カープのドラフト指名予想2021「前田銀治」を軸としたドラフト戦略

本日が9月27日(月)

来週は10月4日(月)、第一次戦力外通告が始まります。

んで再来週の10月11日(月)がいよいよプロ野球ドラフト会議。サポーテッドバイ、リポビタンディー。笑

この2週間でまた新たな情報が出てくるため、ドラフト予想はもう少し待ってもいいんですが、私は今日ここでドラフト最終予想をします。カープの指名選手だけを予想します。


ドラフト1位は高校生投手!

カープのドラフト関連ニュースが最後に聞こえてきたのは、たぶん8/21(土)のスカウト会議だと思います。サンスポ

この時、白武スカウト部長は以下のように語りました。

「高校生を37人に絞った」

「1位はいるが後が続かない」

「次回の会議は10月上旬。大社も絞る」

前回のドラフト予想にも書きましたが、これまでカープの1位候補は

[1] 右のスラッガー

[2] 即戦力投手

のどちらかと報道されてきました。

ところがここに来て、私は高校生投手を1位候補に持ってくることに決めました。

理由は即戦力ルーキーが不在だからです。

今年は森下や栗林クラスがいないと見ます。

そして高校生投手には150kmがゴロゴロいる。こっちへ行ったほうが絶対にイイ。

んでカープの1位は

森木大智投手(高知高校)と予想します。右投手。高校BIG3。

風間、小園より競合が少なそうだし、3人の中でスケールが一番大きいと思います。

風間君は甲子園で157kmを記録しましたが、私の見た試合ではフォークばかり投げてました。ちょっとガッカリ。

小園君は春のセンバツで見ましたが、完成度の高い好投手。将来像は前田健太。

森木君は荒々しい豪腕タイプ。将来像は伊良部秀輝です。個人の感想です。

それに毎年言ってることですが、カープはキラキラネームの子をあまり指名しません。「風間きゅうた君」には行かないと思います。参考記事

小園も二人になるとややこしい。だから森木。笑

今年、誠也が抜ける可能性は大。

FAで大瀬良と九里が抜ける可能性は小。だから1位は高校生投手でいいと思います。7~8勝クラスの「即戦力ルーキー」はカープに必要ないと思います。

ただ森木大智も2~3球団競合になる可能性はあります。

その時はカープで最近流行りの天理路線。達孝太投手(天理高)にハズレ1位で行ってもいいし、即戦力の大社投手に行っても良い。

今年は森木に特攻しよう。うまく行けば2球団競合くらいかもしれません。

2位指名

1位でピッチャーを指名しました。2位は野手も候補です。

2週間後、仮にカープが4位だったとします。

2021年はセリーグがウエーバー優先。「セ6位チーム」が「全体13番目」でドラフト2位指名できます。だから「セ4位チーム」の2位指名は17番目となります。

13番目だったら右のスラッガー正木智也(慶応大)が残っている可能性あり。

17番目だったら正木は消えてそう。ブライト健太(上武大)は残っている可能性がある。

常識的な予想ならカープの2位はブライト健太。

しかし私の予想は違います。私の予想は再び高校生投手。竹山日向投手(享栄高校)です。

まさかの2連続高校生投手。笑 竹山君も右投手です。

竹山君はこの夏ケガをして背番号10番でした。県大会決勝で愛工大名電に敗れ、甲子園出場ならず。

そして名前は「たけやまひゅうが」。ぎりぎりでキラキラ回避。笑

ま、別にキラキラネームでもいいんだけどね。藤井レイラもいることだし。

享栄高校出身の選手は5割がた中日に持って行かれます。

だから2位で指名しとかないといけません。「セ4位チーム」の3位指名は全体の32番目。「セ5位チーム」の3位指名は34番目。ドラフト時点で上位チームの方が3位指名は先なのです。

それに竹山投手は他球団も上位で狙っている豪腕です。32番目や34番目までに消える可能性もある。それに私には絶対に3位で獲りたい選手がいます。だから竹山、2位指名。ダメだったら吉野(昌平)か有園(千葉学芸)。

