カープの3連覇はあるか?2018順位予想は3%の確率です!

私は最近2018年のセリーグ順位予想を始めているんですが、何度やっても、どうしても「去年と全く同じ」になっちゃいます。

 

2017年のセリーグ順位は
1位 広島
2位 阪神
3位 DeNA
4位 巨人
5位 中日
6位 ヤクルト
でしたよね。

 

私は2018年も2年連続この順位になると予想しています。
しかしそんなことがあり得るのでしょうか?
見たことも聞いたこともありません。

 

そこで1950年の2リーグ制開始以後「1位から6位までの順位が前年と全く同じだった年」が何度あったか調べてみました。

 

おお!ありましたよ。
セリーグで3度(1957、1958、1973)
パリーグで1度(1977)
合計4回です。

 

「たった4回か」とお感じですか?
それとも「4回も?」とお感じですか?
私は「へえ、4回もあったのか」と思いました。

 

もし6個の物を無作為に1位から6位まで順番に並べた時、2回連続で同じ順番になる確率は
1位 1/6
2位 1/5
3位 1/4
4位 1/3
5位 1/2
6位 1/1
となり合計で1/720です。720回に1回。約0.138%。

 

実際のプロ野球ペナントレースでは6チームが「完全に同じ確率」ではないですから、順位が2年連続で同じになる確率は1/720よりも高くなると見て間違いないでしょう。
セパ2つのリーグでそれぞれ68年間に4回あった訳ですから確率は「4/136」です。2.94%。

 

えっとすみません。
算数がしたいわけではありません。

 

私の順位予想では
「広島の3連覇は堅いぜ!いえーい!」
とまでは思っていませんが
「セリーグ優勝の最有力候補はやっぱりカープだろう」
と見ています。
最大の理由は野手陣の層の厚さです。
ドミニカコンビのさらなる成長と若い野手たちの突き上げはおそらく2018年も見られると思います。
ここに台頭してきそうな野手たちの名前を予言しておきます。

 

52庄司隼人
59美間優輝
61坂倉将吾
以上3名。
この3人は2018年一軍に確かな爪痕を残してくれるでしょう。
野間とか西川とか堂林とかはここに入れませんよ。活躍が当然の人達なので。

 

カープに弱点があるとすれば投手陣。
野手陣ほどの層の厚さはありません。
しかし野手陣を5段階の5点とすれば、投手陣も5段階の4点くらいは評価しています。
なのでセリーグの中では上位に位置しているかと思います。

 

私の中の2018年「投手信頼度」
5点 該当者なし
4点 KJ、ノムスケ、今村、中崎、ジャクソン
3点 岡田、薮田、中村祐太、中田
2点 大瀬良、一岡、九里
1点 戸田、床田、福井、藤井皓哉

 

5点は該当者なし。
ジョンソンも故障上がりだし、後ろの3枚も疲労が心配。
1点の人達のことは「信頼していない」のではなくて「ベンチ入り12~13人の12、13番手」という意味合いです。
特に藤井皓哉(3年目21歳)には2018年の一軍戦力として大いに期待しております。
苦しいブルペンに必ず必要な選手です。50試合くらい投げてほしい。

 

先発陣には「80点くらいの人達」がたくさんいます。
大瀬良もまずまず「普通程度」にはやってくれると思います。
オカヤブコンビはまだまだ「危うさ」も潜んでいますが伸びしろも十分。
二人とも「故障で0勝」もあれば「一気に20勝」の可能性もあります。
まだ「計算」には入れにくい二人。
仮に「オカヤブ二人で0勝」に終わったとしても、カープにはKJと野村がいて「先発崩壊」という最悪の事態は回避できます。
大崩れしないのでここはカープ先発陣の強み。
決してオカヤブ頼みではないところですね。

 

キクマルに続き「オカヤブ」を売り出したいのが2018年です。
オフの番組見てると、この二人は妙に仲良し。笑
ジョンソン野村が元気なうちにオカヤブがエースの座を掴めるか!大瀬良もね。
そしてひそかに中村祐太(5年目23歳)にもオカヤブと同じ3点を付けています。
彼も規定投球回数を狙えるところまで来ましたよ。

 

ですので野手が5点で投手が4点!
これでカープの3連覇は間違いなし!
・・・と言いたいところなんですが、やはり不気味なチームが2つあるんですよ。

 

DeNAと阪神です。

 

