの仕事ってドラフト指名で終了するわけではありません。

スカウトの仕事はドラフト会議後も続きます。

ドラフト指名した担当選手を 入団から引退までずっと面倒を見る こともスカウトの大切な仕事なのです。

 

2022年ドラフトの内田斉藤は2027年が入団5年目です。ハッキリ言って勝負の年。

ドラフト4位の清水叶人もプロ5年目。正捕手目指して勝負の年。

2026年10月、カープは今このタイミングで大学生捕手をドラフト1位で指名しようと考えているのです。白武佳久がこないだテレビでそう言っていました。「補強ポイントは捕手」とキッパリ断言していました。

 

カープの二軍には5年目の高木翔斗がいて、4年目の清水叶人がいます。

昨年のドラフトで大学生捕手も1人獲っています。小林結太ね。

ここにまた大学生捕手をかぶせるのは愚かです。しかも1位なんて論外です。

渡部海が悪いのではなく、カープの編成部が悪いのです。

 

中村健人はハッキリ言って秋山翔吾にクビにされました。秋山なんか取ってくれば若手外野手が1人死ぬのはあたりまえ体操です。

西川龍馬と中村奨成が外野に回ってきたこともケンティーにとって逆風でした。

ケンティーと末包昇大はドラフト指名された時点でどちらか1人しかレギュラーになれない運命でした。佐々岡カープはそこに秋山翔吾までかぶせてきたのです。

 

「プロ野球は競争だ!」

それはその通りですが、結果カープは暗黒時代に突入しました。理由は若手選手の育成を怠り、安易な補強と即戦力ドラフトを繰り返したから です。

底上げを怠り、見かけ上の盗塁阻止率を上げようとしているのが今日現在のカープです。今年のドラフトでも1~2位を大学生の渡部海と山里宝で行こうとしています。完全に間違っています。

小園と坂倉をポイ捨てして、渡部海と山里宝を取ってきて、チームが強くなりますか?

私は ならない と断言しているのです。

 

カープスカウトの眼力も落ちている。

斉藤内田、ハルン仲田を獲ってきたことは正しい。こういう選手をもっと獲れと言っているのです。ロマン枠の人数が全然足りない。

二俣翔一も前川誠太も育てなさい。滝田一希と高木快大にもロマンを感じる。

 

長谷部銀次

私はこの1年、二軍の長谷部銀次を追い続けました。

へっぽこなピッチングが多いですが、プロ1年目よりは大きく成長しています。今ではスライダーでいつでもストライクが取れます。

コントロールを重視した分、球威が落ちて二軍で打たれていますが、成長はしています。

 

長谷部はハッキリ言ってがけっぷちどころか、もう既に通告されているかもしれません。

プロ野球ですから毎年戦力外選手が出るのが当然ですが、私は指名した選手にもっと勝負させてあげたいのです。

最近のカープは5年以下でクビになる選手が多すぎます。即戦力ばかり指名するから入れ替えが早いのです。

 

「血の入れ替え」はベテランを切って若手に切り替えることです。

若手同士を競わせて5年でクビにする編成はただの欲しい欲しい病で早漏です。

50年プロ野球を見ていますが、他球団も含めて私は成功事例を一つも知りません。

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