2021.10.10(日)
広島 3-1 巨人 マツダ
ウソかホントか知りませんが、お天気の世界には「特異日」というのがあって、10月10日は晴れる日が多いそうです。私の経験則では5月3日もよく晴れます。
今日はまさに雲一つない快晴。
ハトまで飛んできて、まるでカープの平和と明るい未来を象徴しているようでしたね。
スキだらけの3連勝
マツダで3連勝。そこそこ嬉しいですが、今日の試合はカープもスキだらけでした。だから3点しか取れないし、栗林を出さないといけなくなりました。
7個のスキを全部語ると長くなるので今日は2個だけ言います。
<1>6番キクが4打席全部内野フライ
2回裏0対0、無死12塁。ここでキクはマン振りして内野フライ。
6番は送りバントをしにくい打順です。1死23塁を作っても7番8番が申告敬遠されるからです。だから仕方ないっちゃ仕方ない。
4回裏0対0、無死3塁。ここでキクはボール球に飛び付いてショートゴロ。
6回裏3対0、無死1塁。ここは絶対に送りバントするケースでした。森下が90球投げていて代打を出せる状況。この時、相手は7番8番を申告敬遠しにくい。次の1点が勝負を決める1点になる。私のサインは100%送りバントでしたが、ベンチは強攻。キクは内野フライ。
8回裏3対1、1死1塁。代走大盛が3球続けて良いスタート切ったのに、3球とも振って最後に内野フライ。
1球目は盗塁アウト臭かったのでカットはOK。しかし2球目3球目はクソボールで絶対セーフ。エンドランが出ていてもセーフなら振らなくて良い。走者は大盛なのだ。
今日は弱い相手だったので事なきを得ましたが、河田は火曜日からのDeNA戦で雑な野球をしないでほしいです。カープは残り10試合、一つでも負けたら3位には入れません。トーナメント気分で戦いなさい。
<2>3塁走者の走塁死が2つ
3回に1死3塁で走者宇草が何でもないショートゴロで飛び出してアウト。ダメ。次打者は鈴木誠也です。宇草の心の準備ができていない。
5回に1死3塁で、西川龍馬が誠也のハーフライナーで飛び出しゲッツー。少年野球でも怒られるアホプレー。ライナーバックは基本中の基本です。
坂倉将吾のホームイン
我らの木村昇吾が引退後初めてプロ野球解説をしたとか。
以前「ゲスト解説」したことがあったような記憶があるけどな・・・梵英心と勘違いしてるかな。
坂倉がホームインする時、手袋を外したことに触れた木村昇吾。
Twitter民はこれを
「神解説!」
と賞賛しましたが、割とよくあるプレーです。テレビでこのプレーに触れた解説者は初めてかもしれないですけどね。
選手が両手で手袋を握ることにより、手はグーになります。パーでベースタッチできなくなるので「指の骨折防止」のため、選手は手袋を握ります。
今年、手袋を握っていない坂本勇人は牽制バックで指を骨折しました。
坂倉は大城のタッチをかいくぐる直前、左手で握っていた手袋を右手に預け、左手の指先でうまくホームインしました。
タイミングはアウトでしたが、タッチをかいくぐりセーフを勝ち取った坂倉。
私は最近のカープがホームクロスプレーで「タッチをかいくぐるプレー」をすることに、
イラついています。
コリジョンルールの今日、キャッチャーのタッチをかいくぐる意味合いは薄い。
ピッチャーゴロを処理した巨人の投手は、ホームベースの「真上」か「やや一塁側」にバックホームしました。コリジョンルールではこの時、捕手大城は3塁走者のために走路を空けないといけません。だから走者坂倉は安心してヘッドスライディングするべきでした。
バックホームが「ホームの三塁側」に逸れた時、捕手は流れの中で合法的にホームをブロックできます。ディス・イズ・コリジョンルール。
捕手がホームを隠した時はかいくぐってOK。ホームが見えていれば坂倉はヘッドスライディングするべきだ、というのが私の考えです。ケガもしないと思います。
結論
異論反論歓迎します。
微妙なホームインの時の、カープのかいくぐる走塁。私はそれにイラついています。
捕手がブロックできる時代はそれもOKでした。
しかしコリジョンルールの今日、
「走者の足はホームを通過しているのに、走者はまだホームベースに触れていない」
という状況に私はイラつくのです。私は「1/10秒」の話をしています。多くのケースでヘッドスライディングのほうが速いと思います。
ハイ。
3タテした日に不機嫌でごめんなさい。
弱いチームを3タテしたぐらいで、佐々岡と若手が「俺たちは強い!」とか勘違いしてるのが怖いのです。
俺たちは弱いです。スキだらけです。
来週は謙虚に戦いましょう。俺たちはまだ「ヒット打たないと勝てないチーム」です。
明日の朝はドラフト話をやります。
巨人ファンの皆様、ご愁傷様です。私は巨人をBクラスに蹴落とすためにこの記事を書いています。