2023.2.26(日)
中日 4-8 広島 北谷
昨日予告したとおり、私は昨日の試合を見てません。ダイジェストを見た限りでは「床田がイイ!」とはそこまで思わないですね。ボールに力があるのはありますが、球が全体的に高い。こちらの動画で床田のボールを8球見ることができます。8球中6球が高い。まあ床田は高めで打ち取るピッチングもできるけどさ・・・
長谷部銀次も無失点ですがとても危なっかしい投球でした。遠藤は良い。アドゥワもどんどん良くなってる。二人は開幕一軍を掴んだんじゃないか。遠藤はまだかな。笑 先発投手はライバルが多いという意味ですよ。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
日本の主砲が脇腹痛
今朝はWBCの話をします。
鈴木誠也が脇腹を痛めて、日本代表を辞退する可能性が出てきたそうです。※full-Count
ただシーズン開幕には間に合いそうで、おそらく重症ではないと思われます。ダルビッシュが言うには「スプリングトレーニングではよくあること」らしいので。
ただしそれもWBCに強行出場すれば難しくなります。かつて森下暢仁も黒田博樹もシーズン開幕を優先してWBCの代表を辞退したことがあります。
誠也もWBC2023を辞退する可能性が出てきました。
誠也のことだから強行出場を志願するかもしれませんけど、カブスが許さないだろうし、栗山監督もストップをかけるんじゃないかな。
もしも誠也が辞退するなら、代替選手に同じ右打ち外野手のF松本剛、S塩見泰隆らの名前が挙がっています。東スポはなんとG中田翔を持ってきた。さすがです、オモロい。笑 左のT近本光司も私がずっと日本代表に推薦してた1番バッターです。
だが私はあえてここに宣言する。
鈴木誠也の代役は広島の小園海斗であると。
まあ・・・
半分妄想ですけどね。笑
でも半分はリアリティーあふれる現実的な予想ですよ。
今から小園海斗日本代表入りのリアルで現実的な理由を説明します。理由は1つじゃありません。3つもあります。
ショート不足
理由その1は日本代表の致命的なショート不足。ショートって遊撃手のことね。
日本代表レギュラーは源田壮亮。控えには中野拓夢と周東佑京。日本代表でショートを守れる選手はこの3人だけです。周東はショートにカウントしていいのかも怪しい。脚はスペシャルナンバーワンの選手ですが、打撃と守備はそうではない。もし周東が日本代表のショートを守る時があれば、それはかなり緊急事態な時に限られるはずです。
中野拓夢も2022年のベストナインに輝いたショート。だが秋からはセカンドの練習しかしていません。岡田新監督のセカンドコンバート構想により。
私はずっと「日本代表にはショートが少ない」と考えてました。
鈴木誠也の代わりにショートの控えを補充することは非常に現実的なプランです。
確かに右の強打者が抜けますけど、日本代表の控えには山川穂高、岡本和真がいます。スタメンにも山田哲人と牧秀悟がいる。
外野手のスタメンは吉田正尚、ヌートバー、近藤健介と全員が左打者となりそうです。だけどここに塩見や松本を加えても、誠也の代わりにケンティーと末包をドラフト指名した佐々岡みたくアホっぽくなるだけだと思います。
よって誠也の代役を緊急招集するならば、それはショートの選手であるべきだというのが私の考え・その1であります。
サードも欲しい
ではショートの選手を呼ぶのなら誰が適任か?
