広島8x-7西武
ハチャメチャな試合でした。
とにかく勝った。連敗ストップ。
今日は試合開始前から大忙しでした。
堂林昇格！
丸スタメン！
そして試合開始。1回表岡田明丈45球！
忙しすぎる・・・
ちょっと落ち着けよ。
その後も試合は雨で中断。
松山の逆転ホームランからの中崎同点被弾。
中﨑被弾は別にオッケーなんですが、ベース踏み忘れから2死満塁。これは困る。
10回アドゥワ登板。これはいい。当然。
ヒット四球四球で満塁。1番秋山3塁打。7対4。
続く源田の当たりを下水流ファインプレー！ まだいけるかも！
10回裏。3点を追いかける。
先頭打者は野間。
重要なんでもう一度言いますよ。
先頭打者が野間
ゴロのセンター前ヒットで出塁。
どうでもいいんですが、私、高橋慶彦や正田耕三や野村謙二郎の数あるヒットの中で
「ワンバウンドしてピッチャーの頭を超えて、そのままセンターに転がるヒット」
がめちゃくちゃ大好物なんですよ。
緒方孝市にはあんまりこの印象がない。あの人はよく三遊間にゴロを打っていました。
梵英心にもけっこうあったなあ。このヒット。
んで、野間。
機動力野球のカープが誇る「一番打者の系譜」というかゴロのセンター前ヒットで出塁。
点差は3点です。
続く打者は7番會澤。
打撃好調なんで6番とか時には5番を打つこともありますが、アツは捕手です。
あまり負担をかけたくありません。
打順を8番から上げるにしても7番までにしてほしい。
その會澤が詰まりながらもライト前ヒット。
点差は3点。
なのに野間。
ホント面白いです。この選手。このランナー。
猛然と3塁へスライディング。セーフ！！
西武の右翼手が3塁に送球する間にちゃっかりアツまで2塁へ進塁！
・・・
ちょっと待て。
みんな忘れてないか。3点差あるんだぞ。
まず野間。
右翼手がノーバウンドで捕球するかもしれない詰まった当たりで猛然と3塁へ走りましたね。
そして西武の右翼手。
野間を見て慌てたのか3塁へ投げましたね。まあ、これはアウトを稼げると思ったんでしょうか。
西武の選手は2回裏にも野間をセーフにしているんです。
浅村です。
5番の松山がヒットで出塁。無死1塁。
続く野間がセカンドゴロ。平凡。
浅村難なくキャッチ。2塁が無理なんで振り向いて1塁にトス。だが野間はもう駆け抜けてる！！！
セーフ。ノーアウト12塁。
実はこれ去年の交流戦でもありました。
相手はロッテ。場所は千葉マリン。
ロッテの二塁手、鈴木大地。野間の足を知らないので余裕ぶっこいてセカンドゴロを捕球したら野間は1塁でセーフなりました。
交流戦おもしろいなあ・・・ってか野間がおもしろ過ぎる！！！
こいつアカンわ。私のツボです。慶彦より誠也よりハマります。
昨日の試合。延長10回裏で7対4。
西武の右翼手は金子です。初戦のヒーロー。
まさかランナーが3塁に行くとは思いませんよね。当然です。
点差は3点差です。
暴走する場面じゃありません。セオリー完全無視。
なのに野間は走ります。止まろうともしません。
金子もつられて3塁に投げる。アツもどさくさで2塁に行く。
グラウンドのみんなが忘れていました。3点差あるってこと。
「点差があるのに3塁へ投げる必要なんかなかったんだ。あの冷静な金子がなぜ・・・」
「俺が金子でもああしたかも。なんかあいつは勝負したくなる気を起させるんですよ」by仙道彰
野間！
やっぱ野間の足は事件ですよ。スピード違反。
なんだろう？ 3点差ですよ。←しつこい
なんで危険を冒して3塁へ行くのか。
いや危険を感じていないのかな。
楽々セーフだから行ったのかな。
あたしゃめちゃくちゃビックリしましたよ。
3点差の場面でなんであんな激走するのか。
堂林のタイムリー。下水流のタイムリー。誠也が満塁で押し出し敬遠サヨナラ四球。
どのプレーも吹っ飛ぶ野間の爆走、激走でした。
野間はおもしろ過ぎる。
昨年の野間は代走でミラクルを起こしまくりましたね。
本来「代走でミラクル」ってあり得ないんですよ。
代打なら一振り4点の可能性がありますが、代走は一人で1点しか取れませんからね。
なのに私的には「昨年、代走野間で逆転勝ちした試合」は3試合もあったんですよ。
※参考記事 2017年「代走野間」で勝った試合
2017年の野間の「代走限定の生還率」は48％でした。50回で24得点。
単純に言うと野間がランナーに出れば「0.48点ゲット！」という意味です。
試合終盤の「0.48点」ですよ。めちゃくちゃ大きい数字です。やはりスピード違反。
野間のスピードは文章で表現できません。
日本ハムの西川遥輝がどれだけ速いかよく知りませんが、たぶん野間も負けてないはず。
みんな球場で見てくれ！野間の足！俺の野間！
数値や文章やビデオではわかりません！
私はやはり足の速い選手が大好きです。
