29人枠とオープナー戦術がハマりそうなチームとは?

昨日の記事でMLBのオープナー戦術にふれました。

んで私はこの戦術がハマりそうなチームがセリーグに2つあると感じました。

その2チームとは阪神中日です。



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ここまであまり大きなニュースになっていませんが、2019年からプロ野球一軍登録枠が29人になります。
※参考記事:1軍29人に…起用の幅広がる(スポーツ報知)

ベンチ入り人数は25人で従来通りなんですが、近年は先発投手が6人で回るため、現実には試合に出られない先発投手がベンチ登録されたり、もういっそ24人しかベンチ登録されなかったりしていました。巨人は「23人」で戦った試合もありました。

1軍枠が29人になったことで「あがり」の先発投手が4人に増えました。
1人はその日の先発投手ですから、6番手を登録抹消しながらやり繰りすれば、ベンチ入り25人全員が試合出場可能な状態となります。
つまり昨年まではベンチ入り25人といいながら実質的には1試合に出場できる選手は23~24名でした。
2019年からは24~25人になります。

一人増えた枠についてラミレス監督は「マシンガン継投がやりやすい」と発言し、どっかのチームは代走や守備要員を増やしたいと言っていました。
カープ緒方監督はまだ無言です。おそらく投手となるでしょうか。

んでここにオープナーです。
ちょっと下品な作戦ですけど、先発投手が弱いチームは面白そう。

■阪神
阪神は先発投手の数は豊富なんですが、質がやや落ちる。
そして救援投手は質量ともに充実しています。

・阪神の先発投手143試合804回 ERA4.23
・阪神の救援投手143試合472回 ERA3.70

例えば左の並ぶ上位打線には「左腕の岩崎」をオープナーとして投げさせて、2回から右の藤浪、小野、才木などの若手にスイッチする。
巨人、ヤクルト、DeNAなど1~3番にパワーヒッターがいる打線なら藤川球児や桑原のような投球技術で抑えてもいい。
発祥の地タンパベイ=レイズで最も成功確率の高かったパターンは「若手剛腕投手から変則左腕」への継投でした。
前年マイナーリーグの投手が大活躍しました。

阪神に例えると望月、石崎、馬場あたりを先発させて1回を抑える。
2回からは左の岩田や岩貞が出てくるみたいな感じ。
別に左でなくても伸び悩んでる藤浪、小野も面白そう。

■中日
中日は先発も弱いが、リリーフがもっと弱い。笑
ただね、パワー系剛球投手が多いんです。

・右…鈴木、祖父江、田島、福谷、佐藤優
・左…ロドリゲス、岡田
※佐藤と岡田は剛球タイプではないが入れときます。

んで先発投手。イニングを食えない人が多いんです。笑
小笠原、笠原、藤嶋、柳の若手たちに
松坂、山井、吉見のベテラン。
今季一番イニングを投げたガルシアが阪神へ移籍。吉見も頑張ったけど来季はどうか?
鈴木翔太の先発完投にロマンを見るか、オープナー鈴木博志で相手の度肝を抜くか?
中日にもオープナーがハマりそうな気がする。

カープでオープナーするなら誰だろ?
一岡からの野村祐輔とか?
フランスアは残しときたい。
先発戸田のブルペンデーも実績がありますね。
予告先発制度をぶっ潰すことにもなるのでマナー的にどうなのかな?
選手の誰かが言ってましたけど、オープナーにはホールドとQSが付きません。

おしまい
ラミレスのDeNAはやってくると思う。笑