2026.10.27(火)
ソフトバンク 2x-1 DeNA 福岡D
今年の日本シリーズは台風30号と31号の影響を受けている。横浜スタジアムは雨中の戦いでした。
しかし福岡ドームに来れば雨風の影響はありません。1年中同じ温度で同じ明るさです。
福岡ドームの電気代
昨日もソフトバンクの逆転勝ちで現地はさぞ盛り上がったことでしょう。
若き素人連中も
「やっぱドームはいいよね」
ってなもんでしょう。虫も雨も来ないし気温は年中均一だし。
プロ野球のドーム球場って電気代1日いくらかかるかご存じですか?
およそ
164万円 です。
元ソフトバンク小林至さんがyoutubeで「年間4~6億円」とおっしゃってました。6億円÷365=164万円です。※小林至のマネーボール
人間って強欲だなと思います。
梅雨のある日本でドーム球場が重宝されるのは理解できる。
MLBが屋外球場に回帰したと言っても、サッカーの北中米ワールドカップで使用されたアメリカの球場は開閉式のドーム球場でした。私は衝撃を受けました。
日本代表は2026年ワールドカップで4試合戦いましたが、3試合がアメリカのドーム球場、1試合がメキシコの屋外球場でした。
2026年3月のWBC、日本vsベネズエラ戦もマイアミのローンデポパーク。開閉式ドーム球場でした。
野球は人工芝で問題ありませんが、サッカーには「天然芝でないとダメ」という厳格なルールがあります。
激しく走るサッカーを人工芝でやると選手が大ケガするからです。昨日のDeNA 神里和樹 のようにね。
東京ドームの電気代
小林至の言った「ドーム球場の電気代は年間4~6億円」という話は 東京ドーム にも当てはまると思います。
「エアードームだから高いだろう」は素人考え。福岡ドームもナゴヤドームも電気代は大差ないと思う。
「東京ドームが安い」と言っているのではなく、「福岡ドームもナゴヤドームも東京ドーム並みに電気代がかかるに決まってる」と言っているのです
たぶん福岡もナゴヤも年中24時間エアコンをつけっ放しでしょう。横着なやつらだから。
私は30年前に京セラドームでプレーしたことがあります。そしてホームランを打っている。あの頃の私はまだ20代でした。
フライは案外見やすかったです。風もないので外野守備はラクでつまんなかったです。
代走イヒネ
9回裏0対1、無死2塁。投手レイノルズ、打者柳田。
先頭打者・4番栗原がライトオーバーの二塁打。栗原の打球をライト神里がグラブに当てるが、ポロリして二塁打。
あれは神里がよく追いついたと思います。捕ったらウルトラファインプレーですが、まああれは捕れないですよ。弾丸ライナーでしたから。
私は8回裏を抑えた左サイドスローの子を柳田まで投げさせると思ってました。回跨ぎにはなりますが、9回レイノルズが日本シリーズでは不調でしたから。
とにかく無死2塁で5番柳田・6番山川。レイノルズはカットボールが入らない。
走者2塁なので外野も前進。レイノルズが打たれる確率は高かった。
ギータはフライ。山川三振。
「ソフトバンクもダメだなあ」
と思いながら見ていたら、小久保が出てきて代走イヒネ。小久保は2死から走者栗原に代走イヒネを出しました。
代走イヒネを出すタイミングは適切だったと思います。ギータ山川のヒットなら栗原でも帰れます。こいつらのヒットは外野の頭を超えるからです。
栗原に代走を出して同点どまりなら、ソフトバンクは延長戦を戦えません。
2026年のカープは無死2塁で4番にすぐさま代走を出してました。だから延長戦に弱かった。私は一年中「それじゃmax引き分けだ」となじり続けました。
2026年のカープの延長戦は 3勝9敗4分 でした。新井は引き分けを目指して戦ったので延長戦に弱かった。
小久保は7番牧原に打順が回ったタイミングで4番栗原に代走イヒネを送りました。牧原のヒットは前進守備の外野の頭を超えないからです。
ごく普通の采配なんですが、ネットのデータ野郎は「神采配!」と喜んでました。やれやれだな。
レイノルズのカットボール
9回裏0対1、2死2塁。投手レイノルズ、打者牧原。
解説の和田毅と秋山幸二はレイノルズのことを
「カットボールがいい投手」
と言ってましたが、この日本シリーズではそれが1球もストライク入らない。
牧原への2球目にカットボールがいいところへ決まりました。
私と坂倉将吾は
「よっしゃラッキー。あとは全球ストレートだ」
と考えました。なぜなら打者牧原がこの1球で 迷ってくれるから です。
だが若い古市君はカットボールに頼りました。
3球目4球目とカットボールが高めに抜ける。カウント3-1。
私と坂倉は
「アホやのう。これで次は必ずストレートを投げると発表したようなもんや」
と思いました。1塁は空いているが逆転のランナーです。
実はギータに対しても山川に対してもレイノルズは
「次は必ずストレートを投げますよ」
と発表しながら投げていました。さっき私が「ソフトバンクもダメだなあ」と言ったのはここで決めきれなかったからです。
とにかく7番牧原の迷いは消えました。カットが2球抜けて3-1ですから、次は97%ストレートです。
神里和樹はなぜコケたか?
