2死2塁のストップは「悪」である。昨日の野球は全然[守り勝つ野球]じゃありません!

2021.3.21(日) オープン戦

広島 2-1 ソフトバンク マツダ

試合前は「2対1返し」がしたいなあと思ってました。ノムスケvs和田毅。

結果は「2対1返し」でしたが、望んだ展開ではなくかなり期待外れでした。

カープが打てなかったこととソフトバンクの拙攻にガッカリしました。



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ソフトバンクの攻撃ミス

PayPayドームでの2試合は好投手による投手戦でした。守備もピリッと締まってました。

昨日のズムスタはちょっと緩みました。

ホークス打線は7安打で1得点。拙攻でしたね。

野村祐輔と森浦大輔には打てる球がなかったので仕方ない。

しかしコルニエル大道は攻略しないといけない投手でした。

デスパイネ(34)が2度凡退。調整段階かもしれませんが私は全く怖さを感じませんでした。

開幕戦の相手、中日ビシエド(32)にも最近怖さがないです。去年からです。

調べてみると2020年のセパ打率ランキングはともに上位10人が全部日本人でした。

2020年シーズンはコロナ禍で外出禁止。外国人選手は日本人以上にストレスフルだったかもしれないです。

外国人投手も規定投球回到達者はゼロ。リリーフ投手はけっこう頑張ってました。

こんな状態で.243、17本のボーアを解雇した阪神はちょっと勿体なかったのではないか?カープもKJを切りましたけど。

コロナ禍の外国人選手については後日、もう一度考察したいと思います。

6回表のvsコルニエル。

2対0でカープリード。無死12塁で2番今宮が送りバントの構えから送りバント。

カープは助かりました。今宮健太が犠打王だったのは大昔のハナシ。

昨日の試合で今宮は守備と走塁がキレてただけに送りバントは勿体なかったです。ホークスは「今宮の犠打」も練習したかったんでしょうけど、コルニエル相手ではあんま送りバントの練習にならないような気がします。やりやすいボール、やりやすい守備だからです。

とにかく1死23塁。ここから真砂&デスパイネでしたが1点で攻撃終了。勿体ない攻撃でした。意図は感じますけどね。

8回表のvs大道。コレは拙攻のオンパレードでした。

2対1でカープのリード。

高田と周東が倒れ2死無走者。ここまでは仕方ない。

2死から2年目の捕手・海野(23)がセンター前で出塁。

打者はまたもや3番の真砂(26)。

この日は「ほぼストレート一辺倒」の大道。

アナ「今日の大道はまっすぐで押してますね」

天谷「そうですね。力強いですね」

坂倉「スライダーが入んねえんだよ・・・」

2死1塁フルカウント。1塁走者、自動スタート。

6球目もストレート。1塁方向にファール。

広島の外野は長打警戒。1点差だから基本だけど「大道vs真砂」にしては深すぎる。ベンチの指示があっても外野手は自分の意志によって守備位置を決めないといけません。カープは去年も「守備位置」で何度か負けてます。

まだカウント2-2までなら「長打警戒」もわからないではありませんが、3-2になれば自動スタート。なら外野手は「前の打球」をケアするべきです。

7球目のフォーク。

ホークスはまた外角低め変化球を拾ってセンター前。カープは2018年の日本シリーズから3年連続で同じ手でやられています。いい加減に気付きなさい。

ここからがホークスのミス。

1塁走者海野、3塁コーチャー村松。

3塁コーチャーは止めたんですが、西川龍馬の打球へのチャージを見ればおわかりいただけますが、楽勝でホームインできてました。1塁から一気に。

楽勝は言い過ぎかもしれないが、チャンスはあった。50%以上あった。

私は龍馬のテレテレしたチャージを見て、

「うおぉぉーーい、ホームまで行かれるぞ!

