緊急事態!堂林翔太は戦力外なのか!?

全国8000万人の堂林ファンの皆様、お疲れ様です。
昨日付けで堂林翔太の二軍降格が発表されました。
新井貴浩が上がってくるならまだわかりますが、新井の復帰は5月上旬の予定でまだ先の話。
おそらく二軍で打ちまくってる高橋大樹と、左の代打要員として庄司隼人あたりが昇格するのではないかと思われます。

これは堂林にとって非常に危機的状況です。
もしかして、この1ヶ月が堂林の「カープでのラストチャンス」だった可能性を感じます。
3/30~4/22までのおよそ1ヶ月間で13試合に出場。26打数6安打、本塁打0、打点4、打率.231。
新井復帰後の一軍定着を決定づけられるほどのインパクトを残せたかというと残念ながら「ノー」でしょう。

・・・
非常に厳しいです。
カープの一軍にもう堂林の居場所はないのかも・・・
いや、今回の登録抹消で私は「もはやカープの一軍に堂林の居場所は無くなった」と感じました。

思い出してください。
昨年のクライマックスシリーズを。
誠也が不在。安部とエルドレッドも故障しました。
それでも堂林は二軍で元気に試合をこなし、CSメンバーに呼ばれることはありませんでした。
※関連記事:今こそ堂林翔太を考える(2017.11.1)

そして今年のオープン戦終盤。
高橋大樹と堂林は下水流と美間との競争に敗れ、二軍降格。
開幕一軍を逃したかに見えました。
しかし直後に新井貴浩の肉離れが発生。
起死回生の幸運で堂林は開幕一軍に滑り込み。

チャンスも十分に与えられました。
チーム21試合中、堂林の先発出場は7試合。
バントや守備でも頑張っていましたが、新井復帰前のこのタイミングで登録抹消。
おそらくは高橋大樹にチャンスを与えるためだと思いますが、もしここで大樹がガンガン打ったら堂林はどうなるでしょうか・・・

トレード要員・・・あり得る話だと思います。
今オフ?
いえいえ、7月末までトレードはできます。
左投手とのトレードです。

堂林を欲しがる球団なんかあるか!というのでしたら金銭トレード。
堂林に出場機会を与えるために・・・

言っておきますが、私は堂林ファンです。
高校の時からです。
河合-堂林のコンビが大好きで、どっちかがカープに来てくれたら夢のようだなぁと思っていました。

あれから9年。
弱かったカープは見違えるように強くなりました。
選手層も厚い。

私は誠也と堂林のSD砲の誕生を今か今かと待ち続けました。
しかし同じタイプの美間優槻が台頭し、高橋大樹も今まさに一軍への壁を登り始めました。

堂林の今シーズンの目標は何だか知っていますか?

「一年間ずっと一軍に帯同し、チームの三連覇に貢献すること」です。

開幕1ヶ月で堂林の夢は破れました。
私は確信しました。もうチームの構想から堂林は外れているのだ、と。

プロの世界は厳しい。
梵英心も栗原健太も大好きでしたが、最強カープを作る時、彼らはチームに残ることができませんでした。

今オフに丸と松山が国内FA権を獲得することも知っています。
新井貴浩が今季で引退する可能性もあります。

しかし、今カープの二軍には若い芽がたくさん育ってきています。
坂倉と奨成のダブルキャッチャー体制はいつまで続くのか。
もし坂倉が今シーズン大ブレイクしたら、奨成はいつまでキャッチャーを続けるの???
または坂倉が打撃を活かすために外野に回るのか???

堂林が今二軍に落ちたら、新井復帰後に二軍に落ちるのは高橋大樹か下水流昂になるでしょう。
今の堂林は新井貴浩のバックアッパーではなく、下水流や高橋のバックアッパーです。
これは、ちょっと・・・さすがに・・・厳しいと言わざるを得ません。

今回、堂林と同じタイミングで美間も降格しましたが、美間の場合は左の代打を上げるための「戦略的降格」でしょう。
しかし堂林の降格は「高橋大樹を試すのが今しかないから」だと思うんですよ。
新井が復帰すれば下水流、新井の代打陣。
誠也がスタメン復帰すればここにエルドレッドも加わります。バティがスタメン。

二軍に控える右の代打陣は美間と大樹。小窪だって健在。
堂林はもうどこに行けばいいのか・・・

非っ常に残念ですが、今のカープの一軍に堂林の居場所はありません。
緊急トレード、大いにあると思います。

ちょっと昨日の堂林抹消がショック過ぎて、私も混乱しています。
頭の中ではいつか堂林がクビになったり、トレードされたりする日が来るかもしれない思っていましたが、新井復帰前に降格されるとは・・・ただただ驚いています。

トレード予想は私の先走りです。
まだわかりません。
わかりませんけど、大樹は一軍でもやりますよ。
このチャンスを逃すはずがありません。燃えに燃えています。ギラギラしています。

あの平安高校時代の力強いスイングと打球が戻ってきました。
今年、大樹のホームランを目の前で見ました。
1秒でレフトスタンドに届く弾丸ライナーでした。

これはまずいよ、堂林!!!

ハァハァ・・・
すみません・・・
ちょっと興奮しちゃいました・・・

大田泰示も移籍してチャンスを掴みましたね。
堂林もこのままカープで下水流の控えになるくらいなら・・・と、妄想せずにはいられません。

堂林ファンの皆様にはたいへん申し訳ないのですが、今回の降格は非常に危険な香りが漂います。
私はもう「頑張れ!」って堂林に言えません。
だって彼、これ以上ないくらい頑張ってきましたから。

あとは一軍で打席に立たせれば、きっと打つようになると思います。
ただ、もうそれはカープではできないです。
今回の降格でそう感じました。

おしまい

あまりにもショックが大きいので、これからしばらく堂林の妄想を続けます。
よろしくお願いします。