3連覇は過去のもの。最下位には最下位の戦い方がある

2020.7.16(木)

広島 4-9 巨人 マツダ

ホームで巨人に3連敗。

9年ぶりの大マグレを生んだのは巨人の努力ではなく広島の脳みそなのである。


 

試合のふり返り

薮田は良かった。大城のツーランだけが失投。

亀井の2塁打も1塁ゴロだし、岡本のゲッツー崩れはボテボテ過ぎました。しっかり打てや。

 

ケムナ誠は今日も凄かった。ね、本物でしょ。

フランスアは2ラン被弾。全く問題ナシ。球威が戻ってきました。ホームランは岡本が見事でした。ストレート1本狙い。

フランスアは155kmをど真ん中にブチ込めば良い。コースなぞ要らん。力と力の真っ向勝負、大歓迎です。いつでもストレートで相手してあげます。

みっきーと塹江も2失点ですが捉えられた打球はありません。彼ら二人は勝ちパターン。負け試合で集中せんでよろしい。

 

最悪だったのは佐々岡真司です。

第1打席の薮田に代打。3回3失点47球。

四球が多いったって薮田はそういう投手でしょう。ショートスターターやるんならアドゥワ上げなさいって昨日言ったでしょう。

水本監督はこの日に備えて、アドゥワとノムスケを日曜日2イニングで降板させていたのです。

2人を使わないともったいないのよ。せっかくKJを落としたのに。

 

薮田の後をケムナが好投してくれたから試合になりました。

しかしそれでも投手が足りず、勝ちパターンのみっきーと塹江を負け試合で登板させました。

佐々岡は試合後に

もっと考えて

と語ったそうですが、これは佐々岡が自分自身を戒めてる言葉だと思います。

若い子に向かって言ったなら佐々岡は指導者失格です。キッパリ

 

代打高橋大樹。オーバーラン。

坂本をぶっ飛ばせばいいのに心優しい大樹はよけてあげました。私ならタックルしてます。

大樹はOK。ナイスバッティン!

 

昔の名前と訣別しよう

3連覇は過去のもの。3連敗が今のもの。

最下位転落。懐かしい。またここへ帰ってきた。笑

 

チームが弱い時、山本浩二はどうしたか?

セカンドラロッカ、ショートにシーツ。

ブラウンはどうしたか?

サードマクレーン、レフトフィリップス。

今、佐々岡は何をやってるか?

セカンド菊池、ショートに田中。この作戦では浮上できないのですよ。

 

去年の敗因が広輔のフルイニング出場なら、今年の敗因は2番菊池のフル出場です。

今のキクは絶対的レギュラーじゃありません。功労者でベテラン。長野久義と同じ扱いでいい。

タナキクの守備力は今でも12球団ナンバーワンです。しかし打撃はそうじゃありません。平均以下。

佐々岡はタナキクを7番8番で起用し休養も与えるべきです。

んで小園海斗を試合に使っていかないといけません。ポストタナキクの育成はマストです。絶対必要条件。新しい選手を使わないと今年もまた負けます。

別に桒原でも羽月でも三好でもいいですよ。曽根と上本も候補。私の考えは昨日書きました。

タナキクにこだわると今年も必ず100%負けます。

 

最下位の戦い方

チームが最下位に落ちた時、昔の名前や外国人補強に走ってはダメ。

ベテランと外国人の力で最下位から脱出できた例はほとんどありません。コルビー=ルイスでも4位まででした。

 

外国人補強には「3位のチームを1位に押し上げる力」があります。

でも「6位のチームを3位に押し上げる力」はありません。

「チーム全体の底上げ」がないと6位のチームが3位に浮上することはできないのです。私はこのことを誰よりもよく知っています。

弱いチームに2~3人凄い選手を補強してもダメなんです。

たった5点差、たった5ゲーム差で「もうダメだ」

これがいわゆる負けグセってやつ。これは感染するのです。

 

チームに2~3人ポジティブなヤツがいてもダメ。ネガの群れに飲まれます。

チーム全員が一つになって勝利に向かわないとダメ。ソースは鈴木誠也です。

 

堂林に懸けてみよう

やっぱ今年はダメ元で堂林翔太に懸けてみよう。

具体的には3番サードか5番ファースト。たぶん最後は.280、12本くらいで終わります。十分じゃないですか。

高橋大樹と野間峻祥も先発で使いたい。ピレラをどうするか?2塁ピレラは私の頭にありません。

 

捕手も坂倉です。毎日坂倉とは言いませんが半々かそれ以上で。

昨日盗塁を許しましたが、送球は速くて正確でした。

打席でも雰囲気がいいです。一発打ちそうです。

2015年、カープ史上最高年俸のシアーホルツが3番ライトで打率3割打ってた頃、私は2年目の鈴木誠也を使えと叫んでました。

2020年、私は侍JAPANの會澤翼ではなく、4年目の坂倉将吾を使えとわめき続けます。

 

鈴木誠也。

3番誠也、4番堂林も考えましたが、やっぱり誠也は4番です。

昨日チャンスで2打席凡退。昨日は誠也で負けました。

チームが負ければ四番の責任。やっぱしここは誠也の仕事だな。

 

大瀬良大地と菊池ヤス。

本日の先発と抑えのエース。

もちろん二人に「頼むぞ!」って気持ちも持ってますが、大瀬良とヤスに頼りっぱなしはダメだと思います。

みっきーと塹江は今日も連投スタンバイ。フランスアも状態90%。

大瀬良が8回投げ切って120球。2対1。チームは3連敗中。

ここで9回ピッチャー菊池ヤス。ビビるやろなあ。笑

 

この時にチームを助けるのがタナキクでありアツであり、野間峻祥であってほしい。

誠也に頼りっぱなしはいけないと言いましたが、投手陣も同じこと。

今はKJもいないし中﨑もいません。

 

高橋大樹もケムナ誠も

「チャンスだ!俺に持ってこい!!」

という気持ちでいっぱいです。

アドゥワもノムスケも小園も同じ気持ちだと思います。

この情熱をグラウンドにぶつけましょう。

「もっと考えて」は佐々岡、お前の仕事である。そして発言する前に1回言葉を飲み込みなさい。去年から軽率な発言が多すぎる。


おしまい
 ↓↓↓ ( ※ポチッとワンクリックしていただけると励みになります)
にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ
にほんブログ村

ありがとうございました。

-構想