遅ればせながら、カープ二軍も優勝!
嬉しいですね。91年以来だそうで。
クリーンアップが長い間、メヒア、バティスタ、堂林でしたから。そりゃ強いはず。
美間と大樹もすくすく伸びてますし、坂倉、昂也の高卒ルーキーも大活躍。
水元監督には名将の香りがプンプンします。
佐々岡は投手育成工場のプロって感じ。
なんだかもうカープはどこまで強くなるんでしょう。
さらに明るい兆しは「左腕たちの台頭」です。
きょんぺーを除き(笑)、ファームの左腕たちの今季成績です。
■塹江(20歳)
18試合 88回 92安打 59四球 63三振 ERA 4.38
相変わらずの四球癖ですが150㎞連発。
抜群の成績ではないですが、彼らしい安定感はあります。笑
長いイニングを投げられるのも塹江の魅力。
■戸田(24歳)
22試合 59回 46安打 21四球 40三振 ERA 2.58
ケガがなければ一軍ローテ候補。
今年はまだ100%の球威が戻りませんでしたが、普通なら一軍で二桁勝てる位置まで来ています。
■高橋昂也(19歳)
7試合 28回 15安打 15四球 27三振 ERA 1.29
一昨日が誕生日。笑
19歳でこの成績。そして成績よりも彼の投げるストレートとカーブが美しすぎます。
昔のカープなら来季からローテで回しますよ。笑
マエケンの1年目はウエスタンで100回を投げましたが、昂也も負けてないくらいの好スタートだと思います。
■高橋樹也(20歳)
15試合 60回 54安打 7四球 41三振 ERA 3.28
彼もまだ高卒2年目。しかし今季は一軍で10試合に登板しました。
彼もまだ一軍の戦力として見る必要はないんですが、順調に成長していると思います。
■佐藤祥万(28歳)
28試合 27回 19安打 5四球 21三振 ERA 2.30
なんでもっと一軍で使わないんだろう、という投手。
気合の入ったストレートは「左の中田廉」になれる感じもします。
勝ちパターンは無理でも、もっと一軍で試したい選手。
ちなみに一軍でも5試合投げて、ERA1.42。
昔のカープなら確実にセットアッパーやってます。笑
■仲尾次オスカル(26歳)
36試合 36回 35安打 14四球 21三振 ERA 3.22
一時期、ファームでクローザーを務めました。
今後、飛躍的に成長しそうな感じはしませんが(←ゴメン)、安定感はあります。
一軍で使えば、それなりに中継ぎが務まると思います。一軍での推定防御率は3.60くらい。
■飯田哲矢(26歳)
26試合 31回 27安打 7四球 21三振 ERA 4.06
彼、今年のオフ「がけっぷち」だと思います。
だけど私なら彼を「対右打者」に当てたいと思います。
飯田の持ち味は右打者のアウトローに落ちるシンカーです。
対右打者に持ち味を発揮するタイプだと思うんです。
左によく打たれて、右を案外抑えているなという印象。菊地原も広池もそうでした。
彼はオスカルと違って「今オフのクビもあり得るが、来季ブレイクする可能性もある」と私は見ています。
以上7名。
床田と中村恭平を除いても、カープにはこんなに左腕が溢れています。
しかもみんな20代。
チームは一軍も二軍も優勝し、ついに黄金期に突入です。
若い左投手もたくさんいて、今季のドラフトは誰を指名するというのか。
私は田嶋君が好きなんですが、中村奨成をサードで育ててもいいかもしれません。
先発が足りないとか、中継ぎが足りないとか言う人がいますが、私は庄司がもったいない、土生がもったいない、岩本が、メヒアが・・・エンドレスですよ。
ピッチャーもいくらいてもいいとか言う人がいますが、私はショーマを使いたい、藤井を使いたい、辻空は、加藤は、横山はリリーフで・・・やっぱりエンドレス。
永川も今井もまだクビにしたくない。
じゃあドラフトで誰を指名すればいいの・・・
強すぎて悩ましい今のカープ。
昨日、緒方監督が今シーズンも200万人の皆様、ありがとうとか言ってましたね。
強いのは嬉しい。
でも弱いカープも懐かしくて可愛い。
玉木重雄や小林幹英が、松井秀喜や高橋由伸にボコボコにされまくっていた頃、
池田郁夫や田中由基のカーブに期待していた頃、
育成枠の河内貴哉を待ち続けた頃、
昔は左ピッチャーが欲しくてたまりませんでした。
でも今はそんなことはありません。
横山竜士が右でも左を抑えられることを教えてくれました。
オーバースローの永川勝浩も左に強かった。
だんだんまとまらなくなってきましたが、現状のカープに「左投手が不足」って論は違うんじゃないかな、という結論で今日は締めときます。