やあ、ボンジュール。
おっと、ここはもう日本か。おはようございます。
小園がショートに固定されないので、海外へバカンスに行ってました。一軍の試合なんか見てませんよ。
その代わり帰国して二軍の試合をビデオで見ました。佐々木泰を見るためです。
佐々木泰と秋山翔吾
佐々木泰が二軍戦に出場しました。
3試合に「サード」でスタメンして6打数3安打2四球。
サードの守備機会は3試合でゼロでした。あったらゴメンね。早送りで見たので見逃してるかもしれません。
佐々木泰が無死23塁のチャンスで冷静にボール球を見逃す姿に好感を持ちました。オープン戦でアホな大振りをしてた時は激怒しました。※参考記事
ヒット3本も「右安、二安、中安」全部右方向。マジメなバッティングに好感が持てます。
ただ、今すぐ一軍のサードやライトでスタメンできるかと言われると、完全に NO でした。
キクの方が泰よりも打つでしょう。率も長打も。
よって佐々木泰の一軍昇格は早くて 1ヶ月後 くらいですかね。
今の一軍に右打者の需要は低いです。佐々木泰はキクや堂林に勝たないと一軍に呼ばれないでしょう。二俣と奨成でさえベンチですからね。
ついでに秋山翔吾も二軍で3試合にスタメン。5打数3安打。センターとDH。
本当に秋山はマジメです。ドン引きするくらい二軍でガチのプレーをしています。
くさいタマを必死にカットして、内野ゴロで全力疾走。
林晃汰の特大犠牲フライなんて、歩いてもタッチアップできるのに3塁から全力疾走。ホームインしてガッツポーズまでしてました。
大物選手がなぜ二軍でガチの全力プレーをしてるかわかりますか?
首脳陣へのアピールじゃありませんよ。
秋山は明らかに「二軍選手に一軍のプレーを見せるため」にやっているのです。本当にマジメでいいヤツだよ。
秋山は背中で
「俺に勝たないと一軍には上がれないぜ。フッ」
と言っているのです。シブいぞ秋山。
よーし、今から秋山を追い越してやる。メラメラメラ…
前川誠太と小林樹斗
さて、6月中旬に前田健太がカープに帰ってくることが内定しました。※参考記事
メジャーをクビになったマエケンを引き取るのはカープの 使命 です。
今はスカタンでもマエケンはカープにとって大切な功労者です。カープはマエケンのおかげで3連覇できたのです。マエケンに恥などかかせちゃいけません。
マエケン加入によりカープの支配下選手は 69人 となります。残り1名。
今日はこの「残り1名」を考察します。アンタの1名は誰ですか?
「あれもほしい、これもほしい」はダメですよ。それは巨人とソフトバンクのアホ野球。1人だけ選んでください。
私の1名は 小林樹斗 ですね。22歳、投手、智辯和歌山高校。
佐々木泰とタメの22歳右腕。オープン戦からずっと魚雷のようなストレートを投げています。
役割は今のところリリーフ。この先もずっとリリーフでいいんじゃないか。樹斗の目標は藤川球児と津田恒美。
カープの一軍はリリーフが盤石のようですが、ハーンが盲腸で栗林が勤続疲労。島内もいつどうなるかわからないし、黒原拓未は長期離脱になりそうだ。※日刊スポーツ
カープはリリーフを強化しておく必要がある。斉藤優汰や滝田一希にリリーフを経験させているのは、そのためではないか?
育成4年目で樹斗より1つ年下の 前川誠太 も去年の夏から急成長を見せている。
打撃には確実性と二塁打を打てるパンチ力が揃っていて、足もそこそこC評価。守備には中途半端なユーティリティー性があります。
矢野とキクが骨折すれば前川の支配下はあり得ます。二俣が骨折してもあり得る。
しかしこの3人が骨折しない限り、前川に一軍の居場所はありません。いい選手なんだけどね。
前川の役割はキクの代役。キクの代役1番手は二俣翔一、2番が韮澤、3番啓介、4番前川。他にまだ羽月、山足、田中、上本もいます。
前川はとてもいいバッターですが、カープではなかなか一軍の居場所がありません。
去年の秋に自由契約としてウエーバー公示にかけた時、前川に他球団から支配下オファーはあったのか?
