2026.7.20(月)
巨人 3-1 広島 東京D
3番ファビアンが4打数2安打。6番モンテロは4打数3安打。
それで得点はファビアンのソロホームランの1点のみ。一体なぜか?
野球のセオリー
それはファビモンの8打席全てが
走者なし
だったからです。
阪神戦では5番の小園がヒットで出て6番7番がファビモンでしたから、ファビモンがヒットや敬遠で走者がたまりましたが、8番の持丸が三振やゲッツーで無得点でした。
私は春のキャンプから「小園→ファビアン→モンテロを2~4番にしろ」と言ってきました。
しかし新井は4番ファースト佐々木泰で開幕し、あれよあれよと借金10。ファビアンは二軍に落とされてモンテロはベンチでした。
私は何もファビモンが完璧な打者だと言いたいのではありません。若いファビモンは弱点も多いし、ボール球も振ります。
しかしカープで一番長打を期待できる打者がファビモンと末包です。多少ボール球を振っても、ファビモンの前に走者をためるのが カープのベストだ と思うのです。
ファビモンの前に走者がいれば、普通の相手はファビモンにストライクを投げてきます。
阪神の坂本は2死23塁でセオリーのウラをかいてモンテロに内角ストレートを投げてきました。見逃し三振。
しかし次の打席では2点差なのに、2死1塁でモンテロを歩かせました。次打者が持丸と佐々木泰だったからです。
こういうリードをできるのはセリーグでは坂本と坂倉の2人だけです。
普通のバッテリーは2死23塁でモンテロを敬遠し、2死1塁でモンテロと勝負します。これが野球のセオリーです。
野球のセオリーとは4番打者の前に走者をためること。
そして守備側は4番打者になるべくボール球を投げたい。だから攻撃側はそれをさせないように4番の前に走者をためる。
いくら大谷翔平や落合博満でも、2死12塁では簡単に敬遠できない。これが野球のセオリーです。
私、出る人
私は学生時代、打順2番を打つことが多かった。
走者1塁のケース打撃も得意でしたが、走者なしの場面で3番4番の前で出塁することに人一倍こだわっていました。
私は1死走者なしで簡単に前にヒットを打ちませんでした。矢野雅哉のようにファールで粘ってました。
名原とキクがそれをやっていないとは言いません。
小園も初球を振りたい気持ちをチームのためにずいぶん我慢している。
坂倉は塁に出るタイプではないから、ファビモンの前ではなく後ろが適任だと思う。
私は塁に出る人です。
名原も塁に出る人。実は小園も塁に出る人です。新井はずっと小園を4番で使っているけどさ。
キクも6番か7番で坂倉のようなクラッチヒッターが適任だ思います。佐々木泰もキクに似たタイプです。
奨成・大盛も四球は少ないが、泰・キク・林・田村が6番7番タイプなので、奨成と大盛は1~2番で塁に出ないといけない。
塁に出る人は「出塁率.400ならOK」などという単純な仕事ではありません。2番をナメるな。
塁に出る人はできるだけ出塁率1.000を目指さないといけません。目指した結果が.300でも.400でも構わないのですが、1.000を目指さないヤツは3番4番の前を打つ資格はありません。
2番打者は最も確率の高い方法で、3番4番の前に出塁することを目指さないといけません。昭和野球をナメるな。
アメリカの野球はソロホームラン2本で2点を目指すアホ野球です。
私とイチローはアウトにならず塁に出る方法を突き詰める。それが日本の頭を使う野球だと信じています。
私、返す人
野球って9人でやるものなんですよ。
アメリカ野球は1人でやってるし、データ野郎も必ず1人の話しかしません。だからミジメです。
データ野郎が「次のバッターにつなげ」と言ってところを私は一度も見たことがありません。アメリカの野球はホームラン競争です。野球ではありません。広島カープはホームラン競争をやるべきではありません。
1番2番は必死こいて塁に出る。足も当然使います。
すると3番4番はどんなバッティングをしますか?
3番4番も必死こいて次に繋ぎますか?
私の考えは お前が決めろ であります。多少ボール球を振っても構いません。
そりゃ理想は金本や落合のように40発打って「四球>三振」ですが、そんなパーフェクトバッターは10年に1人しかいません。
普通の4番打者は「30発打って100三振」するものなのです。贅沢言っちゃいけないのです。
カープには30発打って100三振するヤツが3人います。ファビモンと末包です。
末包は200三振するかもしれませんが、それは相手が末包にボール球を投げられる状況だからです。投げさせない状況で末包に回すのがチームワークです。
ファビモンにホームランを打ってもらいたいなら、ファビモンの三振をガマンする必要があります。私はファビモンを買っていますが、彼ら2人はまだ若く、パーフェクトヒューマンじゃありません。若者なんですよ。
カープファンがファビモンをガマンできないのは仕方ない。
しかし新井がガマンできないならカープは弱い。新井がスケベでポジコロをガマンができないからカープは弱いのです。
言っときますが、私は新井貴浩にもガマンしています。
去年最下位でも、もう1年やらせるべきと言いましたし、あともう1年やっても私はガマンする。
しかし新井がカープの選手をポジコロするのは許せない。小園をサード、坂倉をサード、泰がライト。
ファビモンがベンチで持丸と矢野がスタメンでは勝率が低いのです。
本日のゲームプラン
山崎伊織vs岡本駿
新井はやっと「ファビモンの前に走者をためたい」と発言しました。もう80試合消化して自力優勝が消えてます。
気付くのが遅いのです。1番ルーキー4番ルーキーで期待先行のアホみたいなオーダーで戦って、私は負けるぞ泰が潰れるぞと言ってきました。優勝の目が消えて、今やっとファビモンの前に走者をためたいとか言い出しました。アホもいいとこです。
走者をためるとはどういうことか?
気持ちよく甘いタマを一発で仕留めることでは断じてありません。
それは3番4番の打撃であります。
走者をためるとは、制約をもって窮屈な打撃に徹することです。それが昭和の1番2番です。
昭和の1番2番は簡単に前に打ちません。私の理想は阪神の和田豊でした。
現役なら近本中野が最も前に打ちません。そりゃ打つ時もありますが、彼ら2人が最も昭和の1番2番です。
カープの1番2番は気持ちよく自分の打撃をしています。
ヒットで塁に出ようとしています。
野村謙二郎や小園海斗はそういうタイプですが、名原やキクは近本中野のようにファールで粘って四球を稼ぐ方がいいと思います。
そういう野球を新井はやらない。やったことがありません。
キクも名原も泰も平川も初球を振って1球でヒットを打ったり、1球でアウトになったりしています。
その野球ではヒットが増えて得点が増えないのです。
ファビモンがいくらホームランを打っても、全部ソロホームランなのです。
新井は今日も同じことをするでしょう。ファビモンが敬遠されて、持丸が満塁で三振するでしょう。