夏の甲子園といえば堂林翔太(と野村祐輔)でしょう!

夏の甲子園が始まりました。
今年で第99回。凄い歴史ですね。
先週は「思い出の甲子園」みたいな番組がたくさんあって、軒並み楽しませていただきました。

まずNHKの特番。
ゲストがアンジャッシュ渡部さんに、報徳学園OBの金村さん、PL学園OBの桑田さんたちでした。
この番組では渡部さんのマニアック情報だとか、金村さんvs荒木大輔、桑田さんvs水野雄仁の思い出話に花が咲き、たいへん面白かったです。
そして早実、池田高校の後、PL黄金時代の紹介があったのですが、ここで清原さんのことは一切ふれられませんでした。
さすがNHK。やっぱキビしいな・・・
しかし「PLコンビ」ではなく「桑田真澄」ただ一人でPL黄金時代を支えたような編集にはたいへん違和感を感じました。
植草アナの「甲子園は清原のためにあるのか!」を生で聞いた45歳にはちとさみしい・・・
しかし大人の事情です。仕方がないでしょう。

そして日曜日だったかな・・・
民放での「甲子園をキリトルテレビ」
これも面白かった。
マー君vs中田翔
「なんやオマエ!」
見てたなあ・・・
私のこの大会の注目選手は駒大苫小牧3年の松橋君でした。しかし調子が上がらず、控えだった2年生の田中君が試合に出るたびに球が速くなっていき、大会中にエースの座を奪い取ったことがたいへん印象的でした。
見てたなあ・・・

そしてこの手の番組に頻繁に登場するのがわれらが堂林翔太です。
(ノムスケもよく登場するのですが、今日は堂林でいきます。笑)
投手としても優秀でしたが、12球団のスカウトが注目したのはそのバッティング。
・2009年春の選抜では12打数7安打の.583
・同年夏の選手権では23打数12安打の.522
いやー清原以来の怪物現る!と私は思いましたよ。ものすごかったです。

2009年選手権の決勝戦で日本文理の猛反撃に合い、
「日本文理の夏はまだ終わらない!!」
その後、ギリギリで優勝するものの、優勝インタビューで堂林が「すいませんでした」と号泣するシーン。
9回裏の猛反撃ばかりがクローズアップされますが、この試合の堂林は4打数3安打4打点1本塁打です。
この1本塁打も右中間へのものすごい当たりで、このHRで私は「ただの堂林ファン」から「熱烈・堂林ファン」になりました。
絶対ドラフト1位で消える選手だと思っていましたから、カープが2位で獲れるなんて夢にも思ってませんでしたよ。
たぶん私がドラフト会議史上、一番嬉しかったのがこの堂林獲得です。

堂林って間違いなくアベレージヒッターなんですよね。
2012年の印象で、他球団のファンからは「三振かホームランの長距離打者」のように思われてますが、実は「シーズン200本安打を狙えるアベレージヒッター」が堂林の正体のはずなんですよ。

それがここ3試合、代打で3打席連続三振。
高校時代は、菊池雄星以外からはほとんど三振しなかったはずなんですね。
それがなんでこうなったんだろう?

2009年の中京打線も今のカープによく似た「マシンガン打線」でした。
一発よりも連打連打が止まらないという打線。
3番河合と4番堂林は全打席でジャストミートしてたようなイメージです。ちなみに5番は磯村(2年)。
だから堂林とマシンガン打線の相性はいいはずなんですよ。
代打が苦手とか言ってる状況じゃないですし、安部と松山がいない中でも、バティスタ・エルドレッドにスタメンを譲っています。
堂林が二軍でやることはもう何もない。
あとは一軍で、あの輝きを取り戻すだけです。
インサイドアウトのあの美しいスイングの軌道で、なんでクルクル三振するのかサッパリわかりません。
ホームランを捨てなさい。
あなたは「ミスター2ベース」だったはずでしょ。
今チャンスだよ。サードもセカンドもできるでしょ。

ところで今年の中京大中京は一回戦で広島代表・広陵高校を激突します。
一回戦屈指の好カードは金曜日の第一試合です。要注目。


おしまい
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ありがとうございました。

-赤辞苑