2021.6.27(日)
広島 1-1 中日 マツダ
どうも最近のスポーツ紙は、佐々岡監督の試合後コメントを載せなくなってる気がします。
なぜかと言うと載せると新聞が売れないから。シケてる上に中身もゼロ。金出して選手の悪口を読みたいヤツなんかいませんよ。
サンスポさんだけは開幕からずっと「指揮官一問一答」をサボらず連載してくれているので非常にありがたい。
これを読むにつけ、佐々岡真司の無能ぶりが白日の下にさらされるわけです。
小園が好調?私はむしろ打撃はお疲れ気味で下降気味だと思います。羽月が抹消。6月の打率は1割だけど、足が速くてユーティリティー。ケガだと思いますが、また打率だけで落としたのなら佐々岡・河田はやっぱり無策です。端的に言えばアホです。
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9回表裏の攻防
カープは今日も11安打で1得点。得点パターンがタイムリーヒットしかないので当然です。
佐々岡真司はまた「あと一本が出ない」と言い訳しました。
野球で「あと一本が出ない」のは当たり前です。だってチーム全体で「あと一本」を取り合うのが野球というスポーツですから。プロ棋士が「今日は玉を取れなかった・・・」って言い訳しますか?そんなヤツいないでしょ。
あと一本なんか最初から無いと思いなさい。タイムリーヒット以外で得点しなさい。バティスタ9人のチームならタイムリーを打つのも良い。しかし今のカープは小園9人のチーム。打っても良いですが、走らないのはダメなのです。
与田もアホやなと思いました。
まず勝野君を代えたこと。カープをラクにしました。得点できませんでしたが私は福と谷元の方が打ちやすいと思いました。
攻撃では9回表2死無走者の場面。8番桂に代打ナシ。え?井領は福留はガーバーは? ほとんど全ての代打が揃っていて捕手もキノタクと郡司が残っていました。昨日は4点差になった時、すかさずキノタクに代打郡司を送るなど積極的だったのに、今日は桂に代打ナシ。イズディス守りの野球? 意味わかんないけど2死無走者で8番桂は栗林のフォークを三球空振りして三振。ノー感じでした。勝つ気あるのかね? 9番は根尾昂だったのにね。
9回裏。カープの攻撃は9番から。1~3番は野間→西川→小園。左が続く。
与田はここへ右サイドの又吉を放り込みました。又吉は今季クローザーやってますけど9回裏をゼロで抑えてもチームの勝利はありません。それに9回裏のカープは9人中7人が左打者でした。
事情を知らないカープファンは「左の橋本君で良かったのでは?」と感じました。
スキを見せる与田中日に佐々岡真司が情けをかける。
代打宇草が内野安打。
無死1塁で1番野間。ベンチにいるのは田中広輔、菊池涼介、中村奨成、長野久義。
ここで佐々岡・河田のサインは「送りバント」
野間はチームで1位2位を争う送りバント下手です。
「おいおい、菊池涼介をなぜ出さない?」
世界ナンバーワンのバント名人菊池涼介は今日はスタメンを外れていました。昨日も6回で交代しています。ここで送りバントもできないのなら羽月じゃなくてキクを抹消すればいいじゃないの! 何をやってんの!
キクがダメなら田中広輔もいました。野間の送りバント成功率は50%です。
2球連続ファール。河田のサインはまさかのスリーバント。キクならわかるが野間にですよ。もうダメだ。90%三振だ。
しかし奇跡が神風がカープに吹きました。なんと野間のバントはフェアグラウンドに転がりました。奇跡の大マグレです。大ミラクルで大スペクタクル。野間がバントをフェアグラウンドに転がしたのは何年ぶりだろう?
と思いきや、中日桂が2塁へ送球。アウト!!
