高橋昂也か?九里亜蓮か?中村祐太はどこいった?

開幕ローテ6人目は高橋昂也か九里亜蓮か問題が熱いです。
私の結論から申し上げますと、
「もう6番手は昂也でいいかな」
と思い始めています。・・・福井優也(小声)

 

4つの事実をもとに、私が昂也君を推す理由を説明します。

 

「事実1」開幕ローテ6人のうち5人が確定した(という報道)
5人はジョンソン、野村、大瀬良、薮田、岡田。
まだ早いんじゃないかな-と思いますが、実績から言えば4人までは当確でしょう。
問題は岡田明丈。
私は今年の岡田に「20勝」を期待していますが、チーム内での岡田の立場はまだ「競争でポジションを勝ち取る立場」だと思うんですよ。
実際、昨年のCSでは薮田とノムスケを中4日で使ってまで、岡田には出番がなかったわけです。
大瀬良もCSでは先発がありませんでした。中村祐太が万全なら「5人までは確定」とまでは言えないと思うんですよ。

 

「事実2」んで、中村祐太はどこ行った?
練習試合で打球が胸を直撃した中村祐太の続報が全くありません。
教育リーグでの登板もありませんし、まだ練習できてない状態なのでしょうか・・・
私は「2018年の先発6番手は中村祐太で確定」と見ていたのですが、不運なケガをしてしまいましたね。
回復すればチャンスももらえるでしょうが、自身の目標である「2ケタ勝利」には黄信号が灯ったかもしれません。

 

「事実3」九里亜蓮は昨年9勝
2017年の九里は自己最高の成績を残しました。

 

35試合登板(11先発) 116回 ERA3.65 9勝5敗

 

そして彼の存在は数字以上にチームへの貢献度が高かった。
ローテの谷間を埋めたり、ロング要員として試合序盤からリリーフしたりと、難しい仕事を一年間通してやり遂げてくれました。

 

そして昨年の契約更改では年俸2200万円から倍増に近い3800万円へ。
この時の記者会見で
「思った以上に評価してもらった」
と言いながら、
「一年間先発ローテを守れなかった。悔しいシーズンだった」
と反省の弁も。
2018年も九里亜蓮は先発ローテを一年間守りたいのであります。

 

「事実4」高橋昂也は将来のエースである
高橋昂也はキャンプからオープン戦まで、実戦でほとんど打たれていません。

まだ四球が多いし、球種も少ないかな、と思うことはありますが、彼の「クロスファイヤー」はそんな小さいことを全て吹き飛ばしてくれます。
右打者のインローに決まるストレートは惚れ惚れする美しさで、ほとんど前に飛ばされていません。

しかし開幕後、打者も仕上がった状態で、打順が二回り三回りした時にどうなるか。
昂也君の今の力押しのピッチングで引き出しの数は足りるのかという疑問も残ります。
しかし間違いない事実として、やっぱ昂也君は「ネクストマエケン」です。
昂也君には新人王の資格もあります。ストレートも一級品。
しかし私はまだ「体力と投球術」が足りないと見ています。昂也君にまだ2ケタ勝利はちょっと厳しい。九里と祐太は狙えます。
昂也君が開幕ローテで発進すれば5回以降とか5月以降とかに打たれ出すと私は思います。プロ野球は簡単じゃありませんからね。
しかしカープの将来のエースに今、経験を積ませることも悪くないプランです。
まずは行けるところまで行ってみてもらいましょうか。
坂倉とのコンビで。

「ひが的・開幕ローテ」

 対D(マツダ) ジョンソン、大瀬良、高橋昂也
 対S(神宮)  ノムスケ、薮田、岡田

 

なんてローテはいかがでしょうか。
日曜日の予告先発が高橋昂也君。相棒は坂倉。またチケット問題が発生しそうです。笑
坂倉は日曜日の昂也君と木曜日の岡田とコンビを組みます。

「結論」以上4つの点から開幕ローテは昂也で行こう!
中村祐太がいないから6番目が空いた。戸田と福井もやっぱりダメでした。
九里には安定感があり、昂也には勢いがある。
九里はリリーフもできるが、昂也君に難しい調整はまだできない。
クールでポーカーフェイスの高橋昂也とクレバーで愛されキャラの坂倉将吾には「北別府&達川」みたいな匂いがします。
ということで、開幕ローテは高橋昂也で行きたくなってきました。笑
プロデビュー戦は4/1(日)マツダスタジアム!
ここで未来のエースを全国のプロ野球ファンに見せつけましょう!
(メジャーのスカウトの方にはあまり見られたくない・・・)

「おまけ」過去3年間の開幕ローテメンバー
2017年
ジョンソン、野村、大瀬良、岡田、九里、床田

 

2016年
ジョンソン、野村、黒田、福井、岡田、横山

 

2015年
前田、ジョンソン、野村、黒田、大瀬良、福井

 

ここ2年は開幕ローテで苦しみましたね。
特に昨年はジョンソンが早々にリタイアする中、加藤床田のルーキーコンビがチームを救いました。
今年の先発陣の充実ぶりがうかがえますね。
2015年が優勝しそうなメンバーなのに、実際に優勝したのは2016年と2017年です。
だから野球は難しいです。