いよいよ9人野球も残り2試合。
他球団はCSと日本シリーズがありますが、カープにはありません。カープは残り2試合です。
ナショナルリーグと高校野球
ナショナルリーグが2022年にDH制を導入後、リーグ全体の得点はこうなりました。
2021年NL総得点 10,832 ※ソース
2022年NL総得点 10,558 ※ソース
DH導入後、リーグ総得点はわずかに 減少 しています。
MLBでは2022年から ピッチコム も導入されており、アメリカンリーグでは総得点が11,178→10,259と激減しています。
DH制度もピッチコムも「打者有利」かと思ってましたが、野球って面白いですね。
もっと面白いのは日本の 高校野球 です。
甲子園に限って言うと以下の通り。
2025年センバツ 285点
2026年センバツ 231点 ※日刊スポーツ
2025年選手権 336点
2026年選手権 315点 ※産経新聞
※センバツは32校。選手権は49校。
近年はMLBもNPBと同じ投高打低の傾向が強く、投手の進化にDH制度でも太刀打ちできない感じか。
日本の高校野球で確実に言えることは 投手の負担が減った ことが大きいと見ました。MLBは見てないけど高校野球は個の目で見てましたから。
六大学は調べてませんが、総得点数はほぼ横ばいです。
六大学は今が秋季リーグの真っ最中なので、一旦話を置いておく。
投手に有利
私はMLBを見ないので、高校野球に限って言えばDH制度は確実に 投手に有利 であります。
春のセンバツがマイナス50点。夏の選手権がマイナス30点。試合数は春が31試合、夏が48試合です。
平均すると春のセンバツの方が得点の減り方が大きいですが、私は理論上は夏の選手権の方が 投手有利 に作用すると思ってます。だって夏の方が 暑い んだもん。
投手をやったことのある方にはお分かり頂けると思いますが、投手のしんどさは打席に立って塁に出ることもありますが、「打席に備える」ことが結構しんどい。
草野球でもしんどいんですから、プロ野球はもっとしんどいです。特にカープの場合は早打ちのバッターが多く、味方投手は過酷です。
ヘルメットかぶってネクストに行くのもめんどくさいですけど、今ようやくヘトヘトでベンチに帰った時に「あと何人で打順が回ってくる」と考えるのが疲れる。リラックスできる時間がないのですよ。
この「考える」が結構疲れるんですよ。勉強しててもお腹が減るのと同じです。
ところがDH制度ではそれがなくなります。投手はピッチングに専念できるのです。
味方が攻撃している時間ずっとリラックスできるし、次のイニングの相手打者の研究もできます。
春のセンバツで1回戦にDH制度を採用したチームは32校中26校でした。※高野連
夏の選手権は49校中40校。※毎日新聞
DHを採用しないチームの狙いは「先発投手の再登板」です。
ルール上、DH制度では一度降板した投手は再登板不可で、DHなしで先発した投手はライトやファーストで残れば再登板が可能となるため、2026年は全体の1~2割のチームがDH制度を採用しませんでした。
セリーグの場合
ここからいよいよ セリーグの話 です。
セリーグは全球団がDH制度を採用します。するとどうなるか?
総得点数が減る可能性は
大いにある
と私は思います。
その理由は3つ。
【1】先発投手が投球に専念できるから
【2】先発投手が完投できるから
【3】ブルペンの枚数が増えるから
例えば 床田寛樹 を例に挙げてみましょう。
床田の出塁率が高いことは一旦忘れて、投手床田だけを考える。
DH制度が始まると、床田は 1点負けてても続投 できます。エース級の投手でも「1点負けてる7回裏」に打順が回ると代打を出されることが多い。
そうすると余力のあるエースは交代しなくてはならない。8~9回のリリーフは敗戦処理投手。これが「9人の野球」でした。
ところが「10人の野球」になると床田は悠然と8回表も続投できます。味方の反撃を待てる。
次にベンチ入り26人の中の「代打要員」を減らして、ブルペンの枚数を1~2枚増やせること。
実際にパリーグの野球はブルペンが9~10人です。セリーグは8~9人。
となると防御率が良化するのは自明の理です。シンプルな話です。
「DH制度で攻撃力もアップする」
と言いたい方の気持ちもわかるが、攻撃力アップはDH制度の恩恵よりも チーム編成の影響 が大きい。
例えば2026年の広島カープがDHを採用していたと仮定する。
