坂倉将吾は1週間マスクをかぶり続けるのか。

2025.6.8(日) 

広島 10-0 西武 マツダ 

マツダで西武に3連勝。初戦はソリアーノがずっとバックネット最前列にいて、2戦目は広池浩司が黒田博樹と一緒にテレビで解説。

驚きました。カープを出た人たちがマツダスタジアムを訪ねてくれたことはたいへん嬉しいです。ソリアーノなんかカープのことを嫌ってるんじゃないかと思ってたので嬉しいです。

広池浩司は新井貴浩とドラフト同期。新井が6位で広池が8位。詳しいことはこちらの参考記事に書いてます。

 

10対0で3連勝 

カープが10対0で3連勝。

3連勝した相手は西武の高橋光成、今井達也、武内夏暉でした。

「カープ強いじゃん!」

うーん…まあ確かに今週はよく打ちましたが、私は

もっと打てた

と思ってるくらいですよ。

 

矢野雅哉が3安打3打点。

これでまた1週間はショート矢野が続くでしょう。佐々木泰は骨折で長期離脱だし。

菊池涼介も20打席ぶりのヒット。7番8番はしばらくキクヤノ。つまりサードは小園。

 

代走大盛がホームランを打とうが、ショート矢野がホームランを打とうが、私の野球が「ショート矢野は4位の野球」であることに変わりはありません。

「セカンド矢野、センター奨成」が私の1位の野球です。

 

キャッチャー坂倉も1位の野球

先週は坂倉将吾が火曜日から日曜日まで「6試合続けてスタメンマスク」をかぶりました。

「こんなのプロで初めてじゃね?」

と思いましたが、実は 2回目 でした。

1回目は今年の5/13(火)~18(日)の巨人戦と阪神戦。

 

今年の坂倉はほとんど毎日スタメンマスクをかぶってます。

私は喜んでいますが、ここ20年ほど「カープの正捕手が1週間マスクをかぶり続ける」ことは非常に珍しい現象でした。だいたい週1日は休む。

調べてみると、カープの正捕手が1週間全部一人でスタメンマスクをかぶったのは「2004年の石原慶幸」以来でした。ちなみに広池浩司がヘッドスライディングで2塁へ盗塁したのが2005年です。

 

2025年の坂倉将吾は指の骨折で開幕1ヶ月間を休みました。んで5月のゴールデンウィークに一軍復帰。

以来ほとんど全部の試合に「5番捕手」で出続けていますが、ここまでは雨天中止や北陸遠征の移動日などがあり「1週間5試合スタメン」がほとんどでした。

今週の6試合に全部スタメンしたことに私は少し驚きました。5月の時はストライキ中だったので気付きませんでした。

 

キャッチャー坂倉は1位の野球です。私は坂倉の打撃にも期待しているが、それより何より「投手陣を引っ張るリード」に期待している。

ショート小園とキャッチャー坂倉が1位の野球で最強のカープです。

ショート小園は143試合続けることに意義がある。しかしキャッチャー坂倉を毎日使い続けることには少し心配な部分もあります。キャッチャーは重労働ですからね。

 

阪神の坂本誠志郎はいいキャッチャーで坂倉のライバルですが、彼は1週間の半分しか試合に出ません。しかも打順は7~8番。守りに専念できる「気楽な立場」です。

巨人の甲斐拓也も気楽な立場。4~5月はほぼ全試合スタメンでしたが、ここに来てスタメンを外れる日が増えてきました。打率もいつもの甲斐っぽくなってきました。

 

坂倉将吾は5番捕手。攻守両面においてカープの最重要人物。

このまま週6日スタメンが続けば嬉しいが、

「週5日でいいんじゃね?」

と考えてる私もいます。

坂倉の疲れとケガが心配なんですよ。

 

佐々木泰と田中広輔

佐々木泰が肋骨の骨折で登録抹消。

疲労骨折と言ってましたが、こないだセンターでダイビングキャッチした影響なんじゃないの?

新井のスケベ野球が佐々木をケガさせたんじゃないのか?

 

小園や佐々木のポジションをコロコロさせることの真意が私はマジで全く理解できません。

佐々木の骨折でサード小園はしばらく続きます。サード小園も今年グッと守備が上手くなってます。小園はキャンプでいったい何を練習させられてきたのか? ったく…

内田湘大も先週はファームの試合に出てませんでした。お前も骨折か?佐々木が離脱してチャンスなのに…

 

ならば二俣が一軍復帰かと思えば呼ばれたのは

田中広輔 

でした。

 

イヤ、いいよ。広輔と上本は実力者ですから。

だけどサード小園でショート矢野。ベンチに上本と広輔とアツ。

センター秋山、セカンドキク、打順1番は野間峻祥。なんか去年よく見た野球だなあ…

 

西武から10点取って3連勝ですが、私は昨日のカープがそれほど強いとは感じませんでした。

モンテロのスイングはインサイドアウトなので今井達也のシュート回転するストレートに合いそうだなとは思ってました。

ファビアンには代走も守備固めも必要ないとずっと言い続けてきました。どうしても大盛を使いたい新井の野球はスケベだと思います。

 

新井野球がスケベな理由

カープは伝統的に「守り勝つ野球」で戦ってきました。

今井譲二とか緒方孝市とか福地寿樹とか赤松真人とか、カープには過去に偉大な代走マンが大勢いました。

だから新井も羽月隆太郎と大盛穂の頼れる代走マンを2人もベンチに入れているのです。

私はこれを「一人で十分」と考えてます。※参考記事

代走のスペシャリストは一人で十分。2人も要らない。

昨日のベンチ入りメンバーはアツ、石原、羽月、上本、田中、堂林、秋山、野間、大盛の9人でした。代走と守備要員ばかり。

スタメンは奨成、ファビアン、モンテロ、坂倉、末包でした。代打代走の要らないヤツばかり。

 

新井は1点リードの9回にライト末包とキャッチャー坂倉に守備固めを出しません。小園には出す。イライラ。

昨日なんて10点差で雨です。私は坂倉に守備固めを出すかと思いましたが、森翔平の完封がかかっていたためフル出場。

んで中村奨成に代打田中広輔。キクも引っ込めてセカンドに小園。

新井は何をやってんのかな?私はイライラしましたね。

 

西武戦の3連勝は同点の8回裏の「坂倉を下げて代走羽月」から始まりました。羽月が2球で2盗3盗を決めた試合です。

私はあの野球を真っ向から否定しています。※参考記事

接戦時にキャッチャー坂倉を代えてはいけません。森下暢仁も個人の勝ち星に喜んでちゃいけない。

 

ショート矢野は4位の野球。新井貴浩の「守備固めスケベ野球」も4位の野球。

田中、上本、アツ、野間、秋山、キク。みんな新井の仲良し軍団。

この野球で去年は4位でした。カープは3連勝しましたが実際現在4位です。


おしまい
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ありがとうございました。

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