3位指名

今年のドラフト最大の目玉。

それが前田銀治くん。静岡県立三島南高校の外野手。右投げ右打ち。ロマンの塊。

前田智徳の息子ではありません。前田ジュニアはプロ志望届を提出せず進学見込み。

この前田銀治くんは全く別の前田君。

彼、2021年のセンバツ甲子園に「21世紀枠」で出場しています。1回戦負け。4打数2安打。1イニング投げて3失点。

前田くんはこの試合でライトフェンス直撃の3塁打を打っているんですが、3塁到達タイムは11秒7。11秒台はプロでも既に速い部類です。カープに来ればもっと速くなる。

そしてセンターの守備範囲も広く、肩は今年の高校生の中でナンバーワンだという評価をされる方もいます。

182cm、98kg。

見た目は鈴木誠也と新井貴浩を足して2で割ったような感じです。あだ名は「静岡のカブレラ」

県立三島南高校出身のプロ野球選手は過去一人もいません。三島南出身の有名人は研ナオコぐらい。ただし中退だそうです。笑

最近のカープは天理もブームですが、実は静岡も密かなブームです。大盛穂と二俣翔一。

特に二俣翔一は高校時代に三島南と練習試合ぐらいやってるかもしれません。

「だからどうした?」って話ですが、カープは伝統的にアマチュア時代のお友達をドラフト指名してきた歴史があるのですよ。去年は高橋昂也と縁のある大道温貴を指名しましたし。

私はこの前田銀治くんを今年のドラフトの目玉と位置づけることに決めました。ちなみに去年の目玉は牧秀悟でした。

他球団の前田くんへの評価は4~5位クラスです。だから確実に3~4位で獲っときましょう。完全に素材型ですが、うまく行けば誠也か新井になれる逸材だと私は見ます。

4位指名

カープの本指名は4人で終わると予想します。

先に述べた白武スカウト部長の「後が続かない」コメントと、今年も戦力外通告が少なそうだからです。

支配下登録の日本人選手を6~7人解雇して、ドラフトで4人指名。2022年は育成の戸田ともう一人を支配下登録して68~69人になるという感じでしょうか。

よって1位2位で高校生投手、3位で高校生スラッガーを指名しましたので、4位は不足部分を補えばよい。

私が気になっているのは左投手の秋山正雲投手(二松学舎高校)。大江竜聖より上と評価する声もある。ソース

夏の甲子園で活躍した木村大成投手(北海高校)も気になってます。こちらも左腕。キレのあるスライダーが武器。

この二人は4位までに消えている可能性もありますが、今年は大社に左投手が多いので案外残ってるかもしれません。前田を確実に4位で獲れるなら先に左腕を指名しても良い。

結論

私のドラフト予想をまとめます。

1位・・・森木大智、18歳、投手、高知高校

2位・・・竹山日向、18歳、投手、享栄高校

3位・・・前田銀治、18歳、外野手、三島南高校

4位・・・秋山正雲、18歳、投手、二松学舎高校

選択終了。

私の予想はたぶんハズレます。

ドラフト予想なんて当たる方がおかしい。特にカープは情報を出してくれませんからね。

ただし「カープ前田銀治」にはけっこう自信があります。カープ向きな感じだからです。

有薗くん(千葉学芸)もめっちゃ木訥としたカワイイ子だし、ブライトくんも足が速い。

この二人は実際にカープの上位候補としてリストアップされていますが、私が惚れたのは竹山日向と前田銀治です。

4位で左腕が残ってなければ、例年通り足の速い子を指名しましょう。

どっちみち誠也の穴は新人じゃ埋まりません。

カープは去年の牧秀悟をスルーしたので、今年正木に行くというのは筋が通らないと思います。

それにカープは今年、高校生投手を最低一人以上指名することが必要です。去年が小林樹斗一人だけだったからです。今年ゼロは絶対ダメ。

よって高校BIG3と達(天理)、畔柳(中京)あたりを上位指名しとかないといけないと思います。

広島新庄の子は夏の甲子園で見ましたけど、私は投手としても野手としても要らないと思います。ごめんなさい。常葉橘の庄司隼人の方がよっぽど良かったです。


おしまい
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ありがとうございました。

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