するとDHに入るのはモンテロ。一塁は坂倉。
この場合、投手の打席がモンテロの打席に切り替わると思ってるアナタは ド素人 ですよ。
DH制があってもなくても4番打者のモンテロは一塁でスタメン出場します。
この場合坂倉は三塁に回ります。すると三塁の佐々木泰がライトに回ります。すると弾かれるのはライトの末包です。
私なら末包を残して佐々木泰を外しますが、いずれにしても投手の代わりに打席に立つのは4番打者ではなく 7番打者 なのです。
4番打者はDH制度がなくても無理矢理どこかで出場します。
昔、一塁が本職のロベルト=ペタジーニやドミンゴ=マルティネスは無理矢理外野でスタメンしてました。一塁には清原や落合がいたからです。
ケーシー=マギーやネフタリ=ソトは二塁で出ました。やはり一塁には別の大砲がいました。
来年どこかのチームがDH専用の強打者を補強すれば得点力はアップしますが、それはDH制度の力じゃなく、その強打者の力 であります。
DH制度のおかげで4番打者が1人増えるは幻想。実際に増えるのは7番打者です。9番に7番がもう1人増えただけであります。
カープのチーム編成
なんで10月にこんな話をしているのかと言うと、DHに向けたチーム編成をする時期だからです。
カープ球団は既に動いていて、来季の外国人やドラフト、補強について方針が固まりつつある時期です。ファンの我々もそれを妄想するのが楽しい季節。
坂倉が残るか残らないか。
ドラフトで誰を獲るのか獲らないのか。
DH制もにらんで予想するのが楽しいですね。
無罪の4人の行き先もyoutubeで考察しました。小園はMLB、矢野はDeNA、前川はヤクルト、田村は新潟です。※参考記事
来季のショートは勝田と二俣。勝田には悪いが二塁とショートを両方やってもらうぞ。新井のせいで来年もまたポジコロだ。
控えショートが薄いが仕方ない。ドラフトで1人獲れ。西川篤夢がいるので上位指名する必要はないぞ。支配下で1人、育成で1~2人獲れば二軍はこと足りる。
一軍は勝田・二俣・篤夢の抜擢。4人目は辰見。
カープがDH専用の打者を新たに獲得す可能性もありますが、私はラミレスと末包で間に合うと思います。
外野とDHがファビアン・奨成・末包・平川の4人。
一塁とDHがモンテロとラミレス。坂倉入れても3人。林・渡邊・仲田もいる。
カープにはDH専用の打者を補強する必要性というか、余裕がありません。
DHなんか誰でも入れます。私はDH辰見鴻之介も面白いと思ってるくらいです。
捕手とショートが足りないことは私も知ってる。
素人どもが渡部海だ山里宝だとバカ騒いでることも知ってる。
山里君もJAPANで見たよ。大学JAPANで榊原の次にいいバッターだと思ったよ。
でも佐々木泰より打つかと言ったら 打たない よ。
所詮7番ショートタイプです。高代とか真喜志のレベルだよ。水上まで行かない。
「例えがわかりにくい!」
だったら、ヤクルト武岡とか日本ハムの奈良間とかの「渋い守備型のセカンドショート」ですよ。上位では要らない。
ドラフト1位をドブにしてるような真似をしてはならない。3位で獲れるポジションは3位で獲ろう。
1~2位は補強ポイントではなく スケールの大きい選手 に行くできです。
今年いの一番に指名しなければならないのは 菰田陽生 である。織田翔希がNPB全球団OKと言ってくれても私は菰田。
渡部もいい捕手だがカープが補強するとこはそこじゃありません。持丸で十分戦えるよ。どうせ渡部も打順8番なんだから。
もう一回言っといてやる。
渡部海は打順8番 である。3年後は知らんけどね。
私はお前らが立石立石と言ってる時に、「明治の小島大河」と言ってた男だ。※参考記事
宗山の時は金丸夢斗、栗林の時は牧秀悟と言っていた。
私の方がだいたい当たる。渡部海は絶対やめとけ。
渡部海は素晴らしい選手です。カープが獲ったら持丸と若い捕手が死にます。カープが渡部を使えばカープの捕手が3~4人死ぬ。
今年は下位の捕手でよい。例え下位指名でも大学生はダメ。カープには20台の捕手が5人いるからだ。獲るなら10代の捕手を1名。
上位で獲るのはスケールのデカいヤツ。
菰田の外れ1位は九国大の牟禮か高岡第一の左投手。
大商大の春山や横国大の藤沢涼介もいいバッターだが、カープのどこで使うのか?
ショートが欲しいと言ってるヤツはルーキーの前にまず 二俣翔一 を使え。今年のドラフトに二俣よりいいショートはいない。