古葉監督や大瀬良大地のことで忙しく、なかなか触れるヒマがなかったですが、今日は
鈴木誠也の話
をします。
まあどこへ行っても大活躍するでしょうが、おっちゃんは誠也にベストフィットする球団はどこか、常に考えております。
よく大谷翔平と比較され、ミニ・トラウトなんて呼ばれ方をしていますが、全く失礼な話です。
鈴木誠也はビッグ・トラウトです。
二刀流の大谷翔平が46発のMVPだろ。一刀流の誠也なら1年目で二冠か三冠くらい穫っちゃうかもしれないぜ。
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鈴木誠也にオファーしそうな球団
鈴木誠也獲得に熱心な球団としてよく名前が出るのが次の4球団。
・シアトル=マリナーズ(ア西)
・サンフランシスコ=ジャイアンツ(ナ西)
・テキサス=レンジャーズ(ア西)
・ニューヨーク=メッツ(ナ東)
どこも日本の野球ファンに馴染み深いチームです。
さらに巨人のように大物FA選手の争奪戦にいつでもどこでも参加してくるのがニューヨーク=ヤンキース(ア東)とボストン=レッドソックス(ア東)です。あとロサンゼルス=ドジャース(ナ西)もかな。ここらへんも確実に誠也にアプローチしてくるでしょう。
シカゴ=カブス(ナ中)、カンザスシティ=ロイヤルズ(ア中)も誠也にご執心らしいが、日本人選手の成功事例が上のチームに比べると若干弱い気がします。ロイヤルズはマネーゲームにも弱そう。
今年のMLBのFA外野手はとても少ない。
だから鈴木誠也の代理人も強気で鼻息が荒い。誠也への評価は4年50億円とか5年60億円と言われている。だがひょっとして、そこが交渉のスタートラインではないか。つり上がるぜえ・・・
ウィンターミーティングが無事に開催されて、ヤンキースとボストンが誠也争奪戦に乗り出せば4年80億円くらいまで誠也の価格は上がるかもしれません。そうするとカープには20億円。
気になる球団
なぜかは知りませんが、連日中日スポーツさんが誠也の動向を詳しく報じてくれています。
今朝の記事はコレ。
ハイハイ。ボストンね、レッドソックスね。ハイハイ。
私はボストンが好きでヤンキースがキライです。日本のボストンが阪神で日本のヤンキースが巨人だからです。ドジャースは中日。見た目も含めて。
ボストンは松坂大輔、岡島秀樹、上原浩治と成功例が豊富。誠也も安心してプレーできるでしょう。ポストシーズンゲームやワールドシリーズへの出場確率も高い。いわゆる「勝てるチーム」です。
ただね、鈴木誠也を9年間見続けてきた50歳のおっさんに言わせるとね、
鈴木誠也は安心や安全を求めないと思うのです。
鈴木誠也は挑戦を楽しむ男。高い壁を見てヨダレをたらす男なのです。
ドジャース、レンジャース、ジャイアンツ、カブス、レッドソックス。
みな安心で安全。町の治安もよろしい。
そういう場所を誠也が望むか? 家族もいるからまずはそういう安全な場所からスタートするかもしれない。
だが私はここに予告する。
鈴木誠也が選択する球団はズバリ
フィラデルフィア=フィリーズであると。
フィラデルフィア
私はメジャーリーグに詳しくありません。
ただ1993年のフィリーズ旋風はよく覚えています。1988年の近鉄バファローズのようでした。毎日がミラクルな逆転勝利。
フィラデルフィアという都市はニューヨークとワシントンDCの中間にあるアメリカ第6の都市。ペンシルバニア州。治安がすこぶる悪いことでも定評があります。
どことなく東京都荒川区みたいじゃないですか。
私の中ではニューヨークがマイケル=ジャクソン、ロサンゼルスがトム=ハンクス、フィラデルフィアがブルース=スプリングスティーンというイメージです。
誠也に似合うのは挑戦とヤンチャ。ロックと言ってもよい。ブルース=スプリングスティーンやボブ=ディラン、映画ロッキーの世界なのですよ。
中日スポーツは誠也の争奪戦に参加するのは10球団以上になるだろうと予想していますが、その1番端っこで「すみっコぐらし」のようにフィリーズと書かれています。ソース
誠也に一番高い年俸を提示するのはビッグクラブでしょう。ヤンキースとかジャイアンツとか。
誠也は奥さんとまだ見ぬ子供たちのことも考えて、治安や生活環境を重視して所属球団を選択するかもしれない。
でも私は知っている。
鈴木誠也は挑戦を生きがいとしている男だってことを。
安心安全な環境を最優先しないような気がします。高額年俸もおそらく後回し。ヤツも大瀬良大地の残留会見を見て感じるものがあったはず。
その球団がフィリーズかどうかは私にはわからない。なんとなく下町っぽいからフィリーズと言ったまで。
1993年のリーグ優勝の時は1番センターにレニー=ダイクストラっていう性格悪そうな左バッターがいましてねえ。まんまカープの長嶋清幸なんですよ。憎たらしい感じでチャンスに強いバッターでした。
フィリーズのユニフォームは赤地のストライプ。暗黒時代のカープのユニに似ています。そういうとこもフィリーズが好きな要因。
誠也の奥さんも
「私たちのことに構わず、あなたの好きなように挑戦してください!」
とか言いそうなイメージです。勝手なイメージ。「私はこれがイイ、あれがイイ!」とか言わないイメージ。「あなたの人生なんだからあなたの好きになさい」と言ってくれそうなイメージです。テレビ見ててそう思います。知らんけどさ。
まあ普通にサンフランシスコ=ジャイアンツとかニューヨーク=メッツとかを選ぶかもしれませんが、私はなんとなく誠也があまり日本人が過去に成功していないチームを選ぶような気がします。
私には誠也が安易にボストンやヤンキースを選ぶとは思えません。それはラクな道だからです。
広い道と狭い道があったら狭い道を選ぶのが鈴木誠也だと私は見ています。