牧原はストレートを見事に捉えてライト前。いい当たり。
ここまでは古市も計算していました。打たれても牧原のヒットなら2塁走者は返れない。
小久保もそんなこと知ってます。だから2死から代走イヒネを出したのです。
ソフトバンクの3塁コーチャーはどんな当たりでも走者を回すと決めていました。だって9回裏2死なんだもん。
あとは神里が普通にプレーすれば試合終了。DeNA1対0で1勝2敗でした。
なぜなら2塁走者がいくらイヒネでも周東でも、9回裏の外野手は2塁走者をアウトにできる場所を守るからです。
つまり神里はイヒネを刺せる場所を守っていました。これを野球の セオリー と呼びます。イヒネを刺せる位置まで前進して守るのが外野守備のセオリー。
ソフトバンクも当然セオリーを知ってます。
3塁コーチャーは「逸れろ!」と思いながらイヒネを回しました。「送球よ、逸れてくれ」という意味です。
ここでライト神里はコケました。私は意味が分かりませんでした。
クロスプレーにリクエストもありましたが、そこは問題ではありません。
問題は なぜ神里がコケたか です。
福岡ドームの人工芝に問題があるのではないか?
実は今年9月12日の試合でも周東佑京がセンターの守備で転倒し、負傷退場したことがありました。
この時も私は「名手周東がホーム球場でなぜコケた?」と不思議でした。理由は明かされませんでした。
昨日の神里も途中交代。松葉づえで球場を後にしたと報じられましたが、「なぜコケたか?」は語られませんでした。
ドーム球場の電気代
神里がコケなければイヒネはホームタッチアウトでした。だってコケてもクロスプレーだったんですから。
私は「イヒネの足が遅い」と言ってるんじゃありません。
私は「外野手はイヒネの足に合わせて守備位置を決める」と言っているのです。
イヒネの足が速ければ外野手は12塁間の周辺を守るよと言っているのです。打者が牧原ですから尚更です。打者がギータなら意見は分かれます。
実際神里は12塁間周辺を守っていました。神里が捕球した場所はほぼセカンドゴロの場所でした。
素人は神走塁と喜んでいるが、私は神里が気の毒でした。
私は神里の守備力を詳しく知らないが、先頭打者栗原の打球の追い方は「上手な追い方だ」と感心しました。牧原のヒットへのチャージも鋭かった。
神里が焦った様子もありませんでした。
前進守備の外野手が恐れるのは「弱い打球」です。いくら前を守っても弱い打球ならバックホームが遅れます。
牧原がヒットを打った瞬間、私と神里は焦るどころか 安心 しました。ホッとしました。
「良かった、いい当たりのヒットだ。これなら刺せる」
と思いました。ウソだと思うなら神里に聞いてみろ。
んで神里はなぜかコケました。これはなぜかわからない。神里もわかってるのかどうかわからない。
神里は試合前に外野の芝を入念にチェックしているはずだから、通常はコケるずありません。
ドーム球場の電気代は1日164万円。
お客さんを安全で快適に楽しませるために使われている。
なのに選手は外野でコケた。金の使い方はそれでいいのかという話です。