大谷君の契約先がアナハイムエンゼルスに決定しました。
おっと今はロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムか・・・
小気味いいですねえ。
巨大資本のヤンキースに肘鉄かまして西海岸へ。
そして大谷君も来季から「赤ヘル軍団」の一員です。←大雑把
大谷君がヤンキースやボストンを二次面接に呼ばなかったことは、清宮詣でに参加しなったカープみたいで、なんか「新しいプロ野球観」を示してくれました。
トップ中のトップの選手が「お金が全てじゃない」と宣言したようなもの。
巨額が動くMLBのFA市場に「偉大な一石」を投じたと思います。
日本人として、またカープファンとして、大谷君のこの態度には非常に好感が持てます。
この態度に「オオタニはNYメディアを敵に回した!」とか言う人もいますが、そんなことは全く問題ありません。小さい小さい。
こう言う人は大谷翔平の「スケール」がまだ全然わかっていない。
来季開幕して1ヶ月もたたないうちに、小さいことを全てぶっ飛ばすくらいの大谷フィーバーがアメリカ全土に巻き起こります。
NYメディアも「ああなるほど、そうだったのか」と必ず納得しますよ。←断言
さて大谷の移籍先のエンゼルス。
45歳のカープファンがアナハイムと聞いて思い出すのは、
・隻腕左腕ジム・アボット
・長谷川滋利
・ラリーモンキー
・ノーランライアンが出世した場所
・Zガンダムやニューガンダムを作ったアナハイムエレクトロニクス社
といったところでしょうか。
この中で注目すべきはやはりガンダム・・・じゃなくて「ノーラン・ライアン」でしょう。
ライアンはメジャーリーグ史上、最も偉大な投手。
「○○な投手の一人」じゃなく「最も偉大な投手」だと私は思います。
ナンバーワンでオンリーワンな投手です。
その選手がメッツからトレードでやって来て、才能を爆発させたのがこのアナハイム。
ライアンの現在の年齢は70歳。
山本浩二、衣笠祥雄、福本豊、山田久志たちと同じような年代。
大谷君は現役時代も知るはずもありませんが、私達「ファミスタ世代」には何と言っても子供の頃に憧れた世代です。
そしてスピードガンの登場。
スピードガンは1970年代後半からプロ野球界に登場しました。
MLBならライアン、NPBなら小松辰夫が「申し子」でした。
そんなグレートなライアン。なんと彼は一人で永久欠番を3つも持っています。
私らの世代だとライアンの背番号は34番のイメージなんですが、実はエンゼルスの背番号34は空いています。
エンゼルス時代のライアンの背番号は30で、エンゼルスの永久欠番は30番。
エンゼルスの背番号34を165㎞の大谷が着けることは非常にロマンがあると思います。
ライアンの34番でもあり、ニック=エイデンハート以降欠番となっていた34番の復活。
意義があると思います。
打者として34番は「左の強打者」のイメージにぴったり。
「大谷翔平、背番号34」はいかがでしょうか?
私は見たい!です。