私は「無かった」と思います。上のような状況ですから、他球団からの支配下オファーがあれば、前川は迷わず移籍していたはずです。
それが実現しなかった。つまり11球団からの支配下オファーは無かったのでしょう。前川は去年の秋、カープと4年目の育成契約を結び直しました。※参考記事
いい選手なんですが、一軍の壁も高いです。まだ21歳だけどさ。
新外国人
さて支配下最後の1枠を
新外国人
に懸ける選択肢もあります。
かつてのラルフ=ブライアントやキラ=カアイフエはまさしく「助っ人」でした。シーズン途中に入団し、怒涛の勢いでチームを優勝争いに導きました。
昨年、鈴木本部長が九里亜蓮の人的補償選手を「要らない」と言った時、こうも言いました。
「いい外国人を取る枠を残しておきたいんだ」※デイリー
カープの一軍外国人はドミンゲス、ハーン、ファビアン、モンテロの4人。
2025年のルールでは
【1】ベンチ入りできる外国人は5人まで
【2】同時に出場できる外国人は4人まで
です。
投手が2人同時に出場することはないので、最大で
「投手1人、野手3人が同時にグラウンドに立てる」
という計算になります。野手4人はダメ。禁止。
カープには外国人野手が2人しかいません。ここに外国人野手を補強する準備は当然進めているでしょう。
ファビアンとモンテロがスカタンだった場合に備えて、バッターの補充は当然今も考えている。
外国人投手もドミンゲスとハーン。先発とリリーフ。
どちらかに長期離脱された場合、新外国人で補強をするのもセオリー通りです。
現在カープは支配下68人のうち、投手が32人、野手が36人。野手が4人多いです。
ここへ前田健太が帰ってくることは内定。スーさんはまだ公表しませんが、水面下ではマエケンの代理人と話を進めていると思います。ディス・イズ・プロ野球。
となれば投手33人、野手36人。
ファビアンとモンテロは優良外国人。
最後の1枠を補強するのはやっぱ「投手」の方じゃないかなあ…
ブライアントやキラクラスがこの時期FAになってることは考えにくい。
近年活躍した「途中外国人」は巨人のヘルナンデスとモンテスレベル。別にいなくてもいいんじゃないか。
「二軍のラミレスとロベルトの片方だけ上げる」という手もありますが、その場合は「一軍助っ人」ではなく、
「そろそろ一軍を経験させてあげたい」
って感じになると思います。助っ人ではなく育てるために支配下契約。バティスタも最初はこうでした。
近年はいい外国人バッターを取るのが難しいし、二軍には前川誠太と渡邉悠斗がいる。左の林晃汰、佐藤啓介、中村貴浩も余っている。だからバッターは要らない。
よって最後の1枠は投手ですよ。小林樹斗or新外国人。
前田健太は先発6番手もできるし、セットアッパー、抑えもできる。
「お、お、抑え~?」
ハイ。私は栗林が疲れた時の抑えに黒原拓未を想定していましたが、マエケンの今シーズンの使われ方を見ているとマエケンにも抑えは十分務まるなと見ています。
抑えマエケンは「毎日マエケン」を意味します。楽しそうでしょうが。
来週のローテと高橋昂也
来週の一軍ローテも考察します。
5月5日のヤクルト戦に 高橋昂也 が先発して3回0失点に抑えました。
んで翌6日、昂也は登録抹消されるかと思ったんですが、抹消はありませんでした。ホワーイ?なんでだろ?
ハーンが復帰するまでブルペン待機か?と思いましたが、3回も投げたら翌日のブルペン入りはできないでしょう。
結局6日(火)の試合は早々に雨天中止が決定。カープが誰をベンチ入りさせるつもりだったのかわからずじまい。
もしかして昂也が来週も再び先発登板するのかもしれない。
GW9連戦は今日でおしまい。明日は休みです。
金土日は「森下→床田→玉村」が順調に中6日で回っています。
来週の火水木が「森→大瀬良→昂也」になれば森が中12日で、昂也は中8日です。
森を日曜、玉村を火曜にスライドさせる可能性もある。
ドミンゲス再昇格なら昂也は昨日抹消されていたはずなんですよね。
いずれにせよ、高橋昂也を抹消しなかった理由がよくわからないです。キャッチャー4人が一番よくわからないけど。
本日のゲームプラン
山野 vs 大瀬良。
注目はカープのスタメン捕手です。
アツで行くなら、私はまたバカンスへ出かけます。
捕手4人体制の目的はアツをスタメンさせることと、坂倉をここぞの代打で起用すること。
坂倉に週1の休みを与えるのはいいんだけど、その週1にマスクをかぶるのは石原貴規であるべきです。
アツはベンチでどっしり有事に備えてほしい。週1のアツのスタメンのために26人のベンチ枠を毎日1個磯村で埋めとくのはおかしい。
小園海斗。
ただいま絶賛ストライキ中。今日も小園は働きません。私と一緒にスト中ですから。
岡本和真。試合中のケガで長期離脱。
上原浩治が
「岡本にマルチポジションなんかさせるから、こんなことになったんだ」
と言ってました。※日刊スポーツ
「岡本も村上もメジャー希望だから外野も練習しときたいんだよ!」
はアホの言うことです。上原レベルです。
岡本と村上がメジャーに挑戦したきゃ外野の練習ではなく バッティング を猛練習なさい。当たり前でしょうが。
ヘタクソな外野の練習なんかしてるヒマがあれば、圧倒的に打てるようになりなさい。そうすれば外野でもDHでも試合に出られる。
岡本和真の長期離脱とマルチポジションは全く無関係です。ただのハードラック。
小園海斗が個人タイトルをまだ1個も取れていないのは、明らかにマルチポジションの影響です。新井が悪い。