■3位予想 横浜DeNAベイスターズ
投手陣4点
強み・・・若いピッチャーが多い
弱み・・・絶対的エースがいない

 

野手陣4点
強み・・・筒香がいる。若い野手がいる。
弱み・・・カープファンには何も弱みが見えません。笑

 

先発陣が若いです。カープより若い。
しかし逆に言えばエース的存在もまだいないということ。
今永が15勝以上すれば若き先発陣の「心の支え」になれるのでしょうか。
そしてリリーフ陣も若い。
何度も書いてますが私はウィーランドなんかよりもエスコバーが大の苦手です。
来季も元気なら厄介な相手です。山崎康晃もね。

 

そして大の苦手がもう一人。
筒香です。
彼は打順が3番でも4番でもやはり主砲でチームの支柱。
私は筒香のことを「一人でチームを優勝に導ける選手」と最大級に評価しています。
鈴木誠也にさえ、まだそこまでの貫禄と実績はない。
セリーグの現役選手では筒香だけですね。
菅野智之も非常にここに近い存在ですが、私は「まだちょっと違うかなー」ってイメージです。

 

DeNAは層が薄いとか言われてますけど、筒香の存在だけでチームが優勝する可能性がある。
2年前のカープのように今年のDeNAが勢いに乗って優勝すれば、若い選手たちがもっと成長してますますやっかいなチームになっちゃいます。
DeNAは要注意です。昨年の借りも返したいところ。
■2位予想 阪神タイガース
そんな強いベイスターズの上位に予想したのが阪神です
ここも「選手が若い」んです。若さは脅威です。

 

投手陣5点
強み・・・先発もリリーフも駒が豊富
弱み・・・安定感のない人が多いかな?

 

野手陣3点
強み・・・若い人とロザリオが非常に楽しみ。
弱み・・・ベテランの取り扱いが難しい

 

昨年の投手陣はメッセンジャー、岩貞、藤浪がいない中で大健闘。
秋山、小野は2018年も相当活躍しそうです。
ブルペンもセリー
グ最強。抑え3枚に加え155㎞の石崎もいて非常に厄介。JFKに匹敵する強みです。
投手陣はセリーグ1か。

 

そして野手陣も成長中。
DeNAと同じく「若い野手陣が成長すれば優勝できる」力はあります。
私ならベテランの野手をスタメンから外し(積極的休養)、中谷をフルで使いたい。
あと大山。サプライズ指名から1年。立派に四番候補に躍り出ました。
金本が鳥谷を外して大山を100試合以上サードでスタメンさせてきたら非常に脅威に感じます。
阪神ファンの方は鳥谷に愛着と信頼感がおありでしょうが、カープファンから見ればサード大山は脅威です。

 

そしてロザリオはかなりの確率で活躍すると見ています。
甲子園ですが3割30本くらいやりそうな気がします。
そうすると大山をファーストで使えないし、ましてショートなんて非現実的でしょう。
大山を四番で育てるなら、私はサードで使いたいですね。
■4位予想 巨人
やはりチームバランスが悪いです。
ゲレーロ獲得は愚の骨頂。
菅野が故障すれば一巻の終わり。
菅野が1.59沢村賞で4位のチームです。今年も上積みなし。

 

■5位予想 中日
まだ新外国人が出そろっていないですが、平田が4番では苦しい。
ゲレーロクラスが獲得できても、まだ上位3チームとの差は大きいと思います。
先発も抑えもいない。なんでこうなっちゃったんだろ・・・

 

■6位予想 ヤクルト
本当はもうちょっと上に来るかなと思っています。
さすがに96敗もするチームではありません。
バレも残留し爆発力があるチーム。小川監督と宮本ヘッド。
琢朗と河田コーチも「革命家」です。不気味なチームです。

 

以上です。
本当は4位と6位を逆にしてもいいと思っています。
ただなんだかんだ菅野、田口の2本柱は大きい。
それと「去年と順位が完全一致したらおもしろい」ということでこの予想としました。

 

カープの3連覇は絶対ではありません。
昨年もDeNAに煮え湯を飲まされましたし、阪神のロザリオは正田耕三コーチの教え子です。
上位3チームはどこも優勝する力があります。

 

しかしカープが頭一つ抜けているのも間違いないでしょう。選手の自信と層の厚さで。
カープのぶっちぎり優勝は無理でも、2018年は鈴木誠也の力でカープを優勝に導いてほしいです。

おしまい
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ありがとうございました。

-雑感