2021.11.1(月)
ヤクルト 7-9 広島 神宮
今季最終戦を終えました。
試合終了後には早くも
・クロン解雇
・大瀬良九里「熟考」
・誠也「わからない」
などの「オフ情報」も次々と飛び込んできました。
私たちにはCSも日シリもありません。その代わり、来季の構想妄想を練る時間はたっぷりあります。
今日は今シーズンの個人成績について感じたことを書いてみます。
小園海斗、打率.298
試合前の小園は打率.290でした。
これを前田智徳以来の打率.300に乗せるため、小園には5打数4安打が必要でした。
小園「四球ではダメなので打ちに行きます」ニッカン
試合前の言葉通り、2番小園は初球からガンガン前に打ちに行きます。
S山崎晃大朗に二塁打をもぎ取られ、打率.299で迎えた最終打席では今野の高めボール球を振りました。三球三振。
私はこの結果を
とても良かった
と思います。最高の結果です。
小園には入団以来、高めストレートを振りまくる悪癖があります。
大事な大事な勝負どころの最後の打席でそれを振って空振り三振。あと一歩で目標を逃しました。
この経験は良い経験です。来季に繋がります。もしこれがポテンヒットになって打率.301だったら小園はオフに練習しませんよ。リサちゃんと子供たちにデレデレになります。
だから三振で良かった。昨日の小園は4打数3安打。山崎のレフトフライは犠飛でした。
いよいよ小園は四球ゼロの「打率=出塁率」型トップバッターで行きましょう。野村謙二郎やイチロー型の1番です。打順は3番でも4番でもいいですが、来季の小園はチマチマしたことをしなくていいでしょう。「四球じゃダメなので・・・」は小園に合ってる気がします。
坂倉将吾
5打数5安打で首位打者になれる坂倉は4打席立ったところで3打数2安打1四球でした。
首位打者がなくなった5打席目に代打安部。私は「なら守備から代えとけや」と思いましたが、まあ許してやる。
小園と対照的に坂倉はなかなかバットを振りませんでした。
これはけっこうド迫力でした。
ヤクルトに逆転された6回表、無死1塁。12塁間が空いていてカウント3-1。
坂倉は打てそうな球を一球見逃して3-2。次も見逃して四球。4番の鈴木誠也に繋ぎました。
この試合がラストゲームになるかもしれない鈴木誠也も3-0から見逃しました。
チームが既に敗退している消化試合でも、この二人は自分の「首位打者」や「本塁打王」に目もくれず「繋ぎの打撃」をしていました。私は感動したと言うより
ビビった
です。怖かったです、誠也とさくらのストイックすぎる姿勢が。
それに引き替えボール球に飛び付いた小園。
最年少40号と打点王に目がくらんだ村上宗隆。
フツ、まだまだだな。
オマケ
石原貴規は見事なスリーラン。
だがリードがいけません。変化球が多すぎる。
西川龍馬は変態スリーラン。
スリーラン2本でやっと勝てたところがいかにも佐々岡らしい。
栗林は1打席2被弾。これも上の「小園理論」と同じこと。来季に向けて吉となります。
高井雄平。
1打席目に打たせてやったのに調子に乗って2打席目も出てきました。
島内がチェンジアップ投げたら苦笑いしてました。アホか雄平。アホかヤクルト。森浦がストレートでヒット打たせてやったので、2打席目は当然変化球も投げるっての。