と奇声を発しました。

村松が止めるのが早すぎました。大チョンボです。コレは「練習だから」で済まさされないミスです。

9回表の2死2塁のライト前でも止めました。

そういうチーム方針なのかねえ。だったら組みやすいね。ソフトバンクは。

2死2塁で2塁走者が止まってくれるチームはラクです。

なんでかと言うとカープは投手力がいいからですよ。先発だけじゃない。リリーフも含めてですよ。オラ。

キャンプ中に河田が大盛を怒ったように、今年のカープは次の塁を狙う野球を準備中です。

一昨日3塁狙ってアウトの龍馬に佐々岡は「暴走と好走塁は紙一重だから」と擁護しました。

3塁セーフのグラシアルは好走塁で、3塁アウトの龍馬は暴走か? 私は断じて違うと思います。正解はどちらも好走塁です。外野手の送球がいいとこに来れば死ぬ。バウンドが10cmズレたらセーフになる。それだけの話ですよ。

とにかく今年のカープは走ります。

ホークスは止まるのね。だったら今年は勝てそうです、ホークスに。村松も慶彦チルドレンなんですけどね。笑

パリーグはロッテの方が強いんじゃないか?気合いの入ったいい守備をするぜ。投手もイイ。

セリーグでは、あるチームの監督が次の塁を狙った若者を叱責してました。

昔の人はこう言いました。

得点できる機会と見たら全力を尽くしてそこで決めちまえ。

見逃して次を待つなんて二流のやることさ。

巨人の監督がアホで助かったわー。

攻撃のミス

2対1。vs栗林。

9回表無死2塁からレギュラー格の牧原大成が送りバント失敗。

ただのミスならいいんですが、カウント2-0から高めのクソボールに飛び付いてバントしてファール。

見逃せば3-0。痛恨でしたね。

2-1からのバントも難しい球をファール。これは無死2塁なので仕方ない。ストライクは全バントしないといけない。

最後は空振り三振。難しい低めのカーブでしたけど、ベンチの指示がスリーバントなのか右打ちなのか「牧原にお任せ」だったのか。ソフトバンクにしては「無死2塁で打者牧原」の攻撃がものすごく中途半端だったところが気になりました。

1死2塁で栗原3球三振。

2死2塁で上林4球四球。

2死12塁で代打長谷川。マエケンの天敵で元首位打者。

初球のストレートを痛打!ライト前。

ここで村松がまた2走の明石を止めた。2死満塁。

ライト曽根の強肩が坂倉のミットを弾き飛ばす!

ホークスは突っ込むべきでしたね。私の考えはこちら。止まる野球は強者の理論。突っ込む野球が弱者の理論です。

カープも攻守でミスがたくさん出ました。

エラーだけじゃなくサイン違いとか坂倉のパスボールとか。

そもそも和田毅を始めとする昨日のホークス投手陣からはもっと点を取らないといけませんでした。

何をテーマに掲げて攻撃したのかわかりませんが、右打ちを徹底するわけでもなく、外野フライと三振のオンパレード。

てんでバラバラな攻撃に一体感はありませんでした。オープン戦は個々が個々の課題を個々でやっていい時間ですけど、最終戦くらいはチームで意志統一された攻撃方法を練習しておきたかったです。

オープン戦11試合でカープの犠打は3つ。昨日2個やりましたので、それまでの10試合で犠打は1個だけでした。

盗塁はたくさんやりました。私が試合を見た限りではエンドランはほぼゼロに近い。右打者は右打ちをまあまあやってましたが、左打者はあまりやってない。無理に右方向へ引っ張りに行ってませんでした。

カープの攻撃は不気味ですね。

もうちょっと観察しよう。クロンは大丈夫。T佐藤より打ちますよ。

新人投手3人

お待たせしました。新人3人です。

つってもこれまで発言してきたとおりのピッチングなので、特に追記することはありません。

大道は一本気な若者。やっぱりケガがコワい。

栗林は落ち着いてる。ファンの拍手にも救われました。

2人をリードしたのは坂倉。太ももがスゴいぜ。打撃のパワーも増している。100試合ぐらい出れば首位打者取れないか?

今朝も朝刊は「大道!栗林!」だろうが、私はやっぱり森浦&石原です。時をかける投手。存在感を消しながら相手の攻撃も1イニング消しました。

昨日は森浦、超速クイックも披露しました。まだまだ四次元ワザを持ってると思います。