カープ対ソフトバンク。3-2でカープ1点のリード。
9回表、2死1・3塁でバッターは2番今宮。
高校時代のライバル・今村の投げたフォークボールに泳がされながらも、打球を三遊間に転がした。
全ソフトバンクファン「なんとか、抜けてくれ!」
全カープファン「なんとか、捕ってくれ!」
サードの安部が追いついて・・・、捕った!
そのままクルッと一回転して、ランニングスロー!
全カープファン「ワンバンさせんなよ!」
安部の勢いに乗った豪速球はいつも通りに1塁ベース手前でハーフバウンド!
全カープファンとベンチの選手たち「ぎゃぁぁぁ! やっぱりぃぃぃ!!!」
バシ!
エルドレッド、難しいバウンドに足を大きく伸ばしてキャッチ!
俊足・今宮、アウト! ゲームセット!
大ファインプレーでカープが勝利!
これなんですよね。
カープがエルドレッドと2年契約を結んだ理由は。
膝に故障のある36歳の外国人選手と年俸1億1千万円で2年契約。
カープ以外ではちょっと考えられない「温情契約」ではなかったでしょうか。
打撃では無限のパワーとコンパクトヒットの両面を持ち、守備・走塁も手を抜きません。
新井貴浩ではありませんが、エルドレッドも若い野手陣への良き手本となっています。
36歳2メートルの外国人選手がユニフォームをドロドロにして守備をし、ママチャリ通勤ですよ。
愛されるナイスガイですし、こういう男と2年契約を結ぶカープの体質が私は好きです。