これには驚いた。解説のノムケンも驚いた。野間のバントも宇草のスタートも良かったんですよ。桂はいい守備を見せました。だから代打を送らなかった訳ではないでしょうどね。
とにかく1死1塁となって2番龍馬がクリーンヒット。1死13塁。次打者は3番の小園海斗。4番の鈴木誠也はなぜか既に退いております。
阿波野コーチがたまらずマウンドに向かう。「4番にはおそらく長野久義が出てくるよ。5番打者は坂倉だよ。6番打者には100%打順が回らないよ。3番小園はどうするか?」を確認しました。
又吉は小園と勝負する道を選択しました。制球に自信があるのでしょう。小園は2球ボール球を振りました。4番が誠也でもボール球を振る小園です。4番が長野では当然ボール球を振ります。浅い外野フライで2死13塁。
9回裏1死13塁での走塁
ところで阿波野コーチがマウンドに出てくる前に、佐々岡はすかさず1塁走者・西川龍馬に代走中村奨成を送りました。
私は不要だと思いました。だって万が一中日が又吉を降ろして左投手を出してきたら小園と坂倉に出せる代打がいなくなりますから。
「あれ?お前って確か左右病を大キライじゃん」とお思いの方、半分は正しいですよ。
私の嫌いな左右病はスタメンに影響する左右病です。なんでかと言うと「守備走塁を無視しているから」です。
試合終盤に代打を出す時は、その時こそ朝山の大好きな「過去の対戦成績」や「左対右」で代打を選ぶべきだと思います。
とにかく中村奨成(走力A)は西川龍馬(走力B)に代わり代走で出場。
中日は前進守備で1塁ビシエドもベースに付かない。つまり1塁走者を無視しています。
なのに河田は「走るな」のサインを出しました。
ホワーイ? 意味がサッパリわからなーい
ビシエドが1塁に付いているなら走らない理由も1ミリわかる。
解説のノムケンは「1塁走者が走ったら小園が敬遠される」と発言。まさに広島カープはそこがダメなのです。そこがヒット10本で1点の理由。
小園が敬遠されたら万々歳じゃありませんか。1死満塁で長野坂倉。押し出しサヨナラ。
小園は浅い外野フライでしたからノムケンは気付いていませんが、もし小園がファーストゴロならどうなりますか?
ご存じでしょうか?小園のアウトの半分はファーストゴロです。
1死13塁で超前進守備の中日に小園がファーストゴロを打つとどうなりますか?
通常はバックホームでアウト。2死12塁で打者長野になります。
たぶんノムケンも河田もそこまで考えていません。
「2死12塁で長野vs又吉」となると得点確率は非常に低い。10%未満じゃない?2塁走者の中村奨成に3盗をさせないならもっと低いかもね。
小園がアウトになる前の1死13塁で1塁走者を走らせれば100%盗塁成功です。盗塁が記録されない盗塁。西川龍馬のままでも100%成功します。1死23塁で小園がファーストゴロなら場面は2死13塁となるのです。この「塁1個」の違いが勝敗を大きく左右するのです。
龍馬に代えて奨成を出す作戦は確かにセオリーですが、セオリーにしか過ぎません。
河田の作戦は「みんながやってるから俺もやるw」に過ぎない。
己の考えと創造力がない。
思考回路と采配が「頼む小園よ、打ってくれ!」止まりなのですよ。
古葉監督の有名な言葉に
「監督は常に最悪の状況を想定して作戦を決めるものだ」
というものがあります。カープの伝統と言うより一般常識。山本五十六さんもそんなこと言ってるし、宮本武蔵さんも孫子さんも似たようなことを言っている。
それを53歳の佐々岡と河田は「21歳の小園に託す。それだけ」と無策を強調しました。
指揮官ではありません。傍観者です。オレでもできます。
捕手論
4番長野は実質敬遠。カープはありがたい。中日は勿体ない。
なんでかと言うと押し出しの目が出てきたから。
しかし5番坂倉もボールを振りました。ベロを出したってダメ。今日はカワイくありません。
坂倉セカンドフライで試合終了。前に打つのではなく、ビビってる又吉から四球をもぎ取ってほしかった。
まだまだ書きたいことはあるが、もうスペースが残っていません。
西山秀二が片岡チャンネルで「正捕手を固定しろ」と言ってました。同年代だから私も共感します。
捕手は坂倉で行け。得点効率が悪いのは足の遅い石原に起因するところもある。
私は石原貴規のムード力が大好きです。しかし天才坂倉を5番ファーストで使い続けることは、小園海斗を7番セカンドで使い続けるようなものなのですよ。もっと言えば古田敦也を5番ファーストで使い続けるようなもの。それがわからないのが佐々岡河田と倉なのですよ。東出には見えると思うのですよ。
■片岡vs西山「ベンチと野球するのはやめたのですよ」
某H監督というのは中日の闘将の人ですよ。笑