小園海斗の他にも、H今宮健太、S長岡秀樹なども有力候補。H牧原大成も捕手以外の全てのポジションを高いレベルで守れます。
昨秋の時点で小園も今宮も代表候補だったはずですが、小園は指の手術、今宮は腰痛か何かで代表入りを辞退しています。
秋の時点で私は「牧原が便利でいいんじゃないの?」と考えていたのですが、栗山が呼んだのはまさかの岡本と山川でした。源田に代打を出さずに、岡本・山川の長打力に賭けたのです。メジャーのパワーにパワーで対抗。わからなくもない作戦です。
ただ週末の壮行試合で日本代表は2試合で内野エラーを3個記録しました。中野、周東、村上宗隆。
まあまだ調整段階ですし、よく見りゃ対戦相手のソフトバンクも2試合で7失策を記録してます。どんな球場なんだろ、宮崎サンマリン。笑
私は栗山がショートを呼ぶ可能性は高いと思います。
そのショートが小園か、今宮か、牧原か? 長岡君は去年GG賞を獲ったけど、ちょっとまだ若すぎるんじゃないかな。
今宮健太は今、普通にショートでスタメンしています。仕上がり度はさっぱり知りませんけど、今宮が体調万全なら日本代表でスタメンを張れる実力と経験は十分にあります。
小園海斗も今、元気にオープン戦でスタメンしまくってます。仕上がり度も高い。打撃は60%ですが守備はもう100%に近いキレがあります。
さらに小園はこのキャンプでサード練習もしています。セカンドはヘタですけどサードはまあまあ上手くなってる。サードも守れるってのが小園招集理由その2です。
記事冒頭の動画で9回1死からアドゥワ誠が中日の左打者をサードゴロに打ち取るのですが、
「へえ、このサード上手だな。誰だっけコイツ? おお、小園じゃないか!」
今宮は公式戦でショートしか守ったことありませんが、たぶんサードも上手でしょう。
だが小園も結構上手です。少なくとも周東よりは上手です。中野はサードを守れないんじゃないか? だって見たことないんだもん。
サードには村上と岡本がいます。彼らに守備固めは不要ですが代走周東を送りたくなるシーンはきっとあると思います。実はサードの選手もこの2人だけなのです。
セカンドは山田哲人。山田には代走も守備固めも必要ありません。おまけに牧秀悟もセカンドを守れます。中野がセカンドに入るのは大量リードで山田を休ませたい時でしょう。
このようなことから今の日本代表に必要なピースはショートとサードの控えだと思います。
んで候補は小園、今宮、牧原の3人。
今宮には実力と経験がある。牧原は便利さがピカイチ。
小園にあるものは明るさと勢い。あと将来性。栗山監督が将来性を買って小園を日本代表に抜擢してくれてもいいでしょう。
国際経験と背番号
実は小園にも実力と経験はそこそこあります。決して将来性だけではありません。
まず2年連続規定打席に到達した実力。これはつまり2年連続でショートを110試合以上守っていることを意味します。マツダスタジアムなので去年13失策してますが、今宮は人工芝で7失策、長岡も人工芝で13失策してます。守備力では二人に負けてないと思います。
あと小園は何気に国際経験豊富なのですよ。ご存じでした?
小園が初めて日本代表に選ばれたのは2017年。高校2年の時。
3年生の清宮幸太郎や中村奨成と一緒に高校日本代表として戦いました。1番が藤原恭大で2番が小園海斗でした。
2018年には3年生となり、小園は日本代表の1番ショート。藤原が4番で根尾が5番。韓国に負けて準優勝。
小園は15試合ほど日本代表でスタメン出場した経験を持ちます。
今宮健太は意外と日本代表経験が少ないです。2015年のプレミア12で代表入りしていますが、G坂本勇人の控えで今宮のスタメン出場はゼロ試合でした。
牧原も若手中心の大会に出場したことがありますが、トップチームの代表経験はゼロ。まあ今宮と牧原はベテランなので代表経験などなくても日本の戦力として十分計算できますけどね。
栗山監督が鈴木誠也の代わりにショートの選手を呼ぶのなら、
「実績の今宮」
「便利な牧原」
「未来の小園」
の誰かになるでしょう。
新しいことが好きな栗山が小園を呼ぶ可能性は決してゼロではないと思います。
最後にもう1個、小園を日本代表に呼ぶ理由があります。
それは鈴木誠也と背番号が同じ51番なこと。ユニフォームのサイズは違いますけど背番号は同じ。
誠也の51番が空くため51番の小園を招集する。理由になってませんかね?笑
とにかく小園代表入りの理由は3つ。
・小園がショートを守れる
・小園はサードも守れる
・小園の背番号51が空いている
からです。
誠也「おう。体は温まってるな」
小園「お、おう・・・」
誠也「代わりはお前だ」
小園「!」
まあ現実的には牧原大成かな。笑
塩見は選ばれません。絶対的に内野手が足りないからです。